前に働いてたとこで熱中症になりかけて、食堂で休んでると総務の人が首にアイスノンみたいなの巻いてくれた。そしたら暑かったのが寒いくらいに冷えて、首を冷やす凄さを知った。
そんでコーナンに『首を冷やすリング』ってのが1000円ちょいで売ってたから買い、釣りに着けて行った。前回の釣行では汗だくになったのに、今回はそんなに汗をかかなかった。やっぱり凄い。
効果が2時間保つとあり、いつも家を出て釣り終わるまでが2時間で、調度いいかと思ったら、帰りの自転車で汗が噴き出てきた。律儀に2時間。短時間の外出ならお勧め。28℃で凍り、凍っても柔らかい謎の物質が入っている。
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2900円のグラスロッド
ゼブコ Zキャスト 6.0ft ミディアムを買った。2ピースのベイトロッド。2900円。聞いたことないブランドならともかく、一応知れたメーカー品としては安い。ミラクルジムこと村田基氏によると、グラスロッドは凄く安く作れるそうだが。
グリップはリールを留める部品までオールプラスチックで頼りない。一般的なロッドのようにブランクスが後に突き出しておらず、トップウォーター用グリップのような重さもないので、重量バランスが悪く持ち重りがする。ガイドも安いものだろうけどナイロンラインしか使わないのでまあよし。ブランクスはワインレッドのメタリックで、模様とロゴが入っている透明のシールが巻いてある。メインロッドのスミス スーパーストライクGO-102は半透明ワインレッドなので、図らずも色調が揃った。
適合ルアーウェイトは1/4〜3/8ozということで、ポップRやラトリンログなど軽量なプラグを使うのに調度いい。この辺のおもしろいロッドが欲しかった。同じゼブコのスピンキャストリールを載せて使う。
しなるので表示ウェイトより軽いルアーも全然いける。張りがないからキャストしにくいかと思ったがそんなこともない。普通に使える。今までダイワ ブレイゾンのベイトフィネスロッドを使ってたけど、必要だから買ったものの、なんの思い入れもないので、こっちの方が味があっていい。いい買い物をした感じ。
トップウォーター書斎派
46年前、中学のときに則弘祐・山田周治『ブラックバス釣りの楽しみ方』を読んで思想にかぶれてトッパーになった。高校卒業で釣りをやめて、去年再開した。
俺はなんにも変わってない。けどYouTubeとか見てるとトップウォーター界隈には変化があるようだ。
則氏はアンバサダーを使っていたが、それは最高のリールだったから。後に優れたリールが出ても、おそらくデザインが気に入らなかったり、使い慣れたものに愛着があったりで、アンバサダーを使い続けたのだと思う。ロッドも同様、彼にとって最高のものを使っていて、懐古趣味はなかったはず。
それがなんか、リールは丸形でなければならず、オフセットハンドルの昔っぽいロッドで、ルアーはインディーメーカーの大きいのを使うのが流儀みたいになっている。なんだろうなと思っていたが、雑誌『トップ堂』の古本を買って、ああこれかと思った。こういう世界もそれはそれだ。
こないだYouTubeで新しく買ったワームを試すという動画を見た。浮かせていると、ブルーギルが寄ってきてつつく。ハードルアーだとまずないことだ。
ハードルアーは動きを加えることによって何者かになる。自分が加えた動きを目で見ながら釣るのは楽しいよと、則氏が言ってたのはそういうことだと思う。道具もそれに最適なものを選んでいたはず。それこそがスタイルで、見た目の問題じゃなかったのでは。
楽しみ方は人それぞれだけど、なんか違和感を感じたので。
バルサ50 Mamb-O
スイッシャーはいろいろ試して、ニップアイディディーとスパターバズの2種類あればいいという結論に落ち着いた。が、1997年に出た『トップウォーターゲームの真実』というムックで則弘祐氏がマンボーに触れており、自信作ということでずっと気になっていた。
ウチはトップウォーターだけは絶対負けないって自信持ってますよ。だけはっていうと社長それはないでしょって怒られるけど、ほら、ほら、ほらね(水槽で新作のマンボーを動かせながら)、こんないい動きをするプラグは他にはないよ
そこへ先日YouTubeでそのいい動きを見てしまい、これはやっぱり欲しいとヤフオクで未使用品を落札した。
同封のカタログに「天性のダンサー」とあるように、首振りがうまい。スイッシャーは線で使うものだが、これは点で使える。見た目どおり変なルアー。ウッドボディーにグラスアイは風格があり、持っていてうれしい。当時の定価4500円も納得のデキ。
タックル
リールはシマノ 23 アンタレスDCMD HG LEFTを使っている。昔買った初期カルカッタを引っ張り出して久々に釣りに復帰してみれば、整備不良のせいもあるのか全然飛ばなかったので、最新最高のモデルなら飛ぶだろうと購入した。結果満足している。ロープロファイルのリールはトッパーらしくない気もするが、則弘祐氏もムックで当時最新のリールを紹介していたのでいいだろう。ヒロ内藤氏もスティーズを使っている。
ロッドはスミス スーパーストライクGO-102。45年前、中高生の頃使っていたものを去年買い直した。カーボンスローテーパーの6.5フィート2ピース。半透明ワインレッドのブランクスがきれい。
ラインはサンヨーナイロン アプロード GT-R ウルトラ16lbs。
ポップRなど小型ルアーは上記の組み合わせでは投げられないので、ゼブコ オメガ プロ ZO20PROと、ダイワ 21 ブレイゾン C64L-2・BFを使う。スピニングリールの操作感が嫌いで、スピンキャストにした。スピンキャストではファストテーパーのロッドが投げやすいそうなので、普通のベイトフィネスロッドを選んでいる。ラインはGT-R ウルトラ10lbs。こちらはあくまでサブシステム。
ゲーリーヤマモト スゴイペンシル No.2
最近存在を知って、ヤフオクで検索してみればハゼみたいなカラーがある。情報がないのでカラー名が何かわからないが、淡水ハゼの代表格はヨシノボリ。ヨシノボリ昔飼ってた。大好き。欲しい。というわけで落札してしまった。けど、こんなでっかい淡水ハゼいないから雷魚? かっこいいからなんでもいいや。フックは前のオーナーによって赤に替えられている。
No.2とは何か。サイズの表記でNo.1もあるのかと思ったら、先に出たスゴイクイックBに対してふたつ目のペンシルベイトということらしい。
発売当時メガバス ジャイアントドッグXのパクリと言われたそうで、並べてみた。手前がスゴイペンシルで奥がジャイアントドッグX。リアルな造形、細い尾、この写真じゃわからないが背中の盛り上がり具合とか似てる。ジャイアントドッグXは評判いいんだけど、個人的には使いどころがない。ほかのペンシルベイトと比べて動かしづらく、このルアーでないとっていう特色が薄い。
スゴイペンシルは左右幅の広いスライドにワンノッカーラトルが響いてアピールが強そう。ジャイアントドッグXより若干大きく重いのもいい(ドッグXディアマンテはジャイアントに輪を掛けて動かしづらいのでナシ)。初陣でヒットはなかったものの、一度足元までバスが追ってきた。これはいけそう。
ダイワの変なルアー
ダイワは普通にエラがモールドされたリアルフィニッシュのルアーをラインナップしてるのだけど、ときどき変なのを出す。
上は普通のフロッグだが、カラー名が「スイカ」。確かにスイカ模様なのだが、なぜカエルがスイカ。
下は昔からあるクランクベイト、ピーナッツのバリエーションで、デカピーナッツII SSR ブレードチューン。お腹にブレード、尻にプロペラが付き、フックはバーブレスのダブル。カラー名は「D伯爵」。ネコ目でキバが描いてあるので、ドラキュラと思われるが配色が謎。なんか元ネタがあるんだろうか。ナマズ用だがダイワのビデオではバス釣ってる。これは生産終了のようだ。
ナマズ用ではふく鯰というのもある。ノイジータイプでブレード付。フグのことを縁起担ぎでふくとも言い、膨らんだフォルムでトラフグ模様がラインナップされてる。妙なのが淡水用なのにフグだけじゃなく、ゴンズイ、ヒカリキンメダイ、デメニギス、カツオノエボシもあり、熱帯魚のコリドラスパンダ、トランスルーセントグラスキャット、さらには果物のイチゴ、もも、みかんまである。
楽しいので、こういうルアーをもっと出してほしい。