トレーラーを観た感想が、「絵がキマリ過ぎてて、なんかのパロディみたいだな」だったので期待薄でありつつ、国産ゴジラはやっぱり観たいし、観るなら大きい方がいいしで劇場へ。
観てみると案外違和感は少なかった。ただ、ここで描かれている戦後日本の情景と心情はリアルに思えなかった。パラレルワールドの日本。主人公のキャラはわかったが感情移入はできない。特撮は良かった。ゴジラ討伐の方策がヤシオリ作戦よりまともだった。全体に、まあまあ。
バス釣りのもやもやとアンタレスDC MD
最近ザリガニとアカピッピミシミシガメに関する法律が変わって迂闊に扱えなくなったんだけど、捕ってその場で逃がすのは違法じゃないのね。プラマイゼロだし。バスも一緒で、地域によるんだけど、大阪では釣ってその場で逃がしていいことになってる。
けどもさ。良くないよね。ホントは。そんで前提としてバス釣りをやるということは、外来魚にたくさんいてほしいわけじゃん。自分で違法放流とかしなくても、気持ちのうえではそっち側。いい趣味じゃないと思う。だからツイッターとかブログとかで釣りの話をするのはやめようと思うんだけど、頭の中は釣りのことでいっぱい。だもんで、最後の1回書きます。書きたくてしょうがない。
今までベイトリールは30年前に上州屋で2万4000円で買ったシマノ カルカッタを使ってた。カルカッタ コンクエストじゃなくて、ただのカルカッタ。なんせ昔のことだから細かい理由は忘れたけど、これが出たとき、「ああ、とうとう日本のリールはスウェーデンのアブに勝ったな」と思った。そんで買った。
デザインも今のカルコンよりシンプルで好きで、これで戦えると思ってた。オールドアブを使い続けてる人もいるし。だが飛ばない。久しぶりの釣りでキャストの仕方も忘れてるが、それをさておいても飛ばない。スピニングリール(2万円くらいのシマノ 19 ストラディック 2500S)だと1/4ozくらいのルアーがぴゅーんと飛んでいくが、カルカッタだと5/8ozのプラグが全然飛ばない。スピニングは糸をほどくだけだけど、ベイトはスプールが回る。といってもベアリングが入ってるんだし、リールの基本構造なんて今も昔も変わらん、昔のリールでもいけるだろうと思ってた。が、5chで訊いてみると、今の1.5万のリールに負けるかもしれんとか言われた。そうか、そうなのか。
んじゃもう買うよ。買えばいいんでしょ。最新のを。最高のを。7万円のを。というわけで手もとにあるのがシマノ 23 アンタレス DC MD HG LEFTです。ちなんどくとダイワのフラッグシップだとスマホアプリ連携とか付いて10万以上するのな。
これで飛ばなきゃあんた、どうすんのよと思ったけど飛びますわ。独特の音をたててひゅーんと飛びますわ。これでこそキャストというもんだ。
前々から疑問だったメカニカルブレーキ。バックラッシュを防ぐために使うルアーの重量に合わせて締めるのが基本だったんだけど、そんなことしたらスプールの回転が悪くなる。アンタレスではメカニカルブレーキは基本いじらないことになってる。スプールがぐらつかない程度に締めたらそこまで。こうでなきゃでしょ。そんでブレーキはDC(デジタルコントロール)に任せる。DCブレーキは強めに調整するとサミングなしでもバックラッシュしない。超優秀。カルカッタの遠心ブレーキと大違い。
トップウォーターメインなので、利き腕でロッドを持てる左ハンドルを選んだ。ロープロファイルのパーミングボディーと合わせて大変使いやすい。
道具は揃った。これで半分終わったようなもんだ。揃えるのが楽しかった。あとは揃えた道具の正しさを実感するために釣りに行くだけ。
iMac 24-inch, M1, 2021
次期OSはインテルMacに非対応らしい。OSが変わってから機種変すると移行がめんどくさそうなので、今のうちに新しいのを買った。おかげで移行アシスタントを使った引っ越しは難なく終わった。
前のMacは、その前のMacのハードディスクがクラッシュして、AppleシリコンMacが出始めてるのに不本意なタイミングで買い替えとなった関係で、2年半しか使ってない。今回もM2 iMacを待ちたかった。
メモリを16MB、SSDを1TBにしたら28万6800円になった。前のMacは16MB/1TBフュージョンドライブで15万くらいだったのに、倍近くする。
さすがにスピードは比べものにならず、起動して常用するアプリ10個を立ち上げるのが一瞬で終わる。
緑色でかわいいのだが、デュアルモニターにしてて、外部モニターをメインにし、せっかくカラーコーディネートされたキーボードは使わず、黒の東プレを使ってるので、机の上はオシャレげにならない。ソフトのハイライト色まで緑になるのは感心した。
バルサ50 セラフ
もともと釣りをしていた中高生の頃に通っていた隣駅の釣具店に40年ぶりくらいに行ってみたら、うれしいことに営業を続けていた。最新のルアーと一緒にバルサ50シリーズも売っていた。デッドストックである。そこで初めてセラフを見た。なんだこれ。
家に帰って調べた。バルサ50は名前どおりバルサでできているのだけど、私が釣具屋通いをやめているあいだに、プラスチック製のセラフというシリーズを出していたらしい。プラスチック製だから動きが悪いとかはないようだ。バルサにはバルサの味があるが、塗装が割れてきたりする。プラスチック製の方が安心して使える。バルサ製より安いし。というわけで、翌日改めて店に行って2個買ってきた。ポッパーのポップスウィンガー・セラフと、ペンシルベイトのビッグラッシュスケーター・セラフ。どちらもプラスチック製らしく下側が透けているカラーを選んだ。
ポップスウィンガーはあまり見ないかたちをしている。後ろ側に目が付いている。説明書きには後に重心があるようなことを書いてあったが水平に浮く。なのに首は振る。
ビッグラッシュスケーターはバルサ製を持っている。んで塗装にヒビが入っている。なので選手交代。上手く使えば多彩な動きができるのだが、使いこなしが難しい。昔は使えてたのだが、要、修練。
腹具合とドグマチール
2010年、当時務めてた職場の影響で心療内科に通うようになった。務めていたのは1年ほどで、それから十数年経っているのにまだ薬を飲み続ける必要がある。一度病むと癒えない。
こないだ上司と口論になった。それ以来、上司のアタリがきつくなった。なにをしても怒られる。怒られるには理由があり、要するに俺が悪いのだが、理由はともかくなにをしても否定されるのはこたえる。一番言われるのが「要領が悪い」ということだが、これはすぐには直せない。
仕事をしていないときも焦燥感のようなものがある。そのうち腹を壊した。これはもう心因性だろう。
先週の月曜日、これを書いているのが金曜の夜なので2週間弱前、「1週間下痢が続くので病院行ってきます」と電話をして会社を休み、心療内科へ行った。事情を説明すると、じゃあ胃腸の薬を追加しましょうと言って、スルピリドという薬を出してくれた。検索してみると別名ドグマチール。聞いたことがある。名前からして向精神薬だ。もともとは胃薬として開発され、十二指腸潰瘍の治療にも使われるらしいから、胃腸の薬ではある。が、精神を落ち着かせて、腹具合を治すのが主目的だろう。処方された翌日は腹具合が良く、おお医学の勝利と思ったが、その翌日にはもとの下痢腹に戻り。
休んで病院に行ったことには、薬より大きい効果があった。なにか察したのだろう、上司のアタリが柔らかくなった。つまり、不調の原因がなくなったのだ。
なのに、腹具合はこの調子。一度病むと癒えない。
2軍ルアー(改訂版)
もうなんちゅうか自分用メモ。
詰め込んでるので下敷きになってるルアーは見えない。
左上から下へ
■バンダイ グランダー武蔵 キングオルカイザー
ペンシルベイト。昔、バンダイは釣具を売っていたことがある。針の付いたルアーをオモチャ屋で売るのはなかなかチャレンジングだった。
■バグリー 007ジュニア
ペンシルベイト。シングルスイッシャー版も出ていた。
■バグリー ポップンB2
ポッパーでシングルスイッシャー。青銀。
■バグリー ラットフィンク
ダブルスイッシャー。シングルスイッシャー版の方が流通量は多いようだが、どちらにしろ首は振らない。白パール。
■ティムコ バスマニア ブービー50
シングルスイッシャー。首を振る。黄色に緑の変な柄。
■ケンクラフト T.T.F パニック
後部に二重反転プロペラを持つシングルスイッシャーのようなダブルスイッシャー。首は振らない。T.T.Fはタイニー・トップ・ファクトリーの略。白にひび割れ柄。
■ヘドン ビッグバド
もともとはバドワイザーの景品だった。クランクベイトっぽいがあまり潜らず、水面で尻のブレードがガシャガシャと音をたてる。最近はウェイクベイトとか言うらしい。意外だが釣れることで定評がある。
■ヘドン フラップテールジュニア
リバーラントスプークのようなボディーでリップがなく、尻にブレードが付いている。オールドルアーを80年代にスミスが別注で復刻したもの。元祖フカベイト?
■ヘドン タイガー
ミノー。ヘドンはライブリータイプと呼んでいた。オレンジと黒のシマシマ虎模様。バスルアーらしいまるまっちいフォルムが好き。3/8オンスあるのでベイトタックルでも投げられる。
■ゴールデンアイ マーベリック
ミノー。緑色。これもタイガー同様バスプラグっぽくていい。泳いでる姿が一番本物の魚っぽい。
■スミスウィック ラトリンログARB1200
ミノー。赤金のクラウンというカラー。ジャークベイトの代表格。
■ストーム スィンフィン スーパーシャイナーミノー
ミノー。金銀ピカピカ。このピカピカがヒラ打ちすると、いかにも魚っぽく見える。
■ラパラ オリジナルフローター9cm
ミノー。青いの。ルアーの中のルアーという感じがする。かわいい。
中段
■レーベル ポップR
ポッパー。バスプロ、ゼル・ローランドモデル。ディープのバスを表層に呼ぶと言われ、かつて一世を風靡した。なるほど音がいい。
■ダイリツ イエローマジック
ティファのマイケルを意識したと思われるポッパー。低価格路線で100万個以上を売り上げたが、メーカーは倒産。他社で作り続けられた。イエローなのに星条旗カラー。
■? ?
黒い毛玉の中にヘッドのかたちが違う2個のラバージグが入っている。フットボールタイプと、アーキーヘッドタイプ。メーカーとか忘れた。
■ウォーターランド スピンソニック 10g
テールスピンジグ。とにかく釣れるらしい。
■ダイワ デカピーナッツII SSR ブレードチューン
サーフェイスクランクのお腹にブレード、尻にプロペラが付いて、フックはバーブレスのダブル。そんでもって青・黒・赤のカラー名が「D伯爵」。ネコ目でキバが描いてある。わけがわからない。
■シマノ フライダイバー
ゲンゴロウのようなフォルムで、研ぎ出し模様のシャロークランク。リップがほぼ直角なので潜らないかと思いきや、浮力が非常に弱く、表層で、もさもさ泳ぐ。ジャークするのが正解か。シマノが一時期出していた、発泡プラスチック製エクストリームシリーズのひとつ。
■コットンコーデル ビッグO
クランクベイトの元祖的存在。茶色いの。
■バグリー バルサB
緑色のクランクベイト。バグリーのルアーはどれも塗装がきれいでかわいい。
■バンダイ グランダー武蔵 スケルトンG
骨骨しいクランクベイト。黄色。
■ストーム スィンフィン ホッテントット
中学の頃(45年前)メジャーだったディープクランク。おもしろい動きをする。ラスタカラー。
■スミス ハスティー3
潜行深度別にシステム化されたクランクベイト。4まであって、3は3メートルくらい潜る。黄色に蛍光オレンジ。
■スミス ウィンドシャッティー2
これもシステムディープのシャッド。と言っても1と2しかない。重心移動を搭載。白に蛍光オレンジ。
■レーベル ブラックスター
透明ボディーに黒いラトルボールが入ったディープダイバー。
右段
■ヘドン ブラッシュポッパー
バズベイト。ゲイラカイトのようなかたち。フラスカートが腐蝕してなくなってしまったので、シリコンスカートを付けている。
■スタンレー バイブラシャフト
昔はスピナーベイトと言えばこれだった。これもスカートを変更している。
■ノリーズ クリスタルS 1/2oz
今はスピナーベイトと言えばこれのようで、新しく購入した。
■ノリーズ ボルケーノグリッパー 1/2oz
バズベイト。
■レザーマンツールとか
万一釣れたときにフックを外すペンチ、メジャーなど。
■ヘドン スーパーソニック
バイブレーション。黄色いの。熱帯魚のような見た目が好きだ。
■ホッパーストッパー バイユーブギ
元祖バイブレーションの血を引く。緑色。
■ラパラ ラトリンラップ
バイブレーション。白とオレンジのシマシマ。名前どおりラトルがじゃらじゃら入っている。
■バンダイ グランダー武蔵 ブラッディローズ
バイブレーション。蛍光イエローにバラ模様。
■スナッグプルーフ トーナメントポッパー
軟質プラスチックでできており、普段はフックがボディーにくっついていて障害物に引っかからないけど、魚が食いつくとボディーがひしゃげてフッキングする構造の元祖、スナッグプルーフ。だが、外観が真面目にやってる感じがしない。死にかけ人形とかその類に見える。
■ブーヤー パッドクラッシャー
2012年ゲーム・アンド・フィシュ・スポーツマン誌リーダーズチョイス賞を受賞したフロッグ。いい感じに水しぶきを上げる。
1軍ルアー(改訂版)
左上から
■ヘドン ラッキー13
ダータータイプのポッパー。水面でポップ音をたてて魚を誘う。100周年記念だかの復刻版ウッドモデル。塗装にヒビが入っている。予備にプラスチック製のも抑えてある。
■ヘドン ポップンイメージ
ポッパー。比較的最近のヘドン。首を振らせやすい。
■ヘドン オリジナルザラスプーク
水面を左右にスライドする、ペンシルベイトの基本。一番好きなルアー。
■ヘドン スピッティンイメージ
ペンシルベイト。これも最近のヘドン。いかにも逃げ惑うシャッドという動き。
■ヘドン ザラゴッサジュニア
ペンシルベイト。復刻版ウッド。やや潜り気味にアクションする。
■ヘドン SOSウンデッドミノー
前後のプロペラで魚を誘うダブルスイッシャー。復刻版ウッド。弱ってる魚を模しているので横倒しに浮くが、バスにそんなことがわかるのか。
■フレッドアーボガスト ジッターバグ
ノイジータイプ。引くと水面を歩くように進み、ポコポコと音を出す。
■ヘドン クレイジークローラー
ノイジータイプ。クロールで泳ぐ。蝉を模したと思われるカラーリングが謎。
■フレッドアーボガスト フラポッパー
ポッパー。フォルムが好き。口が大きくポップ音を出しやすい。
■メガバス ポップマックス
ポッパー。最近のルアーだけあって、考えすぎるほど考えた設計は、なるほどと思わせるアクションを生む。干物のようにリアルな外観だがかっこよさがある。
右段
■ルーハージェンセン バスオレノ
ダータータイプのポッパー。引くと浅く潜り、独特の不規則な動きをする。好きなのはポッパーとして使ったとき。これまた独特の身悶えするようなアクションをしながらポップ音を出す。
■ルーハージェンセン ニップアイディディー
ダブルスイッシャー。古いルアーなのに箱出しでスムーズに回るプロペラが付いている。スイッシャー1個だけ選べと言われたらこれ。
■スミス ハトリーズ ベイシングスパロー
ダブルスイッシャー。トゥイッチで騒がせるのが得意。もちろんただ巻きもいける。
■スミス ハトリーズ スパンキーサム
後にだけプロペラがあるシングルスイッシャー。ダブルと違って首を振る。
■スミス ハトリーズ クロコダイル
ペンシルベイト。テーブルターン風にスライド。スプラッシュも上げる。
■ザウルス バルサ50 ビッグラッシュスケーター・セラフ
ペンシルベイト。スライド幅が広い。
■ザウルス バルサ50 ポップスウィンガー・セラフ
ポッパー。水平に浮くのにきれいに首を振る。
■メガバス ジャイアントドッグX
ペンシルベイト。スライド時にヒラ打ちする。
■ラッキークラフト サミー115
ペンシルベイト。垂直に近い角度で浮くにもかかわらず、スライドする。