2枚組サントラ。1枚目はライナーによると「独立した音楽として楽しめるように」短すぎる曲を伸ばしたり編集したものだそうだ。伸ばしても2分前後の曲が多い。
2枚目が本来のサントラらしい。細野さんの曲以外に、劇中で使われた園まりの『逢いたくて逢いたくて』とか筒井康隆によるナレーションとかも入ってる。半端に雑多な感じ。
あたしゃ細野さんの新譜として買ったんで、1枚目がこういうかたちで分離してるのはありがたい。
アンビエント/エレクトロニカっぽい感じで、細野さんがサントラやったらこんなんだろうなあっていう範囲内だけど、アコースティックな音の入れ方はちょっと新鮮。
ついでに買った、ハリーとマック『Road to Lousiana』。細野さんと久保田麻琴のユニット。’99年発売。
俺は音楽の聴き始めがYMOだったもんで、ロックの素養がなくてバンドサウンドが苦手だったりする。だからこれは好みじゃないかなーとパスしたものの、’00年の『Tin Pan』が良いんで気になってた。
買ってみれば好みじゃないもなにも1曲目からめちゃめちゃかっこいい。なにせロックの素養がないもんで、こういうのなんて言うのか知らんが、スワンプ? 違う? お馴染みの『Choo-Chooガタゴト』と『Pom Pom 蒸気』もやってる。