シンケンジャー

侍戦隊シンケンジャー・再終幕。いやあ、面白かった!
 シンケンはまず、チームが良かったっすね。それぞれ背負うものがありつつ和気あいあい。他の戦隊シリーズだってそうで何が違うんだと訊かれると、シナリオも役者も良かったとしか言えないんだけど。ほんといいチームだった。見てて楽しい。戦隊ものは子ども番組だから、わかりやすく極端なキャラ設定がされていて、今回も、殿と家臣となぜか寿司屋という無茶なチームながら、大人が見ても違和感がなかった。6人ともみんないい。
 反面、敵側の魅力がイマイチかなーと思ったけど、後半盛り上がってきた。ドウコクと薄皮太夫の大人な関係、シブイ。ドウコクかっこいい!
 終盤、突如現れる新キャラ、姫と丹波も凄く良かった。姫はできた人だし、丹波のイイ厭なヤツっぷりは『仁義なき戦い』における山守のおやじに匹敵。
 アクションやカメラワークなんかも、最後までどんどん新しい工夫が入ってきて、全然だれなかった。
 もー3週間くらい前からシンケンが終わること考えると涙腺が緩む状態になってるところに、これまたチーム解散の寂しさを強調するラストでね。まあ実際、泣きますよ。続く仮面ライダーWにジャスミン姉さん出てても頭に入らない感じで。今こうやって書いててもまた泣けてきますけどね。
 ほんと面白かった。いいラストだった。スタッフの皆さんもキャストの皆さんもお疲れ様でしたよ。もう1回言うけど面白かった!

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