ctrl+H

 初めて買ったパソコンはMSX 2。これでパソコン通信やら、簡単なプログラムやら、タッチタイプやら覚えた。
 ワープロも使っていたのだが、8ビットのMSX 2にはかなり重いプログラムだった。もっさり、もっさり動く。そんで、少しでもキータイプを減らすためにコントロール・オペレーションを覚えた。ctrl+Aで行頭移動とか。
 かな漢字変換ソフトはMSX-JEだった。このキーアサインに慣れてしまって、Macを買ってもキーアサインをそれ風にカスタマイズしている。かな漢字変換時に、ホームポジションから遠いファンクションキーや、カーソルキーは使わない。文節の区切り直し・移動もコントロールキーを併用してフルキーのみで行う。
 そんで、MSXもMacのJISキーボードも、コントロールキーはタブキーの下、ホームポジションに指を置いたとき、小指のすぐ横にある。ずっとこの環境で日本語を打っている。
 
 今の仕事先はデザイン会社なのだがMacではなくウィンドウズだ。コントロールキーは左下にあって、Macのコマンドキーの扱いになる。コマンドキーを小指で押すというのはこれはこれで理にかなっている感じもする。
 ただ問題は、ctrl+Hだ。バックスペースをこれでやるクセが付いている。アドビのソフトはこれが効かずイライラする。ウィンドウズはそれ以前に、キー配列の問題で無意識にこれをやるとキャプスキーを押してしまう。俺は打鍵速度はそこそこ速いものの、タイプミスもそこそこ多く、ctrl+Hを多用するのだ。ウィンドウズだとそのたびに変なことになってミスを重ねるのだ。
 コマンドキーの代わりをコントロールキーにやらせたうえ、コントロールオペレーションにも使うというのは無理があるように思うんだが、慣れればなんてことないんだろうか。
 
 仕事先では長年使い慣れたキー配列と違う操作を無理矢理行い、家に帰ればそのクセが残ってキー操作を間違い、と、大変ややこしい。

Catalinaを迎えて

 19年10月28日現在、Catalinaはなかなかの不調です。
 まず、プチアップデートで、「設定アシスタントが完了しない不具合を修正した」とあるが、この不具合、ウチでも出た。これはまあ、解決したんだが。修正点はほかにもあるので、プチアップデートしようとしたら、このインストーラーが途中で止まる。
 どうやら、起動してるアプリによって挙動が違うらしい。
 例えば、エプソンの各種インストーラーが途中でレインボーカーソルになって使えなかった。サポートにメールしてみると、Catalinaでちゃんと動作したと。動作するって言ってるんだから動作するんだろうなと何度も試して、起動直後ならインストールできることがわかった。
 プチアップデートも起動直後に試したりしてるうちに、ようやくできた。
 もひとつ。シャットダウンがうまくいかない。アプリがすべて終了し、壁紙だけの状態から動作が止まる。しばらくすると勝手にリスタートする。リスタート直後にシャットダウンするとうまくいく。なんだかなあ。これ、かなり鬱陶しいですよ。もう寝ようと思ってシャットダウンして、動作の行方を見守って、やっぱりダメで、リスタートを待って、もう1回シャットダウンして、動作の行方を見守って。
 あとこれは、ほとんどの人には関係ないと思うんだけど、ViennaっていうRSSリーダーを使ってるんだが、まともに動かない。しょうがないからアップデートが来るまでInoreaderを使ってる。
 細かいとこだと、ゴミ箱が空にできなかったり、フォルダのアイコンが白紙ファイルのアイコンになってたり、メール着信の音がだいぶ遅れて届いたり。不具合じゃないけどiTunesから分離した「ミュージック」アプリ、使いにくい。

Catalinaに向けて

 次期MacOS、Catalinaでは32ビットアプリが動かなくなる。
 まず困るのがNoteTakerだ。NoteTakerはNeXT由来のアウトラインプロセッサ。古くからのマックユーザーとしてはActaがある環境に慣れているので、アウトラインプロセッサがないと困る。っていうかNoteTakerマジ便利。単に文章を書くだけじゃない。ウェブブラウザからでもファインダーからでもドラッグアンドドロップでリンクが貼れる。あとで見るサイトを取りあえず放り込んで一時的なブックマークにしたり、たまにしか使わないアプリを注釈付きでリンク貼ってランチャーにしたり。メモ書きアプリとして最強。そのNoteTakerのウェブサイトだが、次期バージョンカミングスーンの状態が延々続いていた。このままリリースされずに会社潰れちゃうんじゃね?と思ったりもしたが、ちゃんと新バージョンが出てくれた。これでCatalinaに移行できる。
 わりと重大なのがDMM Player。サポートが終了したSilverlightを使っている。今まで買ったAVはどうなるの? と思ってたらDMM Player v2ってのが出てた。ただし、ファイル形式が以前と異なるので、ソフトはダウンロードし直し。チャプターも切り直し。結構めんどくさい。
 で、だ。うちにはアドビ・クリエイティブ・スイート 5.5 デザイン・プレミアムなるものがある。イラレ、フォトショ、ドリームウィーバーが動かなくなる。インデザインはMojaveの時点で動いてない。
 イラレの代替として、Affinity Designerを買った。6000円で買い切り。まあぶっちゃけ欲しいのはイラレクローンなわけですよ。今までどおり使いたい。けどねー。これがですねー。まっっっっっったくわかんないですね。どこをどうやればどうなるのか。操作性全然違って想像もつかない。操作の想像がつかないってのは単純にインターフェイス悪いってことだと思うんだけど。解説本出てくんないかな。フォトショの代替としてAffinity Photoの購入も考えてるけど、どうなんだろうね。現状必要なのは写真のリサイズ・トリミングくらいで、それは「写真」アプリでもできちゃうからな。
 ドリームウィーバー代替は諦めた。もうウェブ作んないし、作るとしたらBracketsもあるし。自分の年表をHTMLで作ってて、表の編集はコードエディタだとわかりにくいんで、ビジュアルモードでやりたかったんだけど、公開しないからHTMLで作る必要もなく、OpenOfficeに置き換えることにした。
 っていうかねー、32ビットアプリ動くようにしといてくれてもいいじゃんねー。

東プレ REALFORCE for Mac R2-JPVM-BK

東プレ Mac用キーボード REALFORCE for Mac 変荷重 レーザー印字 (ブラック R2-JPVM-BK) 購入時2万6049円。アップル純正マジックキーボードが半額くらい、ウィンドウズ用の安いのになると2000円以下で買えるのにこのお値段。プログラミングをするわけでもなく、長文はおろかブログさえ書かなくなった俺には贅沢品。でもいいじゃないですか。憧れの東プレですよ。静電容量無接点ですよ。ようやく出たMac用ですよ。ちょっと遅めの自分への誕生日プレゼントということで。
 Mac用は4モデル出てる。変荷重が黒と白の2色、固定荷重が同じく2色。
 変荷重ってのは押しやすいキーは重く45g、端っこの押しにくいキーは30gと軽くなってる。
 固定荷重は全部同じ30g。こっちにはAPCって機能が付いてて、キーのストロークを3段階に調節できる。浅くすればキー入力は速くなる。さらに静音設計になってる。
 今までアップル純正の薄いキーボードを使ってて、どうも気に入らなかったのでAPCはいらないなと思った。そんで変荷重はなんかエルゴノミクスっぽいしおもしろそうだったのでそっちにした。
 キーの色は汚れが目立ちにくい黒にした。ボディーはどちらもシルバーだけど、アップル純正がアルミなのに対してプラスチックに塗装。黒銀のパンダは変に主張するので全部黒の方がよかった。黒も銀もわずかに暖色寄りで、キートップの刻印が茶色なので、全体にブロンズっぽく見える。高級感があるんだけど昭和の高級っていうかね。ちょっと小っ恥ずかしい。Macには白の方が無難ではありますな。
 流石にMac用だけあってモディファイアキーの位置に違和感はない。キータッチはもちろんいいです。うるさくない程度にカタカタ言って、なんか懐かしいですな。あー、キーボード打ってるわー、パソコンがウチに帰ってきたよって感じ。買ってよかったー。

Macが壊れた

 アマゾン・プライムビデオで『仮面ライダー龍騎』を観ていたら、画面にグリッチが走り、再起動してもこんな状態に。

 この後まともに起動しなくなって、セーフブート(起動直後にshiftキーを押し、Appleマークが出るまで待つ)ならなんとか動くようになった。うちはデュアルモニタにしてるんで、こんなんです。なんか縦線入ってよく見えない。ハード的もソフト的にも壊れている。もう使えないが動くだけ救いがある。中のデータは救えるのだから。

 新しいMacを買いにヨドバシへ行った。メモリ増やしたかったのでその旨を伝えると、「アップルのBTOじゃないとダメです」と言われた。今のiMacはメモリスロットすら自分でいじれないというか、どこにも開くところがないらしい。そんで心斎橋のアップルストア行ったけども、BTOはネットからじゃないとダメと言われる。ウチのMacは縦線入ってよく見えないので、店頭のMac使ってその場で注文した。
 
 さて、新しいMacが届いた。普通なら「移行アシスタント」を使えば、今までの環境そのままハードだけ新しくなるのだけど、移行を何度試しても新しいマックが起動しない。タイムマシンを使って、古いMacを壊れる前のシステムに戻してから移行してもダメ。
 Appleのサポートに電話して状況を説明したら、対応がとても親切で驚いた。アップルと言えばサポートはもう放ったらかしみたいなイメージがあったんのに、とても丁寧。電話接続時間の改善にも努めてるとか。
 親切なサポートにもかかわらず、環境移行は無理っぽいという結論に達し、新しいマックはcmd+opt+r起動からディスク消去→ネット経由のOS再インストールで初期状態に戻し、古いMacから手作業でデータを移行することになった。
 まあ、めんどくさいね。せっかくクリーンインストールの状態になったんだから、もういらんデータは持って来たくないし。心配だったiTunesと「写真」のデータ移行はあっさりできてよかった。iTunesはデータフォルダを同じ場所に持っていくだけでよかった。「写真」は、起動時にライブラリの場所を選べるようになってる。
 ちびちびデータ移行して、新しいマックに乗り換えたが、プリントアウトができない。今度はエプソンに電話。こちらもさほど待たずに繋がり、サポートのおかげでプリントアウトできるようになった。アップルとエプソンのサポートに感謝!
 んで、新しい環境が稼働してみると、当たり前の状況に戻っただけで、どうってことなかったりするのだが。

今日もクラウド

■iCloudが始まったり、ギズモードの記事がホッテントリに入ってたりで、昨日に続いてクラウドの話。

 上の記事でベストに選ばれてるSugarSyncは、確かにひととおりの機能が揃ってて便利なんだけど、エクスポゼでウィンドウが表示されなかったり、ちょっと妙。ウチの環境だけかもしれないが挙動もちょっと妙。
 なのでメインはDropbox。機能少ないぶんわかりやすい。iPhoneアプリのGoodReaderGTドキュメントなどと連携できるのもポイント高い。
 
 地震のあと大事なファイルはクラウドに上げとかなきゃなと思った。うちデスクトップだし持って逃げるのは厳しい。
 何が大事かとなると過去に作ったものより、これからも使うもので、時間かけて育てたようなファイルだなと。
 具体的には、住所録、 ATOKの辞書、ノート類とか。住所録はiCloudで済んだり、この辺はそれ用のサービスが用意されてたりする。
 それから、テンプレートや設定ファイル。特にInDesignは文字組やら合成フォントやら設定項目が多いから、テンプレートなくしたらイチから作るの大変。テンプレートがクラウド上にあれば、別のマシンから作業するのも楽。
 プレファレンスは複数のマシンで同期させるとマズい場合が多い。なので単なるバックアップを自分でやらなきゃなんないんで面倒。同期させるならSugarSyncを使う。
 何もかも全部まるごと同期できればいいんだけども。タイムマシンのハードディスクをとっさに引っこ抜いて持って逃げるのがわりと現実的なのかな。うちタイムマシン使ってないんだが。

アップルの入力デバイス

1105_keyboad.JPG
■写真奥はG5のキーボード。見た目以外は良くも悪くも普通。
 真ん中は1世代前の。今も別売りしてる。こないだ買ってきた。
 手前は今の。ブルートゥース。
 
 昔のアップル標準キーボードは見た目も操作感も良かったんですよ。でも2万円くらいしたから比べちゃいかんのだろう。今となってはカーソルキーがちゃんと十字に並んでないのがイヤかも。
 今のは音量調節とかファンクションキーでできて便利だし、ずっとcmd+spcでやってたから最初は意味がわかんなかった英数/かなキーも慣れればこっちの方が良くて、2度打ち復帰が助かる。進歩してる部分もありますな。
 
 G5の白キーボードはキータッチが妙にふかふかしてる。2年くらいでいくつかのキーがギシギシ引っ掛かるようになった。G4の黒の方が若干マシだった。
 
 真ん中のアルミはシャレオツな感じ。iMacのディスプレイ部分を切り取った残りで作ってるそうで合理的。
 ただ、デスクトップパソコンなのに、なんでこんな突き指しそうにストロークの浅いキーボード使わんといかんのか。人間工学に基づいたステップ・スカルプチャーはどこいったんだ。
 浅いこと自体は、素早いタイピングに向いてるかもしれない。でもクリック感が皆無だからなあ。そんで爪伸びてるときキートップのざらざらの感触が気色悪い。
 このキーボードだけモディファイアキーの配列が違う。左端にあったキャプスロックが右端に移動して、オプションキーが大きくなった。これはこれでアリだと思う。けど、次のブルートゥースではもとに戻っている。仕事先と自宅とか、違うキーボードと併用すると結構操作ミスする。
 
 今のブルートゥースキーボードに関してはもう最初っから使う気ないです。なんでデスクトップパソコンでこんなせせこましいの使わなきゃならんのだ。iPhone用に回した。
 
 G5のがダメになったあと、G4のを分解掃除して復帰させた。これも限界が来てサードパーティーのを探してみたけど、あんまり種類ないのね。
 Matias Tactile Proは昔のキーボードを再現したそうだが、今となってはメカキーの音は煩わしい気もするし、やっぱ1万8900円は躊躇する。東プレがマック用出してくれたら欲しくなっちゃうが。
 んで、結局真ん中の純正買ってきたと。
 
 仕事先でウィンドウズマシン使って、キーボードの打ちやすさに驚いた。ごく普通のラバードームスイッチで、ごく普通の変な曲面デザインで、ごく普通のごてごて機能キーが付いた、ごく普通の軽くて剛性感がなくてたわむキーボードで、長く使ってれば不満も出るだろうが、ちょっと打った感じではマックのアルミキーボードよりはるかに打ちやすかった。特別お金かけなくても、あいだ取って普通に作ったら、いいのができるんじゃないの?
 
■マウスについては前も書いたことがある。マイティマウスはボールにゴミ詰まるし、マジックマウスは思わぬところでスクロールが起きるし。あたしゃロジクールの普通の5ボタンマウスで快適です。ドライバも落ちなくなったし。
 こんなエントリーがあった。
アップルの歴代マウス – Apple Mouse Gallery(追記) | Blog!NOBON ::
 俺の最初のマックはSE/30なので、角形ADBマウスが最初ですね。とても使いやすかった。後に丸いモデルになる前にスペアをキープしといた覚えがある。
 けど丸いマウスも悪くなかった。ただ、ボタン前面の隙間がときどきコードを噛むのが鬱陶しかった。
 スケルトンの初代iMacで小っこい円形マウス出して以降、アップルのマウスは良くないですな。このあたりでアプリケーションが複雑化し、1ボタンではしんどくなってきたんでサードパーティー製のマウスを使うようになった。
 
 アップルはユーザーインターフェースを大事にしてきて、iPhoneで革新的なマルチタッチとか乗せたわけだから、パソコンのキーボードとマウスもなんとかしてくれんかというか、そっちは面白くなくていいからマジメにやってくれたまえよ。ジョブズが弱ってる隙にまともなの出しちゃおうぜ!