刀狩りにあった

0803_knife.jpg
 
■職質で捕まって写真と指紋取られた。ツールナイフをキーホルダーにしてたもんで。最近うるさいみたいだからキーホルダー変えようと思ってたのに遅かった。レザーマン・マイクラってヤツで、刃渡り4センチ。ナイフはあんまりいらなくてハサミが便利。
 銃刀法には引っ掛からないし、どうっちゅうことないだろうと思って「持ってませんか?」「持ってますよ」的にさっくり見せたったら、軽犯罪法には引っ掛かるんだと。帰ってから調べたら軽犯罪法には刃渡りとか具体的な規定がないんですな。ハサミだろうと、その気なら引っ張ってけるようで。
 新宿署に連れて行かれて、調書取られて、写真と指紋。
 調書はノートパソコンで書いてた。ドングル的なものを刺さないと使えないようになってるらしい。
 写真はアップ、全身、メガネ掛けた状態、外した状態、正面、斜め、横の組み合わせ。カメラはソニーの高倍率ズーム機だった。
 指紋はスキャナ的なもので取るんですな。なにかと電子化されてる。拇印を押す要領で親指正面、指を揃えた状態で4本まとめて正面、さらに指一本ずつぐるっと回しながらスキャン。回すのは歪みがちで、正面の画像と整合性がないとエラーが出る。新人的な人はヘタで、ああ、なんでもコツがあるんだなあと思った。手のひらと手の横も取った。
 軍服+リュックは標的にされるとどっかで読んだが、それはまさに俺。そんで「こういう格好だと職質されやすいのはホントか」と訊いてみたら、笑いながら「そんな話、どこで聞きました?」だそうで。まあ警官によるのかもしれんし、秋葉はそうなのかもしれん。
 ナイフは本来没収だが、悪意(?)がなくて特別な理由があれば返してくれるそうだ。親の形見だとか。「誕生日に自分で買った」と、しょっぱい話(本当)をしたら「想い出の品」という名目で返してくれた。封筒に入れられて、ウチ帰るまで出すなと。もし途中でまた職質に会ったら封筒見せればいいからと。
 キーチェーン付で売ってたものをキーホルダーにしてなんで捕まるんだって感じだし、軽犯罪法で刃渡りに関係なくしょっ引けるなら銃刀法はなんなんだって話だし、なんに関してもこうやって捕まえたいときは誰でも捕まえられるようになってるんだなあと、いろいろ思うところはあるが、対応にヤな感じはなくて、指紋スキャナとか珍しいから、ちょっとおもろかった。

2 thoughts on “刀狩りにあった

  1. お、おーい!
    ま、没収されなくてよかたね。
    職質は大学の頃によく夜中にサワイさんの家行ったり自転車でウロウロしてたんで合計10回くらいはあったけど特におとがめ無しだった。
    一度大学の学生証みせたら京都近辺機動隊/警察系では最大派閥の大学だった為マジで2歩くらい後ずさりして、「こ、こ、これは結構な大学で」とビビってた。オレの先輩によっぽどヤな目に会ってるんだなあとか。

コメントを残す