ハードディスクが飛んだ

 まあ自分以外にはおもしろくない話なのだが。いや、自分にもおもしろくない。
 タイムマシンバックアップに使っていた外付けドライブがなんか変な気がするので、一旦フォーマットしてやり直すかと消した翌日、本体のハードディスクが飛んだ。
 焦ってiPhoneで検索して復旧サービスに電話した。かけたところはここ。その名もデジタル データ リカバリー。費用は状況によって5万から50万だという。50万!
 客観的に重要なデータはない。が、主観的にはありまくる。これまでに撮りためた写真データ、レンタルを含む音楽データ、作品のポートフォリオ、各種パスワードなどを記録したメモデータなどなど。費用はかかっても事故だと思って復旧してもらうしかない。
 結果的には15万になった。物理的な故障はなく、壊れているのはカタログ領域なので、比較的きれいに復旧できるとのこと。
 実際、今のところきれいに復旧できているように見える。が、user/libraryフォルダが完全に消えているので、プレファレンスの類は救えない。SafariのブックマークなどはiCloudで救われた。
 ハードディスクが飛んだiMacは廃棄処分とし、アップルシリコンiMacが出る前に買い替えとなった。これもまた15万。
 iMacが届いてみて繋いだ外部ディスプレイの表示がおかしい。これは14年使っているので買い換えだろう。ナナオ、カラーエッジの1番安い6万のを買った。
 昔はパッケージでソフトを買っていたので、本体が替わればまたインストールし直せば良かったのだが、最近はネット購入だ。NoteTakerやJeditなんかは無料でダウンロードできたが、Affinityの2本は買い直しとなった。外付けドライブも買い直した方がいいだろう。なにかとお金が要る。
 1番困っているのはATOKのキーアサインだ。前のマックも今と同じCatalinaでATOKを使っていて、これまでずっと使っていたキーアサインファイルが有効だったのに、新MacにATOKを入れ直してみるとキーアサインファイルを認識しない。変換操作は無意識にやっているので、再定義も困難。思わぬところで思わぬ挙動を起こしてしまいややこしい。
 まあお金はずいぶんかかったけど、致命的なことにはならずよかった。

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