About ふじり

1965年生まれ・男

まだ増えるヨーヨー

YOYOs
 ことの始まりは7月20日に出たハイパーヨーヨーアクセルだった。投げなくても手の中で回るということで、ハンドスピナー的ガジェットとして楽しめるのではないかと購入。実際そういうものだった。せっかくなので多少は技でも覚えるかとYouTubeを検索して奥の深さを知る。
 そんでほかのヨーヨーはどうなってるのか気になり、どっかで初心者にお勧めと見たスピンガジェットを買った。どうせならと金属ベアリングに交換もした。空転時間がアクセルよりずっと長く、アクセルでは苦労するトリックが楽にできる。
 ヨーヨーと言えば1976年のコカ・コーラ ヨーヨーキャンペーン。あのヨーヨーが手に入るかヤフオクとメルカリを見たら、当時のものはなかったが、2006年の復刻版がたくさん出ていた。写真を見てのとおり緑が好きなのでスプライトを購入。YouTubeにはこれでトリック決めている人もいるんだけど、個体差なのかすぐに戻ってきてしまう。まあ、これはコレクションということで。
 調べていくうちに、自分がやりたいのはルーピングだとわかった。それ用のヨーヨーを買うことにする。ループ720がいいらしいが緑の色合いが好みじゃないのでルーピングスターを購入。これも金属ベアリングに替え、黒スペーサーを入れた。
 とかやってるうちにMOTHERのともだちのヨーヨーがループ720だと知る。緑だ。ルーピングは両手でやるのでヨーヨーは2個いる。増えて問題なし。スペーサーは片方赤、もう片方は青に変えた。戻りの感触がルーピングスターと同じになった。
 さらにスピンガジェットの後継機のような、クリスタルスピンガジェットを見つけた。付属のベアリングと交換すればバインド機になり、そちらが本来の姿だとか。バインド機もあっていいなと購入。そんなわけで6個になった。
 ストリングは4種類揃えた。細いループ用普通の太いバインド用、それぞれ100本。あとハイパーヨーヨーアクセル用
 油を差すと感触が変わったりする。構造が単純なだけに微妙なものだ。
 シンプルで奥が深く、体を使う遊びが部屋の中でできるいいホビーを見つけた。なんか自分の中でブームになっちゃったんでここまできたが、買い物はひと段落。あとは練習してってどこまで本気になるかだ。

勝利のイマジネーション

 ヨーヨーの練習をしている。技ができるイメージを持ってないとできない。最初のうちはできる気がしないが、やってるうちにイメージと動きが両方から寄っていき、一致してできるようになる。スポーツはやらないから知らないが、多分こんな感じなんだろう。
 イメージを持たないとできないのだが、イメージを持ちさえすればできると限らない。普通は。でも、なかには才能があって、できちゃう人もいる。そういう人は、誰もがイメージを持ち努力すれば〝必ず〟イメージどおりになると思っちゃうんじゃないか。これ結構危険かもなあと思った。

オヤピの思い出

オヤユビピアノ
 昔、茨木にオヤユビピアノというレンタルレコード屋があった。茨木は大阪郊外の住宅地だが、そんなところでマニアックな品揃えをしていて、ニューウェイブが豊富にあった。ありがたかった。俺は大阪のデザイン専門学校に通っていて、定期券でオヤピに行けた。学校帰りに借りていたレコードを返して、また借りて、その日のうちに録音して、返しに行って、また借りて、みたいな。デザインケースにいつもレコードが入っていた。
 店員はカラス族のお姉さん。ニューウェイブの新譜が出ると「いるでしょ?」って言って頼んでないのに袋に入れてくれたりした。一度レコードを電車に忘れてなくしたことがある。弁償はしたのだが、店員さんの私物をなくしたように感じ、凄く申し訳ない気分がした。
 FMでヒップホップの特集があって、なんとなく録音したのが気に入って、それも聴くようになった。ニューウェイブはみんなジャケットのデザインもおしゃれだったのに、オールドスクールヒップホップのジャケはスーツに金ピカみたいな趣味の悪いもので、レジに持って行くのが恥ずかしかった。
 写真はオヤピのあったショッピングセンター。建物はあるがすっかり寂れている。再開発待ち。ここの地下は、なか卯発祥の地で、店はとっくにないが看板が残っている。

クールリング

cool ring
 前に働いてたとこで熱中症になりかけて、食堂で休んでると総務の人が首にアイスノンみたいなの巻いてくれた。そしたら暑かったのが寒いくらいに冷えて、首を冷やす凄さを知った。
 そんでコーナンに『首を冷やすリング』ってのが1000円ちょいで売ってたから買い、釣りに着けて行った。前回の釣行では汗だくになったのに、今回はそんなに汗をかかなかった。やっぱり凄い。
 効果が2時間保つとあり、いつも家を出て釣り終わるまでが2時間で、調度いいかと思ったら、帰りの自転車で汗が噴き出てきた。律儀に2時間。短時間の外出ならお勧め。28℃で凍り、凍っても柔らかい謎の物質が入っている。

2900円のグラスロッド

zebco z-cast
 ゼブコ Zキャスト 6.0ft ミディアムを買った。2ピースのベイトロッド。2900円。聞いたことないブランドならともかく、一応知れたメーカー品としては安い。ミラクルジムこと村田基氏によると、グラスロッドは凄く安く作れるそうだが。
 グリップはリールを留める部品までオールプラスチックで頼りない。一般的なロッドのようにブランクスが後に突き出しておらず、トップウォーター用グリップのような重さもないので、重量バランスが悪く持ち重りがする。ガイドも安いものだろうけどナイロンラインしか使わないのでまあよし。ブランクスはワインレッドのメタリックで、模様とロゴが入っている透明のシールが巻いてある。メインロッドのスミス スーパーストライクGO-102は半透明ワインレッドなので、図らずも色調が揃った。
 適合ルアーウェイトは1/4〜3/8ozということで、ポップRやラトリンログなど軽量なプラグを使うのに調度いい。この辺のおもしろいロッドが欲しかった。同じゼブコのスピンキャストリールを載せて使う。
 しなるので表示ウェイトより軽いルアーも全然いける。張りがないからキャストしにくいかと思ったがそんなこともない。普通に使える。今までダイワ ブレイゾンのベイトフィネスロッドを使ってたけど、必要だから買ったものの、なんの思い入れもないので、こっちの方が味があっていい。いい買い物をした感じ。

ハイパーヨーヨー アクセル

Hyper Yoyo Access
 ヨーヨーに触るのはコカコーラの景品以来。新製品のアクセルは両サイドのプレートにベアリングが付いて回転し、投げなくても手の中で回る。座ったままでもヨーヨーができて、回る感触やストリングにかかるテンションがおもしろい。両サイドが空転するのでシャーッという音がするのもいい。YouTubeで動画を探すと次々出てきて奥の深さがうかがえる。1980円でずいぶん遊べそう。

仕事をしてるのを見るとつらくなる

 いとうあさこさん好きなんですが、伊藤ハムのCMでがんばって顔芸してるのを見ると「ああ、仕事してるなあ」と思って、なんかつらくなる。
 こないだまでやってた『うる星やつら』で、面堂の声優が口調を使い分けてがんばってると「ああ、仕事だなあ」とつらくなる。
 前にDTPの仕事をしてたときは、印刷物を見ると「ああ、誰かが仕事したんだなあ」とつらくなってた。