うしじまさんのDVD

What if it's a human? [DVD]うしじま『What if it’s a human?』。期待以上の素晴らしさ。
 あのきゅっとした尻が、うずうずくねくね動く。強烈な破壊力。
 ほとんどのイメビは単なる商品だけど、これは気合い入ってる。衣装とシチュエーションのこだわりが流石。セーラー服にフンドシで鏡を舐める(自分にキスしてるみたいになる)とか、正しく狂ってますね。
 こういう映像が作りたいと明確なコンセプトを持ち、成功したイメージビデオってなかなかない。コスプレ好きにはたまらんです。俺的にはベストの1作。ただ、チャプターによってはすぐ終わっちゃうのがあるんで、これももうちょい長回ししてくれれば嬉しかった。
 
 ネット以外じゃほとんど無名のコスプレイヤーの自主制作なのに、昨年末にアマゾンのアイドルDVDで予約1位を取った快挙には、いろいろ考えさせられる。
 Kindle用の電子書籍を個人で売れば35%の印税が受けられるなんて話もあったり。iPhone用の電子書籍も結構出てて、噂のタブレットPCが出ればそっちで加速するだろう。Flashの次のバージョンはiPhoneのアプリを作れるそうだから、プログラムの知識がなくても電子出版ができるようになる。アマゾンとかiTSみたいなインフラがあれば、既存の流通をすっ飛ばして作家が直接作品を売れる。
 一方で、コンテンツはタダが当たり前になってて、iPhoneのアプリもタダか低価格が多い。Kindleにしたって紙の本より安くしなきゃ売れないだろうから、35%でも儲かるとは限らない。
 このあたりはかなりいろいろ考えてて、そのくせ結論のようなこともなく、書きだすととりとめもなく長くなるんで、この辺でやめときます。

Coisa Mais Linda

ディス・イズ・ボサノヴァ [DVD]『ディス・イズ・ボサノヴァ』をレンタルで。
 萎え萎えな邦題。原題は曲名から取って『Coisa Mais Linda(もっとも美しいもの)』副題がボサノバの歴史、みたいの。このまんまだったら劇場に見に行ってた。日本のプロモーションは俺に訴求しない。
 内容は大変に良かった。もともとブラジル国内向けに製作されたドキュメンタリーらしく、しっかりできてる。ボサノバが誰のどんな影響で出来上がってったか多方面から解説していく。面白くってためになる。セル版は特典映像が充実してるそうなので、余裕あったら買いたいなあ。しかしジョビンの息子、キモいというか怖いというか。

ポニョ

■ポニョ観てきた。オモロかった。
 わけがわからない、もはやカルトムービーなんて聞いてたんで、どんだけムチャなのかと思ったら、そういう意味では期待はずれだった。リアルな話じゃないが、夢みたいな話として違和感なく観れた。
 いままでジブリの作品ちゃんと観てないんだけど、宮崎駿はちゃんと話が作れない人って印象を持ってた。人に通じない言葉で話を作ってるから、謎解きとか深読みなんかする価値がないと。
 けど凄いちゃんとできてた。変な話なりに、入っていけるように周到に作ってあるなと思った。俺が間違ってたすんませんでした。まあ、それでもわからんのだけど。っていうか、竹熊さんが言うような怖さをあまり感じない時点で俺は全然わかってない可能性大。あと、俺は宮崎駿をエコの人だと思って書いてます。
 以下、思い付くままネタバレ含むメモ。長いです。

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ランボー4

■ランボー4観た。デキのいいスプラッターだった。永井豪っぽい。
 こういう映画作れちゃうアメリカってやっぱ凄いなあ。まず特撮のクオリティーが流石。そんでシナリオ。セリフ少ないのに、キャラの配置だけで全部わからせてしまう。余分なものもスキもない。
 まあでも話は単純だし、余分のものがなくて全部わかる映画ってのは面白さの幅が狭いわけで、なんか作品じゃなく製品を与えられてる気もする。俺程度にすっかり分かられる作品ってどうなんだ。スキッとする映画ならそれでもいいけど、そうでもないし。
 今回のランボーは寅さんみたいだった。寅さんちゃんと観たことないのに今適当なこと言いました。
 ランボーシリーズ好きなんで、「今回はこうなったのか」みたいなとこで面白かった。

ファヴェーラの丘

『ファヴェーラの丘』観た。NGOでありバンドでもあるアフロレゲエ(ポル語だとアフロヘギ)を追ったドキュメンタリー。“ファベーラ”は大雑把に言えばスラムのこと。ブラジルでは金持ちは平地に住み、貧乏人は丘に住む。
 この映画、アネムスティの後援で上映前にCMも入る。このCMがなんだかなあって内容で。そんで本編でファベーラの酷さについて語りだすんで、観に来たの失敗だったかなと思った。でもアフロレゲエが活動しだすと面白くなってくる。
 組織といえば麻薬密売組織しかないファベーラに、音楽を教える組織アフロレゲエを作って、ギャングになる以外のルートを子ども・若者に見せる。
 これって音楽で世界を変えるってことで。「世界」は大げさだけど、状況とか人生とか変える。セリフとしてはまああるけども、それは「いい話」のレベルであって、本当に変えた例はミンメイしか知らない。
 アフロレゲエは実際に変える。マンガでもこんな話はなかなかない。「ほんとかよ」って感じ。もとの状況がマンガみたいに酷すぎるからこそだろうけど。
 音楽始めるにあたって、パーカッション教えてくれる有志を募集する。その有志がスザーノ。凄いの来ちゃってる。
 ’00年に出たアフロレゲエのCDは当時買ったんだけど、アフロでもレゲエでもないヒップホップで、あんまり面白いと思わなかった。けど現地のライブ見ると影響力はわかる。こりゃ面白いだろうな。
 見てる子どももノリノリで踊る。
 音楽のレッスンでは、灯油缶みたいのを子どもがぼこぼこ叩くんだが、これがもう立派な音で。
 こういうの見ると貧乏な背景とは関係なく、なんか泣けてくる。日本の子どもはこんな風に踊らないし、パーカッション教えたって大人しく「教わる側」に入ると思うんだよね。でも、ここの子は楽しんでるというか、快感を味わってる。踊るってのも単にはしゃぐんじゃなく、制約のもとで動くんであって、その方が気持ちいいからそうするんで。うまいこと言えないけど音楽を楽しむ才能がにじんでるというか、原初的ななんかっつーか、うわーってなって泣けてくる。
 ドキュメンタリーだからダレ気味ではあるし、ドキュメンタリーとして若干怪しい作りでもあるんだけど、おもろかった。

体当たりの演技

細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-(DVD付)■細野さんトリビュート第2弾、『細野晴臣 STRANGE SONG BOOK』買った。前のより全体にクオリティーが高い感じがする。久保田麻琴『ルーチュー・ガンボ』も鈴木慶一『東京シャイネス・ボーイ』も期待を裏切らない。大貫妙子『ファム・ファタール』にはスザーノが参加してる。ウィスット・ポンニミットのジャケが凄くいいですな。前から気になってたんだけどマンガ買ってみようかな。
 
■映画『ジプシー・キャラバン』観た。
 各国のジプシーを集めたアメリカツアーを追ったドキュメント。ひと言でジプシーつっても、国も文化背景も違えば音楽も違う。違うけど共通項もある。それぞれが人生持ち寄って盛り上げていく様が、うまいことまとめられてた。うまさに引っ掛かるとこもあるが。
 
■フライデー袋綴じに吉野紗香。映画『病葉流れて』で濡れ場を演じてる。
 昔からのファンとしてはいささか複雑だが、取りあえずこの袋綴じでは先端が出てません。セーフ! 見たかったものが見えてなくて喜んでるのもどうなのか。
 「もちろん乳首も見える。時間は5分程度。薄暗いのがちょっと残念」ということで映画では一応見えるようだ。ここでもまた、丸出しじゃないことに安心したり、どうせならお日さまに身体を見せつけてやれ的な気持ちもあり。
 去年出たDVDについて書いたエントリーに、やたらとアクセスがある。2ちゃんにリンクされてるし、検索も多い。攻殻機動隊の件で炎上したときは「まだいたの?」的な言われようだったのに、やっぱ脱ぐと盛り上がるんだなあ。うーん。