厄払い

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■今年に入ってから医者にかかりっぱなし。かつて唯物論研究会にいた俺ではあるが、もう神仏におすがりするしか。ということで厄払いをやってもらった。今年は鳥肌実と同じ42歳厄年。と、思ってたら数えで43であり後厄であり既に十分災厄起こり済みであり、厄払いするならもっと早くやっとけやであった。
 行ったのは近所の奥沢神社。

 江戸時代の中頃、奥沢の地に疫病が流行して、病に倒れる者が多かったとき、ある夜この村の名主の夢枕に八幡大神が現われ、『藁で造った大蛇を村人が担ぎ村内を巡行させると良い』というお告げがあったという。早速新藁で大きな蛇を作り村内を巡行させたところ、たちまちに流行疫病が治ったという言い伝えがあり、これが厄除けの大蛇として鳥居にからまり、大蛇お練りとして現在に伝えられている。

 だそうで。蛇は毎年作り直していて、今年の蛇はお社の中にいて、去年の蛇が鳥居に絡まってるのだとか。ファイナルベントでもって厄災を吹き飛ばしてくれそうだ。この神社は小さいけどちょっと変わった造りをしてて、夕方なんかは木漏れ日がいい雰囲気を出して、いかにも何かありそうな感じ。
 紙の形代に名前書いて、それで身体を撫でるときは妙な気持ちになった。それを燃やされるのも火傷した者としては妙。あとは「これがあの、はらたまきよたまか」とか思いながら、よくわからんまま座ってた。
 
 ちなみに麻痺のため、退院直後は何の役にも立たなかった右腕は、一応デジカメ使えるくらいに回復した。力が弱くて精度も悪いんで、片手じゃ全然ダメだけど。こうなって気付いたが、左手だけで使えるカメラってないよな。エキザクタならいけるのか?
 ゲームもムリかと思ったけど、案外右手の操作は単純だから、もう少しすればできそうだ。WiiリモコンとDSのタッチペンはムリなのだが。

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