■買って2ヵ月になるけど、しつこく遊んでますね。ほんと、慣れるほどに面白い。
スコアは全部ランクSにした。
VS CPUでは思考ルーチンを“エース”に設定した、アムロのガンダムとシャアのゲルググのコンビに単機で挑んでひーひー言ったり、敵パイロットを全部女キャラにして「脚を狙われてる!」とかひーひー言わせて、げひげひ喜んだり。
もういい加減やめようかと思うんだけど、まだ上手くなれる気がしてやめられない。俺はもっとゲルググキャノンを上手く使えるはず。細かい不満はいろいろあるけど、楽しいゲームですな。
■ザクIIJ単機クリアもやった。ネタ的には旧ザクで出るべきだろうけど、ザクII好きだし脚部ミサイル付いてるのが嬉しい。障害物を利用して、なるべく1対1の状況に持ち込む。ムリなら縦一列になるようにし、手前の敵機を盾にする。敵は3体ずつ出てくるから、3体倒すたび補給に行けば、ムチャではなかった。ただ足の遅さはネック。防衛任務がつらい。基本的にバズーカで戦えるが、連邦・ジオンともにラスト2ステージは狙撃用ライフルで遠距離から狙撃するしかない。
ザクでクリアしたのは左ルート。連邦右ルートの『悠久の闘争、刹那の終焉』はムリだった。ゲルググ3機倒すところまでは辿り着いたけど、ケンプファーにミデアがやられてアウト。
難しいぶん面白かったけど、やっぱりゲルググキャノンで武器を切り替えながら戦う方が楽しい。
■アマゾンのレビューに「射撃があまり使えず、結局格闘ばかりで大味」「格闘のレスポンスが悪い」との評価があるが、ちょっと反論。
格闘のレスポンスが悪いと感じるのは、格闘武器に持ち替えるモーションが自分で見えないことが大きいと思う。まあ、なんかしらのフォローがないから悪いとも言えるし、実際良くはない。
格闘が強いのは事実だけど、ちょっと誤解もある。ビームサーベルは、ビームライフルより攻撃力が低い。連続で入るのは強みだけど、ビームライフルだって当たればよろけるから3発くらいは連続で決まる。
ただ、格闘は出の速いコンボなら何回も連続で入る。ダメージが盾と本体だけに行く。一方、射撃は手足などに当たると本体耐久値があまり減らない。ライフルやバズーカは装弾数が少ない。実際、格闘は強い。
けど、終盤になると格闘も決まらなくなってくる。逃げられたり、カウンターを入れられたりする。こうなるとこちらから格闘は仕掛けづらく、敵の格闘攻撃のカウンターを狙うことになる。さらに、複数の敵を相手にすると、格闘中も別の敵の射撃を受けてしまう。
重要なのは、敵の動きを止めるための射撃。
初めのうちは射撃が当たらないから、マシンガンでタマをばらまきながら、ごり押しの格闘で倒していた(これは確かに大味だ)。しかし自分が攻撃されているときのことを考えれば、マシンガンは怖くない。少々食らっても肉を切らせて骨を断てる。一方、ライフルやバズーカにやられると、こちらの動きが止まるからやっかい。連続で食らったりする。敵も同じだ。されるとイヤなことを相手にもしてやろう。
両者動きながらの射撃はなかなか当たらないが、敵とタマの未来位置を予測しながら撃つこと、混戦にならない範囲で近付く(間合いを取る)ことを心がければ、命中率が上がる。ライフルかバズーカが当たれば敵の動きが止まる。止まれば次弾は当てやすい。反撃も止まってるから、まっすぐ突っ込んで行けばいい。1発当てれば、よろけ効果で連続して当たる。撃ちながら突撃し、至近で当ててから格闘に持ち込むと反撃されたりしにくい。威力の高い火器で耐久力を削った後に格闘だから、倒すのも速い。
端的なのがエースパイロットモード、ユウ篇『蒼き死神』。格闘のタイミングを覚えるまでイフリート改との闘いに苦労するが、前半でドムのバズーカを拾って、射撃による足止め→格闘をやればあっさり倒せてしまう。
動きながらの射撃→格闘こそ、ガンダムっぽいと思う。これを覚えないともったいない。戦況を見て補給に走るのも楽しい要素。
本当に面白くなるのは2周目以降。鹵獲にはヘッドショット、スコアを稼ぐには部位破壊が必要になる。マシンガンを卒業して、ライフルかバズーカに持ち替えてからが本番。
部位破壊を狙うには、遠距離なら頭部以外の狙撃、中〜近距離は足止めしつつ狙いやすい距離まで近付く。あまりに近付きすぎるとマーカー位置に当たらなくなるので注意。敵が格闘武器に持ち替えて突進してくるときが、部位破壊の絶好のチャンス。脚部破壊などでダウンさせた場合、近距離ならダウン中に背後に回れば、起き上がり後の無敵時間がこちらに向き直す間に多少消費されてイイ感じ。遠距離ならロックを外して他の敵を狙う。
単機で出撃したりすると、大味な戦い方はできない。多すぎる敵を減らすにはHS、余裕があればできるだけ部位破壊、シビアな防衛任務をこなすには突撃からの格闘など、攻撃方法の使い分けがいる。戦闘の組み立てが思ったとおりに上手くいくと気持ちいいんだ。
*追記
もう攻略することなんてないのに、データが見たくて攻略本買ってしまった。
■思ったより格闘攻撃力が低い。ガンダムの場合、Bライフルは250、ビームサーベルは160。
■メイン火器で一番強力なのはゾックの肩部メガ粒子砲。4発合計で520もの威力。ただし撃つと足が止まってしまう。動きながら撃てる火器を威力順に並べる。
1位:意外にズゴックEの腕部ビームカノン。2発合計で340。
2位:フルアーマーガンダムの2連装ビームガン。合計320。
3位:試作型ビームライフル。300。
3位:ズゴック。合計300。シャア専用も同じ。
5位:ビームライフル(NT-1)。280。
こうしてみると、ズゴック系はコストパフォーマンスが高い。高性能で弾数も多い武器が付いてくる。威力×弾数の総合火力は大型ガトリング砲以上だ。もっとも、1発しか当たらないこともあるが。ミサイルの使い勝手も悪くないし、射撃/格闘で武器の持ち替えがないので、格闘のレスポンスが速い。アッガイはビームが片手で威力半分だが、僚機にはいい。コスト55でよろけ効果を期待でき、ザクIIJより硬い。
単発、および手持ち火器では試作型ビームライフルが最強。狙撃時1.1倍のオマケも付く。射程距離が700で他のビームライフルより短いが、あまり困ることはない。
NT-1は弾数が3発多い28。通常射撃の総合火力はこっちの方が高い。射程は900。
■ビーム兵器が使えないジオンの機体で、動きながら射撃となるとバズーカになる。バズーカには範囲ダメージがあるが、すっぽ抜けてしまうと意味がない。足もとを狙えばビームライフルより高確率で敵の動きを止めることができる。
連邦側もコストなどの都合でビームライフルが使えないならバズーカだ。ビームガン、ビームスプレーガンの威力はバズーカと同等以下で、射程に劣り範囲ダメージもない。
単発の威力はGバズ(ドワッジ)の170が一番。弾数は25。
ハイパーバズーカは160の25発。
総合火力が高いのは、弾数30のジャイアントバズII。威力は150。
威力150のGバズ・GバズIIでも、頭部耐久力200のザクIIJ・ザクキャノン・ザクII改・ジムはヘッドショット一撃で倒すことができる。さらにドワッジなら、陸ジム・寒ジムも倒せる。ジオン側ならこの差は大きい。敵パイロットがヘボければ、耐久力補正で壊しやすくなるのかもしれない。旧ザクは、ツノ付きのエースだからか一撃で倒せない。同じ機種でも倒せるとは限らないというのは微妙なところだ。ハイパーバズーカも悪くないので、こだわらず敵が落としたものを拾った方が補給回数は減らせる。
連邦側ならドワッジでも一撃で倒せる機体は増えないので、自機はGバズIIが使いやすい。僚機にはドワッジ。
スコアを稼ぐには、僚機に敵を倒されるとマズい。だから逆に威力が105と低いザクバズーカを僚機に持たせる手もある。僚機の射撃でよろけている間に、自分が倒す。
ミサイルランチャーは食らうとイヤな武器だが、弾数が少なく自分では使いにくい。これも僚機向け。威力は3連で計150。ビームライフルやバズーカよりも、長時間よろけてくれる。ゲームに慣れないうちは、僚機の片方に持たせておきたい。ただし命中している間、敵のアタマがガクガクするので、ヘッドショットは狙いにくい。
ショットガンは至近で当てればビームライフル並みの威力があるが、連射が利かず、射程が短く、弾数も少ない。混戦で役立つかもしれないが、基本的にお遊びアイテムだろう。発射音が気持ちいい。
■バズーカはビームライフルに比べ威力が弱いので多く撃つ必要があり、足の遅い機体だと補給がつらい。高性能の機体が使えず、プレイヤーも射撃に慣れていないゲーム開始時は、マシンガンの方が楽だ。
マシンガンはパーツに当てても本体にダメージが波及する。敵を倒しやすいが、部位破壊しているうちに本体も弱っていくので、パーツを壊せるだけ壊して「じわじわいたぶる」には不向き。
回転が遅いがそのぶんバレルヒートしにくく、単発の威力が高いザクマシンガン(後期)が使いやすい。32×550発で総合火力は17600にもなる。NT-1は7840、GバズIIは4500だ。とはいえ、NT-1と同等のダメージを与えるのに9発当てなければならない。何より、よろけ効果がない。ビームマシンガンや大型ガトリングの雨の中でも敵は平気で動き回り、反撃してくる。
エースパイロットモード・ノリス篇『隻影の捜索者』でSを取るには、できるだけ部位破壊しながら4分以内にクリアする必要がある。初期装備のザクマシンガンと、敵の100ミリの威力は同じ25だが、回転の速い100ミリの方が与えるダメージが多く、部位破壊も狙いやすい。最初にマップ上に見える2体はやりすごし、まっすぐ前進して防衛目標に取り付いている陸ジムを倒し、武器を交換。以後、部位破壊を狙っていく。
■スナイパーライフルも敵が持ってるとイヤな武器だ。立ち止まらないと撃てない、連射が利かないなどのデメリットはあるが、威力は最大級。ヘッドショットは他の火器でもできるものの、やはり弾速の速い専用品は使いやすい。快感が違う。射程が最大の2000で、航空機を狙うのにも便利。
敵の射程外から狙えるステージが少ないのは残念だが、連邦側06「闇に放たれし猟犬」、ジオン側15「ジオンのものはオレのもの」では、前半にじっくり狙撃が楽しめる。
弾数が多い狙撃用ライフルが断然有利。手に入るまで、ジオンはマゼラトップ砲を代用することになる。高性能の機体は頭部耐久力が300を超えるので、マゼラトップ砲では一撃で破壊できない可能性がある。連邦側はあるものを使う感じだが、鹵獲まではSPII。以下にスペックを比べる。
狙撃用:360/25発/弾速15
SPII:350/18発/弾速14
マゼラトップ砲:215/23発/弾速11
■ガンキャノンなどの砲は、スナイパーライフルと同様、射程が2000。ジムキャノン、ザクキャノン、フルアーマーガンダム以外は狙撃時に攻撃力1.2倍のボーナスも付く。弾速もスナイパーライフルほどではないが、ビームライフルの7よりは速い。十分狙撃に使える。射撃姿勢を取るのにタイムラグがあるが、構えてしまえばスナイパーライフルより連射が利く。
砲には範囲ダメージもある(ガンキャノンII、ゲルググキャノンはビームのためナシ)。特にガンタンク、ガンキャノンはパーツに当てたとき本体に波及するダメージが大きい。どこだろうが当てさえすればいい。「棺桶」と呼ばれるガンタンクも、敵に回すと結構やっかい。当たると吹き飛ぶので、起き上がったところをまた撃たれるとなかなか近づけない。威力順に5位まで。2連のものは合計。
1位:フルアーマーガンダム。480/30発/弾速8.2。
2位:ゲルググキャノン。400/20発/弾速9。
3位:ガンタンク。380/18発/弾速11。
4位:ガンキャノンII。370/20発/弾速9。
5位:ガンキャノン。340/20発/弾速8.2。
■やっぱりゲルググキャノンは強い。試作型ビームライフルを持たせれば、メインもサブもフルアーマーガンダムに次ぐ最強クラス。機動性・格闘性も悪くない。それでいてコストが200以内に収まるから、単機出撃すればポイントが1.5倍になる。腕部ミサイルはバルカンに比べると使い勝手が悪いが、クラッカーよりマシ。