■水筒買いました。話長いよ? だって水筒の話だから。
さんざん検討して、買ったのはラーケン クラシック0.35リットル。保温性はないし、片手で飲めたりもしないが、ペットボトルだって同じ。
パワパフが欲しかったが見つからず、ジャポニカのマリ(赤)も気に入ったけど、結局、傷が付いても目立たないグラナイトにした。ジッツオみたいなハンマートーンで、このサイズだとまるで手榴弾。
カバン(ドンケF-3X)のサイドポケットに収まる。重さは95g。フタが軽い力でしっかり締まるから、カメラと一緒でも大丈夫。軽くて、扱いやすくて、洗いやすい。ストレスフリー。
以下詳細。
基本的にはそのまま持ち歩くけど、一応カバーも買った。
大人用は柄入りのネオプレンと、0.45L兼用の布製が用意されてる。ネオプレンはイヤだし、布製は兼用だけあってちょっとデカい。
子ども用のCキッズが一番しっくりきた。重さを量ってみると45g。ストラップはいらないから、ちょん切ったら29gになった。
あとで気付いたがナルゲン HDボトルケース0.25LはCキッズ同様のフィット感。こっちにすれば良かったかも。
カバーの断熱効果を試してみた。2つのペットボトルに8℃の水を入れて、片っぽはそのままハダカ、もうひとつはカバーに入れ、気温28℃の玄関先に置いといた。2時間後、ハダカは20℃(+12)。カバー付が16℃(+8)。実際に、冷えた麦茶に氷5個入れて持ち歩いてみたら、一応冷たく感じるのは2時間までだった。まあ、こんなもんだろう。布の間にウレタン挟んだだけにしては頑張っている。プラスチックのサーモマグより保温性高いかも。結露も防止・吸収してくれる。
ついでにアスリートキャップ(ジュニア用キャップ)も購入。ラーケンクラシックはカバーに入れると、本体側に掴むところがなくなってしまう。開閉しようとするとカバーの中で空回りする。それに、飲み口がカバーの上に突き出ないから飲みにくい。アスリートキャップはこれらの問題を解消してくれる。
でもやっぱ洗いにくい。飲み口は簡単に外れるようになってるものの、それ以上の分解はできない。細かい隙間が気になる。
あと、中が見えなくて残量がわかりにくいのも難。重さも23gアップ。
ドンケのポケットに入れた場合、カバーごと取り出すより、本体だけ引き抜いた方が楽ということもあって、アスリートキャップの出番はあんまりなさげ。
さらにサーモス ジャストフィット缶クーラー JCB-350も買いかけた。ラーケン0.35Lは缶と同径だから調度はまる。フタを持って持ち上げると、缶クーラーがゆっくりズレて落ちていく感じのジャストフィット度。160gと軽量で、ラーケンを足しても255g。普通のサーモボトルの重さ。ただし上から熱が逃げるんで保温性はそれなり。
合体・装備変更にロマンを感じたものの、どうせなら素直に魔法瓶タイプの水筒を買い足した方がいいんで思いとどまった。980円で買えることもあるみたいだから、そのうち買っちゃうかもだが。
匂い移りは気にならない方だと思う。新品は独特の匂いがするし、コーヒー入れたら匂いが移ったけど、どっちも一晩水に漬けといたらほぼ消えた。飲み口はアルミ地だが、つやつやしている。ここも何かしらコーティングされているんだろう。ステンレスのマグみたいに金属の味はしない。
ラーケンの内部はエポキシ樹脂でコーティングされている。環境ホルモンが気になるところだが、エポキシ樹脂工業会のこことか見ると大丈夫そう。売り手の説明は信じられないとか、少しでもリスクは避けたいとか言う人は、エポキシのラーケンとポリカーボネートのナルゲンとかは避ければ良し。ラーケンは欧州の厳しい基準をクリアしてるんだろうし、ビスフェノールAは体内に蓄積しないそうだし、大豆イソフラボンもホルモン様物質だしで、まあ平気かと。
*’12年追記:ラーケンのサイトにBPAフリー(ビスフェノールAを含まない)と記述が出ている。古い記事ではエポキシとあるが、コーティングが変わったのか、以前からBPAフリーのエポキシだったのかは不明。
アルミ・アルツハイマー説は気にする必要ないでしょう。そもそも因果関係がはっきりしてない。その上、アルミボトルといってもコーティングされていて、内容物から見ればプラボトルだから。仮に飲み口の部分がアルミ剥き出しだとしても、飲むときにそこから溶け出す量なんて、食品に含まれるアルミの量に比べて問題にならないほど少ないはず。
ラーケンでちょっと困った点がSIGG トラベラー0.4Lだと無問題でいいなと思った。カバーを付けても掴むところがある。形と大きさが0.5Lペットボトルに近いんで(ちょっと小さいが)、ペットボトル用のカバーやホルダーが使える。数多い中から選べて楽しい。くるぶしまでの短い靴下も、カバーとして案外いける。フタとかパーツも入手しやすい。インナーコーティングは正体不明だけど(エポキシアクリルかPET?)、ラーケンより質が良さそう。シグのラインナップ中、0.4Lは特殊なサイズで、普通のカラーやカバーが用意されてないのが難点だが、0.6Lだと太くてペット用カバーに入らなくなる。
一方ラーケンクラシックがいいのは、開口部がシグより広いこと。注ぎやすいし、アイスキューブがなんとか入る。ウチは食器洗いにネットスポンジ(これ)使ってるんだけど、中に押し込んで箸でぐりぐりやれば特別な道具はいらない。広すぎて飲みにくいってこともない。フタの開閉も、シグほどぐるぐる回さなくていい。いろいろと楽。
シグかラーケンフツーラの購入考えてる人は実際に手に取って、開閉の感じと開口部の広さをラーケンクラシックと比べてみた方がいいと思う。カバー付けたまま使う場合以外では、ラーケンクラシックのフタの方が合理的。シグも慣れれば、なんてことないんだろうし、漏れにくいという点では優秀なのだろうけど。見た目の好みもあるしね。
*追記:“LAKEN キャップ”とかで検索があった。
アスリートキャップは新宿 L-Breathで買いました。クラシックの普通のキャップも売ってた。モンベル渋谷店にもあった。通販だと、楽天で検索すれば出てきます。アスリートキャップ、クラシックキャップとか。
ちなみにラーケンクラシック自体は池袋パルコのSmithって雑貨屋で買いました。ここの各店はカラーバリエーションが揃ってた。Cキッズカバーは渋谷ロフトで購入。
LAKENの0.75リットル持ってます。
HPには黒と赤しか載ってないけど色も一緒。大砲かなんかの薬莢て感じ。
自転車通勤の往路でほぼ飲みきる。中身はポカリ。
いかにも丈夫そうな、落としたときの音がなんとも言えず良いですね。
おお、ラーケン仲間。
この色は軍用っぽいよね。
落とすのを楽しみします。
はじめまして。こんにちは。
お写真では飲み口を外されているようですが、どうやって外したのですか?
私もLAKENのアスリートキャップ水筒を買ったのですが、飲み口の外し方が分からなくて困っています。教えてください。よろしくお願いします。
ちょっと説明しづらいのですが、外れる位置があります。
一度飲み口が開いた状態にしたあと、
飲み口を軽く引っ張りながら徐々に締めていくとわかりやすいかもしれません。
締める方向に回すと飲み口は下がっていくので、
逆に上方向のテンションをかけるわけです(ややこしいな)。
回していくと途中でカクンと持ち上がる場所があります。
ここで引っ張る力を緩めて、
また開く方向に少し回すと外れます。
教えていただいた方法で外れました!これで飲み口の中まで洗えます!
ふじりさんありがとうございます!