タックル

tackle
 リールはシマノ 23 アンタレスDCMD HG LEFTを使っている。昔買った初期カルカッタを引っ張り出して久々に釣りに復帰してみれば、整備不良のせいもあるのか全然飛ばなかったので、最新最高のモデルなら飛ぶだろうと購入した。結果満足している。ロープロファイルのリールはトッパーらしくない気もするが、則弘祐氏もムックで当時最新のリールを紹介していたのでいいだろう。ヒロ内藤氏もスティーズを使っている。
 ロッドはスミス スーパーストライクGO-102。45年前、中高生の頃使っていたものを去年買い直した。カーボンスローテーパーの6.5フィート2ピース。半透明ワインレッドのブランクスがきれい。
 ラインはサンヨーナイロン アプロード GT-R ウルトラ16lbs。
 ポップRなど小型ルアーは上記の組み合わせでは投げられないので、ゼブコ オメガ プロ ZO20PROと、ダイワ 21 ブレイゾン C64L-2・BFを使う。スピニングリールの操作感が嫌いで、スピンキャストにした。スピンキャストではファストテーパーのロッドが投げやすいそうなので、普通のベイトフィネスロッドを選んでいる。ラインはGT-R ウルトラ10lbs。こちらはあくまでサブシステム。

ゲーリーヤマモト スゴイペンシル No.2

sugoi pencil
 最近存在を知って、ヤフオクで検索してみればハゼみたいなカラーがある。情報がないのでカラー名が何かわからないが、淡水ハゼの代表格はヨシノボリ。ヨシノボリ昔飼ってた。大好き。欲しい。というわけで落札してしまった。けど、こんなでっかい淡水ハゼいないから雷魚? かっこいいからなんでもいいや。フックは前のオーナーによって赤に替えられている。
 No.2とは何か。サイズの表記でNo.1もあるのかと思ったら、先に出たスゴイクイックBに対してふたつ目のペンシルベイトということらしい。
 発売当時メガバス ジャイアントドッグXのパクリと言われたそうで、並べてみた。手前がスゴイペンシルで奥がジャイアントドッグX。リアルな造形、細い尾、この写真じゃわからないが背中の盛り上がり具合とか似てる。ジャイアントドッグXは評判いいんだけど、個人的には使いどころがない。ほかのペンシルベイトと比べて動かしづらく、このルアーでないとっていう特色が薄い。
 スゴイペンシルは左右幅の広いスライドにワンノッカーラトルが響いてアピールが強そう。ジャイアントドッグXより若干大きく重いのもいい(ドッグXディアマンテはジャイアントに輪を掛けて動かしづらいのでナシ)。初陣でヒットはなかったものの、一度足元までバスが追ってきた。これはいけそう。

広告ブロッカー

 広告あっての無料コンテンツなので今まで入れなかったが、最近度を超している。もはやウェブコンテンツ見てるのかTemuの広告見てるのかわからない。数行ごとに広告入ってるとこもある。商用サイトだけじゃなく、個人サイトでも同様のとこがある。やりすぎ。対処せざるを得ない。
 MacのSafariにはAdblock Plusを入れた。今のところ無料のようだ。
 iPhoneには280blocker。800円。iPhoneではGoogleのアプリでニュースを見ることが多い。これには広告ブロックが適用されない。なのでそのページをSafariで開くというワンアクションがいる。しかもSafariから戻るとGoogleがリロードされる。実害がないと言えばないのだけどなんとなく妙。広告がひどいときだけSafariに飛ばしている。
 最近YouTubeに2分とかの広告が入るようになった。エグいが課金以外対処できない。よほど見たいもの以外は見るのをやめるしかない。つまりYouTube自体を利用しなくなっていくということだが、それでいいんだろうか。

ダイワの変なルアー

daiwa lures
 ダイワは普通にエラがモールドされたリアルフィニッシュのルアーをラインナップしてるのだけど、ときどき変なのを出す。
 上は普通のフロッグだが、カラー名が「スイカ」。確かにスイカ模様なのだが、なぜカエルがスイカ。
 下は昔からあるクランクベイト、ピーナッツのバリエーションで、デカピーナッツII SSR ブレードチューン。お腹にブレード、尻にプロペラが付き、フックはバーブレスのダブル。カラー名は「D伯爵」。ネコ目でキバが描いてあるので、ドラキュラと思われるが配色が謎。なんか元ネタがあるんだろうか。ナマズ用だがダイワのビデオではバス釣ってる。これは生産終了のようだ。
 ナマズ用ではふく鯰というのもある。ノイジータイプでブレード付。フグのことを縁起担ぎでふくとも言い、膨らんだフォルムでトラフグ模様がラインナップされてる。妙なのが淡水用なのにフグだけじゃなく、ゴンズイ、ヒカリキンメダイ、デメニギス、カツオノエボシもあり、熱帯魚のコリドラスパンダ、トランスルーセントグラスキャット、さらには果物のイチゴ、もも、みかんまである。
 楽しいので、こういうルアーをもっと出してほしい。

釣りとドラクエ

fishing tackle
 Switch版のドラクエ3をまた始めた。おもしろい。ドラクエは親切設計だけど、最近のもののようにすいすいとはいかない。レベル上げが必要になる。先に進むため計画を立てて、レベルを上げ、アイテムを揃える。地味な作業だけどこれが楽しい。
 俺にとって釣りも一緒で、釣具を揃え、準備するのが楽しい。中学生のときに使っていた竿がまだ売ってたのでそれを買い、リールは最新のものを買った。ボートに乗らず岸から釣るのをオカッパリといい、普通オカッパリではそのとき使うルアーだけ厳選してヒップバッグなんかに入れて行くらしいが、俺はアタッシュケースのようなタックルボックスに厳選55個を詰めていて、全部持って行く。この55個を揃えるのが楽しい。っていうかもう揃っちゃったので、楽しかった。あとは釣具のチョイスが正しかったことを確認するために釣りに行く。あー、この釣具、やっぱええわー、って感じ。

なにを言っているのかというと

 選挙に行っても意味がないという人がいる。1票入れたところでなんか変わるわけじゃないからだ。1票の力は有権者数分の1しかない。当たり前。意味がないというのはそれが不満だということ。俺様の1票はもっと力を持つべきと思ってる。思い上がりですね。
 デモに行っても意味がないという人がいる。これも一緒。デモは示威行為だ。思うことを表しにいく。意見の表明に意味がないわけがない。意味がないというのは、行ったら即座に変わらなければイヤだということ。ひとりが意見を表明しても変わらない。当たり前。数が増えるほど力は増す。意味がないからと言って参加しなければ数は増えない。自分はその数の1人でしかなく、その数の1人だ。
 政治は政治家が上の方でやるもので、下々には関係ない、下の意見はどうせ反映されないと言って投げるのは、自分が民主主義の主体だとわかってない。選挙に行け、デモに行けということじゃない。システムの中の自分はそういうもんだということ。誰もが世界の有り様に責任を持つ。ちょびっとずつ。
 ゴジラ-1.0の話をしてるんですが、あれはシステムを否定してた。こないだ書いたこれだけども。戦時中は民主主義じゃなかった。否定するのは変じゃない。戦後すぐも民主主義体制が整ってたわけじゃないだろう。それはわかる。でも作品に共感するチャンネルは、「国はあてにならない→俺たちでやる→俺がやる」だと思う。国を外のものとして否定する。最終的に「俺」の力が強い。現代の視聴者がこの感覚を持ってないと感情移入できない。で、俺はできなかった。そういうことです。