■OMシステムは開発終了で、アクセサリーを出してくれるサードパーティーもなくなったが、こんなのがあった。レンズ・イン・ア・キャップ。撮影もできるボディーキャップ。姉妹品にシフトレンズもあるが、こっちはOMマウントがない。
OM-4に付けるとこんな。パンケーキw。35/5.6というスペック。絞りはターレット式でF64まである。自動絞りじゃないから、絞るとファインダーが暗くなる。F値が書いてないところに回すとレンズが保護される。便利。メーターにも連動しない。でもOMはダイレクト測光だから、メーターが反応しなくてもAEで撮れば適正になる。普通のカメラはあらかじめ絞りとシャッタースピードを決めてから撮影するけども、ダイレクト測光は露光中のフィルムの明るさを直接測って、適正になった時点でシャッターを閉じる方式。
以下、作例。
かなりあやしい描写なんだけど、縮小しちゃうとそうでもなくなる。右下の車とか、むにゃむにゃしてるのはわかると思う。周辺光量落ちはそんなに酷くない。
どうせならと、レタッチでさらに酷くして彩度を上げてみた。ナウなヤングにはこのくらいの方がウケますかー?
逆光気味だとこんな。霞みがかる。もともと綺麗な場所じゃないが、霞みと暗部の発色の悪さでイヤな感じになった。
ルーボット10倍ルーペも買った。レンズ・イン・ア・キャップに差し込むとマクロレンズになる。単体でルーペとしても使える。プラスチックレンズだけど見え具合は結構いい。写真はスタンドを畳んでキャップを付けた状態。ちょっと可愛い。試しに撮ってみたもののISO 100の手持ちじゃブレて。レンズ・イン・ア・キャップだけならイマイチだが、ルーペは遊べそう。