iPhone版のSTEINS;GATEをやった。おもろかった。
うろ覚えだけど、ピンドラは日常の大切さがひとつのテーマ的なことを幾原監督が言ってた。
シュタゲは、厨二病で誇大妄想の主人公が実際に陰謀に巻き込まれる過程で、若干まともになりつつ日常を取り戻す。大きい異常な話を脱して、小さいところへ落ち着く話。
今はそんなふうなのかなと思った。
トゥルーエンドに進むためには、ときどき送られてくるメールに適切な返信をしなきゃいけない。けど、どの返信がどんな結果に繋がるか、まず予想できない。攻略サイトを見ながらやった。攻略記事の存在か、総当たりがプレイの前提なんだろうか。もうちょっとちゃんとゲームにできそうに思うんだけど。
シャワーシーンの湯気が濃くてなんも見えず、他機種版はどうなのか検索したらやっぱり違った。アップルは厳しいからなあ。
PowerShot S95
S100が出て型落ちになり、そろそろ底値っぽかったのでS95購入。まだあんまりいじってない。やっぱり格上のカメラはちゃんとできてるなあ、という印象。
今まで使ってたのはFinePix F50fd。低感度での写りはいいんだけど、ISOオートは積極的に感度を上げてくるので使い物にならず、かといって自分でこまめに感度を変えるのも面倒くさいから200固定で撮ってた。
我慢できなかったのは手ブレ補正。照明の効いた夜の室内くらいの明るさで、絶対にブレる。この辺の速度で手ブレ補正機構がキックバックを起こすらしい。オフにした方がマシ。
それと、発色に独特の癖があるのがだんだん気になってきた。
S95買って問題が解消したうえに、いろいろ楽になった。標準域で撮ることが多いため、レンズ外周のリングでステップズームできるのがありがたい。前回の焦点距離で起動するから、35ミリのまま使い続けることもできる。露出補正も背面ダイヤルでいきなりできて便利。
AFエリアはセンター固定で使っている。F50fdも、その前に使っていたLumix DMC-FX7も、センターといっても測距エリアが広めで、思ったところにピントが合わないことがあった。S95はAFフレームサイズ小に設定しておけば、ちゃんとセンターに合う。
もともとウェブに上げるときはレタッチしてたから、ロウ現像も面倒はなく、むしろ歪曲収差のプロファイルがあったりで手間が省ける。
下はなんでもない試し撮り。クリックで拡大。小っこいカメラでこんだけ写れば立派。電線がフリンジ出てもにょもにょしてるけど。階調がのっぺりして立体感がないのはコンパクトの限界か。
赤がくどいが、現像時のプロファイルをニュートラルかアドビスタンダードにすればすっきりする。ロウ現像初めてだからいろいろいじってみないと。
出すものと出し方
小学校高学年のとき、ノートにマンガを描きはじめた。タイムボカンシリーズが好きで、ああいう動物メカを描きたかった。子どもがよくやる、ここからビームが出て、ここがドリルになっててとか、そういうやつ。設定画で終わらせず、話のなかで活躍させたかった。
メカは自分が考えたものだからいいけど、人間を描くのが難しい。だから主人公をカラスにした。しかもすごく簡略化したやつ。
表紙に「なんとかコミックス第1巻」とか書いて、表3に広告を描いたりして、友だちと先生に無理やり読ませた。
いまだになにかにつけこんな調子で、人間を描けるようになるなどのまっとうな努力をすっ飛ばして、手っ取り早くブロードキャストの体裁を整えようとする。根がコマーシャル(商業的)でチープ。アートの逆側。
このブログもそんなふうだったから、普通の日記にしようとしてるが、これはこれでどうも気持ち悪い書き方になってるなと。
個人的に付けてる日記のなかから、人に見せられるものをこっちにコピペすればいいやと思ったんだけど、なにを人に言ったほうがよくて、なにがよくないのか、なにかにつけてわからない。結局こっちは外向けに書いてる。
以前のブログの書き方は、ちゃらけてたから下手な文章にするには都合がよかった。
うまいこと言ってる文章は基本的に危ない。なにかをすっ飛ばしてる可能性がある。だからTumblrでもテキストのリブログが多い人はフォローしてない。
けど文章書いてると、ついうまいこと言いたくなってしまう。文体がちゃらけてれば格好よくはならないし、わざと下手な言い方にもしやすかった。文章はもともと下手なんだけど、キャッチーになるのを回避するとか、やたら上から目線で偉そうなのを多少なりともごまかすとか、そういうのがやりやすかった。
っていうか問題はスタイルよりも、意味があることを書こうとしていることと、なのにカラスしか描けないようなことなんだけど。
ゼルダ終わった
おもしろかった。88時間。
王道って感じで、厭な要素が少なく、そのぶん変なところがないのは残念、と思ったら、トワプリのときも同じこと書いてた。25周年を意識してなのか、今回はさらにアク抜きされてる。時のオカリナでキモかった黄金のスタルチュラに相当するのが「感謝の気持ち」なのは象徴的な気がする。大変おもしろかったんだけど、次は何か新しい要素がないとやらないかも。
辛口2周目ちょっとやってみたら、やっぱり冒頭のゼルダ(人物)の演出はあざといわ。スローモーション気味に振り返るところとか。同性に嫌われるタイプ。ショール脱ぐとことか造形含めていいんだけど。
「ほら、かわいいでしょ」って主張されると引くし、「名作なんですよ」って胸を張られても人ごとになるし。こちらから愛せる要素が欲しい。
前髪ぱっつん、エキゾチックな顔立ち、耳大きくて、Fairiesの下村実生がゼルダ似。
ジョジョリオンとか
荒木飛呂彦『ジョジョリオン』1巻。
ジョジョを読むようになったのはあとの方からで、最初からリアルタイムで読んでる人に対して引け目がある。「自分のジャンル」ではなく、横から覗かせてもらってるような。今回そんなこと気にせず引き込まれ、「うわーおもしろい!」と思いながら読んだ。
ミュージックマガジン立ち読み。年間ベスト。ラテン部門ベスト5のうち3枚がブラジル。マリーザ・モンチ、セウ・ジョルジ、カルカニョット。
マリーザ・モンチはクロスレビューでも取り上げられていた。デキはいいが新味がない的な評価で、点数もそれなり。ああ、やっぱりそうなのかと思った。確かに新譜聴いてる感が薄いのよ。新味が必要ない種類の音楽もあるが、マリーザ・モンチに安定されても困る。
昨日の続き
早速アップルストアから交換製品の用意ができたとメールがあった。通常1週間から10日だが、いつになるかは確約できないと言われていたのに、翌日に来てありがたい。のだが、5日以内に取りに来い、無理なら電話しろとメールは続く。さすがアップルは常識を越えてる。
マリーザ・モンチは買ったが、アドリアーナ・カルカニョット、マリア・ヒタ、セウ・ジョルジの新譜などを我慢している。
昔ほど音楽をちゃんと聴かなくなったので、どんどん買わずに、持ってるのをしっかり聴けばいいじゃんと。けど、買ってかないと水の流れが滞るような感じがある。あれもこれも聴いてわかることがある。
ウェブの日記は、買い物日記として始めた。ホームページ作るのが流行ったあと、みんなが特定のコンテンツ作ることから、楽な日記にシフトしだした。有名人でもないのに日記はないだろうと。でもやっぱ楽だし知人の日記は面白いので、じゃあ俺は買ったものについてだけ書こうと。レビューなら意味もあるし、お金払ったものについては言いたいこと言っていいだろうと。
その後そういう縛りはなくしたのに、お金がなくなると買い物ができず、書くことも減ってしまった。どんだけ消費に依存してるのかと。
何年か前に帰省したとき、コタツの上に置いたiPodを見て、母親がこれはなんだと訊いた。mp3どうのこうの言ってもわかるわけがないから、この中にCD何百枚ぶんも入ってるんだと説明する。ぽかんとしてるので「CDは知ってるやろ?」と言うと「なあん!」と言って怒った。レコードとテープで止まっていて、たぶんCD自体は見たことがあって知ってはいるが、名前と結びついていないのだろう。
うちの母は演歌の番組が好きで、録画してテープが劣化するほど繰り返し見ている。DVDレコーダーなら劣化しないと聞いて欲しいという。絶対使えないからやめとけと言った。
翌年帰省したらDVDレコーダーがあった。「使えてるの?」と訊くと「わーはっはっは」と笑う。「いや、使えてんの?」「わーはっはっは」。やっぱり使えないらしい。さらに翌年、使えるようになったらしい。
どんどん新譜を買ってかないと滞るとか言ってる俺より、テープ劣化するまで見てる母の方がちゃんとしたリスナーに思えるし、デジタル化の恩恵も受けてる感じがする。母親が好きな歌手は確かに上手いと思うから、耳も確かな感じがする。
交換したり買い替えたり買い替えられなかったり
だいぶ前からiPod(Classic第6世代80G)の電池がへたっているのを放置してた。よく考えたら帰省のとき使えないとつらいんだった。電池の交換に渋谷のジーニアスのとこへ。
在庫がなく1週間以上かかるとのこと。手続きを済ませて帰ろうとしたら、iPodを忘れてる的なことを言われた。預けていくんだと思ってたが、入荷したときに交換するらしい。在庫がないのは電池じゃなく本体か。
聞いてはいたけど、電池へたったら本体丸ごと交換って頭おかしいな。約3万のものが4800円で交換される。このコストは本体に上乗せされてるんだろうか。そうじゃなく、電池がへたる頃には不良在庫になってるからむしろ合理的なのか?
ヘッドホンも壊れたまま放置してた。10年くらい使ってたオーディオテクニカATH-AD7。マリーザ・モンチの新譜をちゃんと聴きたいのでなんとかしたい。
修理すると1万円くらいかかるっぽい。後継機ATH-AD700を価格コムで調べると最安が1万200円。アマゾンもほぼ同額だったので購入。写真では黒・銀に見えるが、メッシュの部分が赤紫のメタリック、他が銅色で虫っぽい。
ヘッドバンドの調整がいらず、軽く頭に乗っかる装着感が気に入っている。音の良し悪しは比較対象がないのでわからないが、この価格帯では評判いいっぽい。低音不足で高音寄りだそうで、聴くのがブラジル音楽メインだからか不満を感じたことはない。
まともなスピーカーはお値段が張るし、ヘッドホンは1万円台がコストパフォーマンス高いらしいから、安くいい音聴けて悪くない出費と思いたい。
iMacのヘッドホン端子は背面にあって、スピーカーを繋いでる。差し替えるのが面倒くさい。
iPodのドックをCDレシーバーに繋いでいたけど、CDレシーバーがまた壊れている。買い替えるご予算なし。ドックをMacに繋ぎ替えてiPodにヘッドホン刺せば、電池へたってる今も使えていろいろ解決。
マリーザ・モンチもいいんだけど、いまいちピンと来てなかったアントニオ・ロウレイロがヘッドホンで聴くとピンと来た。なんかここで全曲ダウンロードできちゃって、違法じゃないと思うんだけどどうなってるのかな。CDは普通の値段で売ってるのに。
CDレシーバーといえば、こないだヨドバシで気になってカタログもらってきたDENON RCD-N7。上にドックが付いてて、AirPlay対応で、iPhoneアプリのリモコンが用意されてて、白。魅力的。なんだけど、ここまで徹底してると、歴史あるオーディオメーカーがアップルの周辺機器作ってるようで少し複雑。