台本を読むようなしゃべり方

■ソーホーっていうか半ニートなので、普段人と会わない半引き籠もりなのに、夢の登場人物は多い。巨大な集合住宅に知人がこぞって住んでるとか、遠足とか。この歳で遠足もないが、旅行って言うより遠足のイメージ。大勢で、よく歩く。
 
■オタには台本を読むようなしゃべり方をする人がいる。気持ちはわかる。身近な会話が、台本を読んでるものだからしょうがない。
 もう一つの理由は、他人としゃべるとき、係わるとき、自己表出をするときに構えるから。話すのに障壁がある。男はどうでもいいが、レイヤーの女性が台本を読むようなしゃべり方をすると、違和感を感じると同時に好感を持つ。
 俺は声が高いが、これもATフィールドを超えるために力むからだろう。俺はもごもごしゃべるが、わかってほしいが、わかってもらえると思ってないからだろう。
 こないだ、ある種のおばさんも台本を読むようなしゃべり方をすることに気付いた。40前くらいで、それなりにお金があって、そこそこに遊んでる(性的な意味じゃなく)アクティブな人の一部。これはなんだかわかんないので気持ち悪い。
 火曜の『くちコミ☆ジョニー!』を辛酸なめ子目当てで見てる。っていうか、辛酸なめ子を見てる。西山茉希っていうモデルも出てるんだけど、こいつの話がつまらなくてつまらなくてつまらなくてつまらない。やらせてくれると言っても殴ると思う。それ以前にやらせてくれるって言わないし殴ったら訴えられると思うが、とにかくこの人が出てなきゃもっと気持ちよく辛酸なめ子が見れるのになと思う。よくわからんが、こいつのつまらなさは台本を読むおばさんと繋がってる気がする。
 一方、前にも書いたが、おっさんは芝居がかった動きをする。エレベーターの階数ボタンを押すとき、指を突き出してから溜めて、ピッと押し、さっと引っ込めたあと、脚か腕を組みながら壁にもたれてイイ男のポーズを決めたりする。こんなこと若者はしない。その若者もやがて働きだしたら、おっさんモーションを体得する。二十歳を超えてから動作のモードを変えるのは結構凄いことだと思う。
 俺はおっさんモーションをしてないつもりだったが、気が付くとだんだん増えてきてる。どうも父親の動きを真似てるようだ。今さらそうする理由がわからん。
 えーと、なんの話だっけ。
『くちコミ☆ジョニー!』月曜レギュラーであり仮面ライダー・ファイズであるところの半田健人の歌謡曲マニアっぷりもおもろいです。

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