さんりようこ『ひとには、言えない。』

ひとには、言えない。 (5) (ぶんか社コミックス) ’05年に3巻が出たっきりなので終わったのかと思ってたら、7年後の去年に4巻、今年最終巻が出てた。
 
 恋愛に興味はないがセックスには人一倍興味があって妄想ばっかりしてる処女、から始まって、なんやかんや体験して、きっちりオチが付いた。
 基本ほのぼの下ネタ4コマだけど、途中シリアスな展開があったりもして、全体通していいドラマだった。

テレビ

 キョウリュウジャー、とにかくテンポがいい。
 ウィザードはどのキャラも、どっちかっていうとヤな感じのクセがあってなんだか。
 ドキプリ。俺はまこぴーが好きすぎる。エンディングは曲も踊りもいい。
 アキバレンジャー シーズン痛。特オタしかついてけない内容に。
 ヤマト2199、意外とキャラに違和感ない。メカの動きが単調なのはなんとかならないのかな。原田真琴ってあざといキャラが、ボブ巨乳看護婦とか対俺決戦兵器な仕様でまんまとやられた。ウィザードのコヨミの中の人は奥仲麻琴であり、日曜は3人の良いまことが出てくる。
 みんな!エスパーだよ!。真野恵里菜と夏帆が汚れ役してて複雑な気持ち。まあでもこういうステップ入れといた方がいいんだろうな。真野ちゃんのあえぎ顔があまり可愛くないことを知ってしまった。夏帆はヤンキー役だけどやっぱり美しいしパンツもいい。

パズドラまとめ

 さすがにパズドラ飽きてきてログインしかしない日が増えてきた。1年以上やっててなにが面白かったか、なんで飽きたか書いてみる。
 
 種類は違うけどアングリーバーズと似たとこがあると思う。アングリーバーズはパズル的に考えて狙わなきゃいけない。で、障害物が物理エンジンで精密に壊れる。このときのピタゴラ装置的な連鎖は複雑で読み切れない。精密なのに偶然っぽい。考えて狙う面白さと、偶然の楽しさのバランスがいい。それと壊れる爽快感。
 パズドラもパズルだから考えて連鎖を狙う。けど、その後落ちてくるドロップの連鎖は読めない。そんで連鎖の爽快感。
 加えてRPG的にパーティーをこつこつ育てる楽しみ、ダンジョンやガチャでレアを狙うギャンブル的な楽しみがある。

 ソーシャル要素がほぼない。競い合ったり対戦したりもないから、自分のペースで遊べる。
 フレンドにメールを送る機能があるが、俺は1回しかメールをもらったことがないし、その返信以外に送ったこともない。
 それでも緩い連帯感はある。そのときのダンジョンに合わせてフレンドはリーダーを変えてくる。それだけで「お、やってるな」とか「それ出してくれて助かります」とか思う。
 
 運営もちゃんとしてる。例えば「ポリンの塔」は当初、ユーザーの期待を運営がわかってなくて文句が続出したが、ちゃんと対応してくれて良ダンジョンに変わった。
 そんでもって気前がいい。お金を遣わせる誘導が少なくて、うざったくない。そのうえ課金で買うアイテム「魔法石」が、イベントなどでしょっちゅう配られる。無課金でも遊べる。
 最初、これはいいゲームだからお金を払おうと魔法石買って、100万ダウンロード記念イベントの内容がよかったから全力で回そうとまた買って、あと2回くらいちょっと買ってで、たぶん3000円ほど使った。
 まとめると、いろんな意味で気持ちよく遊べるから、気持ちよくお金が払えたと。たいして払ってないけど。

 飽きた理由はまず、こんだけやってりゃ当たり前。念願のヴァルキリーを取ってゼウスパーティーの面子が揃ったのはいいが、これ育てるためにメタドラとか回すのもうめんどくさい。
 そんで複雑化と強さのインフレ。
 キャラが増えすぎてフレンドの調達も難しくなってきた。例えばパールヴァティーのパーティーで行きたいと思っても、フレンドがパールヴァティーを出してくれてないと行けない。
 新しいキャラが出ても、キャラの詳細を公式サイトは情報を出さない。手に入れてのお楽しみということだろうけど。攻略サイトや2ちゃんを見ればわかるが、追いかけるのがしんどい。広報ツイッターのつぶやきが減ったことも大きい。どんなキャラかわからなければ物欲も起きない。情報の充実で煽ってくれればいいのに。
 ドラパの攻撃6.25倍で凄いと思ってたら9倍のゼウスが出て、それ前提のダンジョンがあって、ゼウス使えないダンジョンも出たりで、だったら違う強いキャラ手に入れなきゃだわともう大変。
 あとこれは最初から思ってたことだけど、無駄に固い敵が多い。こっちが負けることは絶対ないのに、向こうがなかなか死なない。いい加減疲れた。増えてきたテクニカルダンジョンも萎え要素の方が多くて、毒すら効かないとか意地悪するし。もっと爽快感が得られる方向にシフトしてくれればいいんだけど。

ナーフ ファイアストライク

ナーフ N-ストライクエリート ファイアストライク ナーフ N-ストライクエリート ファイアストライク買うた。
 飛距離15メートルを謳うエリートシリーズ。エリートダーツという弾も一緒に発売になった。
 マイクロダーツ(吸盤弾)も使えるものがよくて連発式で、となると、ストロングアームになるが、既に持っているマーベリック(レビュー)とまるかぶりなので、連発は諦めてこのモデルにした。レーザー(じゃないけど)ポインタ付で、デザインが非常にかっこいい。
 
 確かに若干ハイパワーで、15メートルはアレとしてもウチの端から端(7メートルくらい)は充分射程内。レーザーポインタは明るいとそこまで届かない。
 近距離ならポインタどおりの場所にビシッと当たってくれるので気持ちいい。

Wii Uでドラクエ

 Wii U買うた。ソフトはWiiでもできるドラクエのU版と、バーチャルコンソールのMOTHER2しか買ってない。
 ドラクエ酔うから、仕事用の度が低い至近距離しか見えないメガネでやってた。画面がぼやっとしてれば酔わない。
 だけどU版のドラクエは文字が小さい。しょうがなく外用のメガネかけたら、あら不思議。これが酔わない。シャープだと酔うからボケた画面を見てたのに、画質がシャープで滑らかになると、しっかり見ても酔わないのだった。
 BGMがオーケストラになったのもいい。戦闘時のBGMがあんまり好きじゃなかったけどオーケストラだと全然印象が違う。
 テレビ1台しかないから、ながらプレイができなかったのが、ゲームパッドでテレビ見ながら寝っ転がってもできるようになった。
 と、まあドラクエ環境良くなったけど、このためにいくらかかったんだって話で。
 Wiiリモコンとクラコンはまんま普通に使えるのね。プロコン買わなきゃよかった。

ゴーバスターズの冥界

 ぼけっと洗いものをしながら、ゴーバスターズの亜空間って冥界だったんだなと今さら思った。

 スーパーコンピューター「メサイア」がウィルスに侵され暴走。これを抑えるため、研究員は施設ごと亜空間に転送してしまう。施設にいた3人の子どもだけが、ワクチンプログラムによってもとの世界へ戻される。彼らは13年後、この世界を侵略しようとするメサイアと戦うゴーバスターズとなる。
 
 という設定。ゴーバスターズの使命はメサイアのシャットダウン。ただ、それだけ。本人たちは亜空間に消えた両親たちが生きていると信じ、救いたいと思っているが、組織はその件に触れない。実際、最終回で救えなかった。普通ならみんな帰ってきてハッピーエンドになりそうなのに。
 
 亜空間はこの世界ではない世界。あの世。冥界だか天界だか、その種に近い。ゴーバスターズはそんな世界から特殊な能力と特殊な欠点を授かってこの世に生まれた。
 4人目のバスターズである陣さんはアバターで、本体は亜空間にあり、この世には半分しか存在していない。亜空間の本体も半分消えかかっている。半分人間、半分幽霊のようなもの。最終回では本体が消滅したあと、幽霊そのものの出現の仕方をする。
 主人公ヒロムの父も、陣さんと一緒に幽霊のように現れてゴーバスターズを救う。
 バスターズは救われるが、亜空間は取り込まれた人たちごと消滅してしまう。

 エンディングを見たあとで思えば、亜空間の人たちは最初から消滅していたのと同じようなもの。逆に言えば消滅した人はずっと存在していたし、存在し続ける。その存在を気にかける人たちのあいだで。
 先達の死を現世の人間は救えない。けど現世の人間は先達がいるから生きている。そういうかたちで死んだ人は生きる。
 一方、敵はプログラムであり、人間のコピーであり、「怪人」は自我を与えられた物質だったりで、霊性がない。
 バスターズのパートナーロボット、バディロイドはどうなんだってことになるが、ちゃんと樹液が陣さんを供養している。
 そういう話だったのかなと。
 ヒロムが語った「完璧なデータVS不完全だから繋がっていく人間」の対比だけに気を取られてこっちを見逃してた。
 繋がっていくといえば、つげ義春『ゲンセンカン主人』に「だって前世がなかったら 私たちはまるで 幽霊ではありませんか」ってセリフがある。前世だけじゃなく、先祖や先達も自分を保証するものだろう。
 あと、なんで敵の名前は「メサイア」だったんだろう。

 キョウリュウジャーもおもろいですな。

ビクーニャEXの4Cリフィル

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 ボールペンのごろごろぬたぬたした書き味が嫌いなんだけど、水性ゲルインキのハイテックC細字は、すらすらかりかりして塩梅がよく、書類の記入欄の「こんなとこに書けるかよ!」みたいな狭い枠内に書けて喜んだけども、油性となると評判のいいジェットストリームでさえ「やっぱりボールペンだなあ」と思っちゃってダメだったのが、油性最低粘度のビクーニャだとアリになった。
 
 持ち歩きにはずっとロットリングのトリオペンを使ってた。これは普通の油性ボール(とシャープペン)。打ち合わせでカラーコピーのラフに書き込もうとするとインクが乗りにくいことがある。昔のラフは手書きだったけど、今はプリントアウトが多くて問題化してきた。これがビクーニャだといけるんですよ。
 
 でもビクーニャは見てのとおりというか、多くの文具がそうであるように人前で使いたくないルックス。無印のなめらか油性ボールペンは中身がビクーニャらしいが、これだって良くはない。
 もうちょいマシな新製品は出てないか調べてたら、ビクーニャEXのリフィルが4Cらしかった。4C芯ってのは共通規格で、トリオペンもこれ。
 世界堂行って「ボールペンのリフィルはどこにありますか」から始まったやり取りで、4Cにも相性があるが本体持ってたら確かめてくれるとのこと。持ってた。ちゃんとはまった。買った。店員さん親切。トリオペンがビクーニャになった。これで打ち合わせ無問題。打ち合わせたいていネットで済ませて外出ること滅多にないけど。
 
 あと俺の好きな黄緑のシャープペンがステッドラーから出てたんで1年ほど前に買うた。お堅い製図用でビビッドなプラスチックってのがいい。