バス釣りのもやもやとアンタレスDC MD

 最近ザリガニとアカピッピミシミシガメに関する法律が変わって迂闊に扱えなくなったんだけど、捕ってその場で逃がすのは違法じゃないのね。プラマイゼロだし。バスも一緒で、地域によるんだけど、大阪では釣ってその場で逃がしていいことになってる。
 けどもさ。良くないよね。ホントは。そんで前提としてバス釣りをやるということは、外来魚にたくさんいてほしいわけじゃん。自分で違法放流とかしなくても、気持ちのうえではそっち側。いい趣味じゃないと思う。だからツイッターとかブログとかで釣りの話をするのはやめようと思うんだけど、頭の中は釣りのことでいっぱい。だもんで、最後の1回書きます。書きたくてしょうがない。
 
 今までベイトリールは30年前に上州屋で2万4000円で買ったシマノ カルカッタを使ってた。カルカッタ コンクエストじゃなくて、ただのカルカッタ。なんせ昔のことだから細かい理由は忘れたけど、これが出たとき、「ああ、とうとう日本のリールはスウェーデンのアブに勝ったな」と思った。そんで買った。
 デザインも今のカルコンよりシンプルで好きで、これで戦えると思ってた。オールドアブを使い続けてる人もいるし。だが飛ばない。久しぶりの釣りでキャストの仕方も忘れてるが、それをさておいても飛ばない。スピニングリール(2万円くらいのシマノ 19 ストラディック 2500S)だと1/4ozくらいのルアーがぴゅーんと飛んでいくが、カルカッタだと5/8ozのプラグが全然飛ばない。スピニングは糸をほどくだけだけど、ベイトはスプールが回る。といってもベアリングが入ってるんだし、リールの基本構造なんて今も昔も変わらん、昔のリールでもいけるだろうと思ってた。が、5chで訊いてみると、今の1.5万のリールに負けるかもしれんとか言われた。そうか、そうなのか。
 んじゃもう買うよ。買えばいいんでしょ。最新のを。最高のを。7万円のを。というわけで手もとにあるのがシマノ 23 アンタレス DC MD HG LEFTです。ちなんどくとダイワのフラッグシップだとスマホアプリ連携とか付いて10万以上するのな。
 これで飛ばなきゃあんた、どうすんのよと思ったけど飛びますわ。独特の音をたててひゅーんと飛びますわ。これでこそキャストというもんだ。
 前々から疑問だったメカニカルブレーキ。バックラッシュを防ぐために使うルアーの重量に合わせて締めるのが基本だったんだけど、そんなことしたらスプールの回転が悪くなる。アンタレスではメカニカルブレーキは基本いじらないことになってる。スプールがぐらつかない程度に締めたらそこまで。こうでなきゃでしょ。そんでブレーキはDC(デジタルコントロール)に任せる。DCブレーキは強めに調整するとサミングなしでもバックラッシュしない。超優秀。カルカッタの遠心ブレーキと大違い。
 トップウォーターメインなので、利き腕でロッドを持てる左ハンドルを選んだ。ロープロファイルのパーミングボディーと合わせて大変使いやすい。
 道具は揃った。これで半分終わったようなもんだ。揃えるのが楽しかった。あとは揃えた道具の正しさを実感するために釣りに行くだけ。

バルサ50 セラフ

Balsa50 Seraph
 もともと釣りをしていた中高生の頃に通っていた隣駅の釣具店に40年ぶりくらいに行ってみたら、うれしいことに営業を続けていた。最新のルアーと一緒にバルサ50シリーズも売っていた。デッドストックである。そこで初めてセラフを見た。なんだこれ。
 家に帰って調べた。バルサ50は名前どおりバルサでできているのだけど、私が釣具屋通いをやめているあいだに、プラスチック製のセラフというシリーズを出していたらしい。プラスチック製だから動きが悪いとかはないようだ。バルサにはバルサの味があるが、塗装が割れてきたりする。プラスチック製の方が安心して使える。バルサ製より安いし。というわけで、翌日改めて店に行って2個買ってきた。ポッパーのポップスウィンガー・セラフと、ペンシルベイトのビッグラッシュスケーター・セラフ。どちらもプラスチック製らしく下側が透けているカラーを選んだ。
 ポップスウィンガーはあまり見ないかたちをしている。後ろ側に目が付いている。説明書きには後に重心があるようなことを書いてあったが水平に浮く。なのに首は振る。
 ビッグラッシュスケーターはバルサ製を持っている。んで塗装にヒビが入っている。なので選手交代。上手く使えば多彩な動きができるのだが、使いこなしが難しい。昔は使えてたのだが、要、修練。

2軍ルアー(改訂版)

Lures
 もうなんちゅうか自分用メモ。
 詰め込んでるので下敷きになってるルアーは見えない。
 左上から下へ
 
■バンダイ グランダー武蔵 キングオルカイザー
 ペンシルベイト。昔、バンダイは釣具を売っていたことがある。針の付いたルアーをオモチャ屋で売るのはなかなかチャレンジングだった。
 
■バグリー 007ジュニア
 ペンシルベイト。シングルスイッシャー版も出ていた。
 
■バグリー ポップンB2
 ポッパーでシングルスイッシャー。青銀。
  
■バグリー ラットフィンク
 ダブルスイッシャー。シングルスイッシャー版の方が流通量は多いようだが、どちらにしろ首は振らない。白パール。
 
■ティムコ バスマニア ブービー50
 シングルスイッシャー。首を振る。黄色に緑の変な柄。
 
■ケンクラフト T.T.F パニック
 後部に二重反転プロペラを持つシングルスイッシャーのようなダブルスイッシャー。首は振らない。T.T.Fはタイニー・トップ・ファクトリーの略。白にひび割れ柄。
 
■ヘドン ビッグバド
 もともとはバドワイザーの景品だった。クランクベイトっぽいがあまり潜らず、水面で尻のブレードがガシャガシャと音をたてる。最近はウェイクベイトとか言うらしい。意外だが釣れることで定評がある。
 
■ヘドン フラップテールジュニア
 リバーラントスプークのようなボディーでリップがなく、尻にブレードが付いている。オールドルアーを80年代にスミスが別注で復刻したもの。元祖フカベイト?
 
■ヘドン タイガー
 ミノー。ヘドンはライブリータイプと呼んでいた。オレンジと黒のシマシマ虎模様。バスルアーらしいまるまっちいフォルムが好き。3/8オンスあるのでベイトタックルでも投げられる。
 
■ゴールデンアイ マーベリック
 ミノー。緑色。これもタイガー同様バスプラグっぽくていい。泳いでる姿が一番本物の魚っぽい。
 
■スミスウィック ラトリンログARB1200
 ミノー。赤金のクラウンというカラー。ジャークベイトの代表格。
 
■ストーム スィンフィン スーパーシャイナーミノー
 ミノー。金銀ピカピカ。このピカピカがヒラ打ちすると、いかにも魚っぽく見える。
 
■ラパラ オリジナルフローター9cm
 ミノー。青いの。ルアーの中のルアーという感じがする。かわいい。
 
中段
 
■レーベル ポップR
 ポッパー。バスプロ、ゼル・ローランドモデル。ディープのバスを表層に呼ぶと言われ、かつて一世を風靡した。なるほど音がいい。
 
■ダイリツ イエローマジック
 ティファのマイケルを意識したと思われるポッパー。低価格路線で100万個以上を売り上げたが、メーカーは倒産。他社で作り続けられた。イエローなのに星条旗カラー。
 
■? ?
 黒い毛玉の中にヘッドのかたちが違う2個のラバージグが入っている。フットボールタイプと、アーキーヘッドタイプ。メーカーとか忘れた。
 
■ウォーターランド スピンソニック 10g
 テールスピンジグ。とにかく釣れるらしい。
 
■ダイワ デカピーナッツII SSR ブレードチューン
 サーフェイスクランクのお腹にブレード、尻にプロペラが付いて、フックはバーブレスのダブル。そんでもって青・黒・赤のカラー名が「D伯爵」。ネコ目でキバが描いてある。わけがわからない。
 
■シマノ フライダイバー
 ゲンゴロウのようなフォルムで、研ぎ出し模様のシャロークランク。リップがほぼ直角なので潜らないかと思いきや、浮力が非常に弱く、表層で、もさもさ泳ぐ。ジャークするのが正解か。シマノが一時期出していた、発泡プラスチック製エクストリームシリーズのひとつ。
 
■コットンコーデル ビッグO
 クランクベイトの元祖的存在。茶色いの。
  
■バグリー バルサB
 緑色のクランクベイト。バグリーのルアーはどれも塗装がきれいでかわいい。
 
■バンダイ グランダー武蔵 スケルトンG
 骨骨しいクランクベイト。黄色。
 
■ストーム ラトルトット
 中学の頃(45年前)メジャーだったディープクランク、ホッテントットのラトル入りバージョン。おもしろい動きをする。ラスタカラー。
 
■スミス ハスティー3
 潜行深度別にシステム化されたクランクベイト。4まであって、3は3メートルくらい潜る。黄色に蛍光オレンジ。
 
■スミス ウィンドシャッティー2
 これもシステムディープのシャッド。と言っても1と2しかない。重心移動を搭載。白に蛍光オレンジ。
 
■レーベル ブラックスター
 透明ボディーに黒いラトルボールが入ったディープダイバー。
 
 右段
 
■ヘドン ブラッシュポッパー
 バズベイト。ゲイラカイトのようなかたち。フラスカートが腐蝕してなくなってしまったので、シリコンスカートを付けている。
 
■スタンレー バイブラシャフト
 昔はスピナーベイトと言えばこれだった。これもスカートを変更している。
 
■ノリーズ クリスタルS 1/2oz
 今はスピナーベイトと言えばこれのようで、新しく購入した。
 
■ノリーズ ボルケーノグリッパー 1/2oz
 バズベイト。
 
■レザーマンツールとか
 万一釣れたときにフックを外すペンチ、メジャーなど。
 
■ヘドン スーパーソニック
 バイブレーション。黄色いの。熱帯魚のような見た目が好きだ。
 
■ホッパーストッパー バイユーブギ
 元祖バイブレーションの血を引く。緑色。
 
■ラパラ ラトリンラップ
 バイブレーション。白とオレンジのシマシマ。名前どおりラトルがじゃらじゃら入っている。
 
■バンダイ グランダー武蔵 ブラッディローズ
 バイブレーション。蛍光イエローにバラ模様。
 
■スナッグプルーフ トーナメントポッパー
 軟質プラスチックでできており、普段はフックがボディーにくっついていて障害物に引っかからないけど、魚が食いつくとボディーがひしゃげてフッキングする構造の元祖、スナッグプルーフ。だが、外観が真面目にやってる感じがしない。死にかけ人形とかその類に見える。
 
■ブーヤー パッドクラッシャー
 2012年ゲーム・アンド・フィシュ・スポーツマン誌リーダーズチョイス賞を受賞したフロッグ。いい感じに水しぶきを上げる。

1軍ルアー(改訂版)

Lures
 左上から
 
■ヘドン ラッキー13
 ダータータイプのポッパー。水面でポップ音をたてて魚を誘う。100周年記念だかの復刻版ウッドモデル。塗装にヒビが入っている。予備にプラスチック製のも抑えてある。
 
■ヘドン ポップンイメージ
 ポッパー。比較的最近のヘドン。首を振らせやすい。
 
■ヘドン オリジナルザラスプーク
 水面を左右にスライドする、ペンシルベイトの基本。一番好きなルアー。
 
■ヘドン スピッティンイメージ
 ペンシルベイト。これも最近のヘドン。いかにも逃げ惑うシャッドという動き。
 
■ヘドン ザラゴッサジュニア
 ペンシルベイト。復刻版ウッド。やや潜り気味にアクションする。
 
■ヘドン SOSウンデッドミノー
 前後のプロペラで魚を誘うダブルスイッシャー。復刻版ウッド。弱ってる魚を模しているので横倒しに浮くが、バスにそんなことがわかるのか。
 
■フレッドアーボガスト ジッターバグ
 ノイジータイプ。引くと水面を歩くように進み、ポコポコと音を出す。
 
■ヘドン クレイジークローラー
 ノイジータイプ。クロールで泳ぐ。蝉を模したと思われるカラーリングが謎。
 
■フレッドアーボガスト フラポッパー
 ポッパー。フォルムが好き。口が大きくポップ音を出しやすい。
 
■メガバス ポップマックス
 ポッパー。最近のルアーだけあって、考えすぎるほど考えた設計は、なるほどと思わせるアクションを生む。干物のようにリアルな外観だがかっこよさがある。
 
右段
 
■ルーハージェンセン バスオレノ
 ダータータイプのポッパー。引くと浅く潜り、独特の不規則な動きをする。好きなのはポッパーとして使ったとき。これまた独特の身悶えするようなアクションをしながらポップ音を出す。
 
■ルーハージェンセン ニップアイディディー
 ダブルスイッシャー。古いルアーなのに箱出しでスムーズに回るプロペラが付いている。スイッシャー1個だけ選べと言われたらこれ。
 
■スミス ハトリーズ ベイシングスパロー
 ダブルスイッシャー。トゥイッチで騒がせるのが得意。もちろんただ巻きもいける。
 
■スミス ハトリーズ スパンキーサム
 後にだけプロペラがあるシングルスイッシャー。ダブルと違って首を振る。
 
■スミス ハトリーズ クロコダイル
 ペンシルベイト。テーブルターン風にスライド。スプラッシュも上げる。
 
■ザウルス バルサ50 ビッグラッシュスケーター・セラフ
 ペンシルベイト。スライド幅が広い。
 
■ザウルス バルサ50 ポップスウィンガー・セラフ
 ポッパー。水平に浮くのにきれいに首を振る。
 
■メガバス ジャイアントドッグX
 ペンシルベイト。スライド時にヒラ打ちする。
 
■ラッキークラフト サミー115
 ペンシルベイト。垂直に近い角度で浮くにもかかわらず、スライドする。

スミス スーパーストライク クラシック G0-102


 中高生のとき使っていたバスロッド。こんな特性。トップウォーター用スローテーパー。飛距離が欲しいオカッパリにありがたい6.6フィート。美しい半透明ワインレッドのブランクス。この竿はかなり気に入っていた。だが自転車に積んでいて、ギアに巻き込んで折ってしまった。で、買い直した。中高生には高いものだが貯金を崩して買ったのだろう。その後高校卒業の頃、バス釣りはもうやらないよということで友人に売った。
 のだが、釣りへの未練は残った。釣具屋へ通い、ちびちびルアーを買い戻したりしてた。そしたら当時の彼女が俺好みのフェンウィックのロッドをプレゼントしてくれた。これもかなりいいロッドなのだが6.5フィート(約2メートル)の1ピースなので、移動時つらい。その点GO-102は2ピースなので問題がなかった。あの竿があればなあと思う。
 中古で売ってたりするのかなと検索してみたら、なんとまだ新品で売っていた。昔と違うのは、名前がスーパーストライカーからスーパーストライクになり、“クラシック”と付いていることと、グリップが変わったことくらい。
 最近、調べたらうちの近くで釣りができることが発覚。3本目のGO-102を購入した。30年くらいバス釣りをしてないが、昔のルアーはある。リールは初期のカルカッタがある。ちょっとこれで遊ぼうかと思う。

レーザーガン 排莢式 トイガン ルガーP08

 はい、またルガーです。グリップセイフティー(機能しない)が付いてるとこなんかはP04風味。
 中国製のトイガンがおもしろいことになってて、ナーフ系がいろいろ出てるようだ。今回買ったのは実銃をリアルに模したレーザーガン。お値段9100円。レーザーガンとしてちゃんと遊ぶには対応したターゲットを買わねばならず、そっちにはあんまり興味ない。興味あるのはトリガーを引くだけで排莢アクションが楽しめることだ。ちゃんとショートリコイルし、ホールドオープンもする。
 指の力だけで排莢となるとトリガーの重さが気になるが、まあまあ軽く動く。ただ、何かしら反動がある「ブローバック」ではないので、トリガーに合わせてトグルがぴょこぴょこ動き、アルミ製のカートが真上に飛び出るのは、当然迫力などとは無縁で、コミカルですらある。
 銃身とアッパーレシーバーと呼んでいいのか、トグルを含む上部は金属でできている。マガジンも金属製のうえウェイトが入っており、全体にずっしりしていて質感もいい。外観はちょっと横に太く、ところどころおかしいが、全体的に悪くない。というか、ここまでやったんなら、もうちょっとだけ頑張ってよという気がする。せめてセイフティーのネジだけでもなんとかならなかったのか。
 詳しくはこちらの動画を。と、また人まかせだが、この動画見て買ったので。
 上の写真はアマゾンにリンクしているが、購入するなら中国から送ってくるので時間がかかることは覚悟してほしい。俺の場合、届くはずの日に届かず、アマゾンに問い合わせて送り直してもらったので2重に遅かった。外箱もひしゃげてたし。あと、レーザーガンとして使う場合はサイトの上下がまるで合わないので注意。

マルシン ルガーP-08 ダミーカートモデル


 弾も出なけりゃ発火もしない。その代わり実銃と同じ構造で金属製。エアガンはお座敷ではパワーが強すぎて持て余す。発火式モデルガンも近所に気を遣う。だからもうこれでいいんですよ。ただずっしり重く冷たい金属の質感と、動作の感触を味わう。タナカのガスガンとは剛性感が比べものにならない。弾が5発しか付いてないのは、けちんぼだと思った。