■うしじま『What if it’s a human?』。期待以上の素晴らしさ。
あのきゅっとした尻が、うずうずくねくね動く。強烈な破壊力。
ほとんどのイメビは単なる商品だけど、これは気合い入ってる。衣装とシチュエーションのこだわりが流石。セーラー服にフンドシで鏡を舐める(自分にキスしてるみたいになる)とか、正しく狂ってますね。
こういう映像が作りたいと明確なコンセプトを持ち、成功したイメージビデオってなかなかない。コスプレ好きにはたまらんです。俺的にはベストの1作。ただ、チャプターによってはすぐ終わっちゃうのがあるんで、これももうちょい長回ししてくれれば嬉しかった。
ネット以外じゃほとんど無名のコスプレイヤーの自主制作なのに、昨年末にアマゾンのアイドルDVDで予約1位を取った快挙には、いろいろ考えさせられる。
Kindle用の電子書籍を個人で売れば35%の印税が受けられるなんて話もあったり。iPhone用の電子書籍も結構出てて、噂のタブレットPCが出ればそっちで加速するだろう。Flashの次のバージョンはiPhoneのアプリを作れるそうだから、プログラムの知識がなくても電子出版ができるようになる。アマゾンとかiTSみたいなインフラがあれば、既存の流通をすっ飛ばして作家が直接作品を売れる。
一方で、コンテンツはタダが当たり前になってて、iPhoneのアプリもタダか低価格が多い。Kindleにしたって紙の本より安くしなきゃ売れないだろうから、35%でも儲かるとは限らない。
このあたりはかなりいろいろ考えてて、そのくせ結論のようなこともなく、書きだすととりとめもなく長くなるんで、この辺でやめときます。