■カブトは終盤ぐだぐだでしたな。ファイズの暗さが辛くて、ブレイドはライダー同士の内輪もめと、オンドゥル語にうんざりして見るのやめたんで、つまらないギャグでも、おちゃらけで軽くしてくれたのはありがたかったけども。いらんことやってるせいで、広げた風呂敷畳み損ねたような。
変なヤツ(特別な人間)ばっかりがライダーやってるなか、加賀美が愚直さを貫いてガタックの資格を得るあたりは面白かった。
アクションは格好良かったな。響鬼はアクションがダメだったからなあ。ファイズのかったるそうな動き+電子音には負けるけど、ゼクターは操作部ががっちりしてて、携帯とかカードとかみたいに、ちまちましてないのが良かった。後ろ向いたままの「ライダー・キック」もステキ!
最終回は、ひよりのパンツが見えそうで良かった。天道の演説は「おっ」と思ったけど、突然全部セリフでしゃべっちゃうのはどうなんだ。まあ、桃太郎侍的なノリかもしれんけど。あ、桃太郎は次か。
■ボウケンジャーはブラックが悪いヤツにそそのかされて、暗黒面に墜ちかける話だった。心の闇が「本当の自分の力」を引き出す。が、結局それを捨て、仲間から得た光の力で勝利する。戦隊ものの枠内の話で、特にどうということはない。
そんでさっき、たまたま映画見る前にと読み返した『鉄コン筋クリート』がそんな話で。しかも光と闇うんぬんに関しては、ボウケンジャーと大して深さが変わらないのでは、と思った。