テレビ

ソニー 22V型地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ(別売USB HDD録画対応)BRAVIA KDL-22CX400■ブラウン管を使っていたけど、もうちょっとするとゴーカイジャーが見られなくなるということで駆け込みでテレビを買った。
 ちょっと調べたところ東芝がいいっぽいが、このご時世に原発メーカーはヤな感じ。東芝のパネルはLG製らしいのでLGのテレビを調べたがクチコミが少ない。日立と三菱も原発関係。松下とシャープには苦い思い出がある。
 ということでソニーに。これまでのテレビは3万円で買ったんで、今回もその辺でBRAVIA KDL-22CX400になった。
 買ったのはヨドバシ。ヨドバシはネットショップより店頭の方が安くて、ポイント還元分引けば価格.comの最安より安かった。
 
 他機種をじっくり見たことないから比べようもないが、こんなもんなんでしょう。スピーカーは下向きに付いてるけど結構いい音。標準の色調は肌が赤黒くて違和感あったんで、ガンマ上げたり、色温度で赤下げたりして、まあなんとかなった。
 ただ、下から見ると色が濃く、上からだと薄くなる。連続的に。寝っ転がったときと、立ち上がったときで全然色の濃さが違うんですよ。まあ、あたしゃ見る角度がだいたい一定なんで、そんなに問題ないけど。
 外付けUSBドライブで録画ができるのは助かった。うち、レコーダー壊れたままだし、ドライブ余ってたし。
 
 かなりいまさらな話ですが、携帯がコンピューターであるように、今のテレビはコンピューターなんですな。YouTube見られるし、ウェブブラウザも付いてる。ニコニコ実況やツイッターを同時に表示できるのはちょっとおもろい。
 そんでいわゆるガラケー同様、操作系がカーソル移動なもんで、使いづらいというか歯がゆいというか。できることもやる気がしない。
 しかも操作にタイムラグがある。ちょっとだけど。文字入力はテンキーでガラケー式にできるが、連打に付いてこないからしんどい。テレビでツイッターやらないにしても、検索するにも文字入力がいる。
 iPhoneアプリのリモコンもあって、これだとフリック入力できて、iPhone経由でブルートゥースキーボードも使える。けどあいだに1枚はさまってるような歯がゆさは残る。
 ここまでできるのに、こんなに使えないという。
 そんで肝心のテレビ視聴に関して、たいしてインテリジェントになってないのがなんだかなあって気も。番組表出して録画予約したり、検索したりはできるけど、もうちょっとなんかできるんじゃないのかな。「この人誰?」と思ったとき簡単にプロフィール調べられるとか、「夜中に篠崎愛出ますけど録画しときます?」「裏番組でパンツ見えそうですよ!」って教えてくれたりとか。ニコニコ実況もツイッターもたまたまあっただけで、放送局や家電メーカーが作ったもんじゃないし。もっとおりこうな機種もあるんですかね。
 
 ついでに言うと、「スマートフォンは一部の人のもので一般には普及しない」って言ってた人がいたけど、絶対そんなことないと思ってた。
 ひとつはスマホに行くしか先がないということ。カメラがかつて二度、機械的進歩が飽和して電子化に活路を見出したのと同じ。一度目はAFで、二度目はデジタル。ガラケーは飽和してた。
 もうひとつはカーソル移動のインターフェイスはCUIに近いから。携帯サイトは見た目も8〜16bitっぽい。MS-DOSの時代、マックのGUIは理解されなかった。パソコンは文字・数字の入力がメインだから、キーボードから手が離れるマウスは操作性が悪く、お絵描きとゲーム以外には必要ないと言われていた。でもウィンドウズ3.1が出たら、みんなそんなこと言ってたのを忘れて乗り換えた。自然でリッチな方に人が流れるのは当たり前。最終的に勝つのはiPhoneじゃなくアンドロイドかもしれないが、スマホが主流になるのは間違いないと思ってた。
 今後、Apple TVとかGoogle TVとかが海外でどうにかなって、日本はしょぼい状況のままなんですかねえ。

ミント

ミント
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■まだミント買ってます。買い続けてます。レビューします。「アフターディナーミント」だとか、すかしてやがる感じのは買いません。貧乏ですから。輸入物はだいたい、かつてソニプラであったところのプラザに置いてます。あとカルディとか三浦屋とか。
 
■まずは普通の
 
フリスク ブラック ミント
 オランダ産。口に入れた瞬間は一番辛い。味にクセがなく、安くもなく高くもなく、どこでも売ってて、標準的。
 
ホールズ ハイパー ミント
 イギリス生まれの日本製。メンタムっぽい。ぬめっとした味。強さを謳うわりにはちょっと弱め。ハードキャンディーは、噛み砕けば一気に広がるミントの刺激と、アゴに伝わる振動の相乗効果で目が覚めやすい。
 
メントス ミント
 オランダ産。歯磨き粉っぽい味。ミント弱いし、ソフトキャンディーが好きじゃないんで、俺的にはいまいち。
 
■気に入ったの
 
フィッシャーマンズ フレンド (写真:a)
 強い。イギリス産。前に書いて以来リピートしてる。普通は小袋で売ってる。白い袋がオリジナルのエキストラストロングで、緑がストロング。オリジナルの方が強い。2種セットに携帯用の缶が付いたのもプラザで買えた(下の二つの缶がそれ)。
 白袋はユーカリと甘草とスパイスによる独特の風味。ミントが体に染みる感じで最強。緑袋はクセがなく、これぞハッカって感じ。若干歯磨き粉っぽいが、これもまた良い。
 
ミンティア シャープエバー
 安い。国産。爽快レベル星三つだが、星五つのコールドスマッシュと比べて、強さがそんなには違わない。後述するアルトイズにちょっとだけ似た風味があるんで、比較的これが好き。それにつけても日本のミントのパッケージのつまらなさよ。
 
モンクス スティック エキストラ ストロング ミント
 冷たい。イタリア産。ホールズに似てホールズより旨い。ミント強めだけど辛い感じはなくて、口の中がかなりひんやりする。かすかな酸味もあり、キンキンに冷えたジンライムを口に含んだ感じ。目覚まし用途にいいかも。
 
アルトイズ ペパーミント (b)
 旨い。イギリス発祥のアメリカ産。缶が電子工作の筐体に使われることで有名。質感は落雁とかビオフェルミンとかに似てる。ぼりぼり食うとミントの風味が広がって、上品な旨さ。夏にハッカ油を買って風呂に入れたりしてたんだけど、まさにそのハッカの香りなんですよ。ちょっと草っぽい感じの。
 刺激が少ないのでそっち方面のコストパフォーマンスが低く、滅多に買わないと思うが、おいしい。
 
■そのほか
 
ディルズ ハーブ ミント (c)
 ベルギー産。ロゴがヘボ可愛い。味はちょっとペッツに似てる。ミント弱めだけど爽やか。これ好きな人いると思う。最初口に入れたとき洗剤みたいな味だと思ったけど、2回目からは気にならなくなった。
 
ジラ ペパーミント (d)
 オーストラリア産。缶が凝ってる。大粒のフリスクという感じ。甘さ控えめで大人っぽい。
 
・スター☆ミンツ ストロング (e)
 スペイン産。これ、昔は普通に売ってたよね。BB弾みたいな白い球状のハードキャンディ。薄味でクセがなく、甘みもミントも控えめ。そのわりに口の中がすっきりする。この小っこいパッケージはロゴが外装フィルムにプリントしてあるんで、開けると無地になっちゃう。
 
・サクマ式 ハッカ ドロップス (f)
 ダイソーで買った。サクマのサイトには載ってない。子どもの頃ハッカはハズレだったのに、ハッカだけのを買う日が来るとは。久しぶりに食ったけど、まあこんなんでしたね。
 
ラボジェンヌ ドロップ ペパーミント (g)
 スペイン産ハッカ飴。サクマよりミント感が強くておいしい。
 
・ピンキー アラスカミント グリーンメンソール
 国産。ピンキーの中で一番ストレートなミントだと思われるが、駄菓子的な味と香りがする。ちょっとソーダっぽいというか。俺はこういうの苦手だけど、好きな人もいるんだろうな。そんなに辛くないわりに清涼感はある。なんかサイトから消えてますな
 
トップバリュ ミント タブレット ストロング
 国産。イオンが出してる。味はピンキーに似てるが黒フリスク並みに辛い。ケースの造りが雑で、うっかり開きやすい。デザインもへんてこ。ちょっと安いんだが、ミンティアもよく安売りしてるからなあ。詰め替え用はすんごい安いが、この辺では見かけない。
 
カンロ ノンシュガー スーパーメントールのど飴
 国産。ハードキャンディーなのにガムっぽい味。これまたピンキー的ソーダ風味もする。強さはまあそこそこ。

マルイ ニュー銀ダンRF

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ニュー銀ダンエアガン ポリスピストルSS リアル・ブラック買うた。マルイ内のページはここ
 鉄砲のオモチャは肩身が狭いようで、デパートとかヨドバシとかには置いてない。新宿なら、さくらやホビー館があったけどつぶれちゃった。遠くて濃いECHIGOYAまで行かないとない。街の小っこいオモチャ屋には普通に置いてたりするんだけどね。
 そんななか、STマークを取得したローパワーとカラフルな塗装でイメージ改善に努め、なおかつマルイならではのホップと命中精度でプレイバリューを高めた戦略商品、銀ダン・エアガンが出た。ここまでやったのに、やっぱりオモチャ売り場になかなか置いてもらえてないっぽい。
 大きなお友達としては赤とか緑とかの鉄砲は欲しくない。で、黒と銀のリアルフィニッシュが出たんで買うた。色がリアルになっただけでSTマークは取れて10歳以上用になったけど、パワーは変わってないそうで(ちょっとだけ強くなったという説もある)。ちなみに買ったのは街の小っこいオモチャ屋。
 物品として可愛らしいですね。値段なりに頑張ってる感じがいい。精度はあるけど、サイトがちょっと右にズレてますな。あと油の付き具合によるのか、ホップのかかり方が一定しない。ローパワーで安定させるのは難しいんだろう。もうちょっとお金出せば普通の10歳以上用なり大人用なりが買えて、そっちなら安定して当たるし、スライドやらマガジンキャッチやらも可動するんだけど、銀ダンはまあ「これでいいじゃないの」みたいな感じがする。
 このローパワーは部屋の中で撃つにはいいですな。ものを壊す心配がない。外で撃つとタマがホップでひょろひょろ飛ぶ感じも面白い。
 写真に一緒に写ってるルガーは100均の元祖銀玉鉄砲的なもの。1200円と100円はもの凄く違うんだけども、まあホントに何もかも違う。100均のは前に飛ぶってだけで、サイトもクソもない。銀玉鉄砲で撃ち合いしてた小学生の頃に銀ダンエアガンがあったらもう、超兵器だったろうな。子どもがこれで撃ち合いしたら、きっと面白いよ。そのくらいは許されてほしいなあ。

ミント

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■仕事中の眠気覚ましにミントタブレットを試してみたら、目覚ましにはそこそこの効果しかなかったけど、ミント感が面白くて常用するようになった。
 最近、胃腸の具合が悪いんで、こんな刺激物食って大丈夫かと調べてみると、漢方ではむしろミントは健胃なのね。薬効を期待してもダメだろうけど、少なくとも体に悪くはないと。
 良くも悪くも大した効果がないはずなのに、気分的には明らかに変調があるのが面白い。ミント食うと性感が高まらないすか? 検索するとアナリスクとかフリスクフェラとか出てくるけど、経口摂取でも感覚が変わる気がする。
 
 写真のは最強と言われてるフィッシャーマンズフレンド・エキストラストロング。「辛いと言うより痛い」とか言う人がいるんで、ひと袋食えなかったらどうしようとか思ったけど、フリスクの黒と比べてそんなにキツくはないですな。
 フリスクがふわっと溶けてフレイバーだけ残るのに対して、フィッシャーマンズフレンドはじっくり溶けてあとから来る。まず独特の味がして、そのあと鼻に抜ける。鼻、咽、食道、胃と順番に、粘膜がミントでコーティングされる感じ。
 国産品とは違う妙な味がクセになる。シュガーレスじゃなく普通に砂糖使ってて、なおかつフリスクより甘くなくて良いです。酸味がいつまでも口に残るのはちょっとアレ。
 
 缶入りは吉祥寺のカーニバルに売ってた。“フィッシャーマンズフレンド 缶”で検索すると、2年ほど前ソニプラに、無塗装でロゴがエンボスになってるのが売ってたらしい。欲しい。いくつか買うと携帯用の小さい缶をくれる国もあるらしい。欲しい。18袋セットなら売ってるんだけどなあ。緑のいらないしなあ。
 
 お値段的には、フィッシャーマンズフレンド1粒=フリスク2.5粒。それ以上の大きさはあるし、フリスクはいっぺんに2・3個口に入れるから同じようなもんですな。ミンティアだと半額だけどもね。

水筒2009

■そろそろ水筒の季節。2年前に書いた小さい水筒のエントリーに未だ結構アクセスがある。その後も水筒の動向はチェックしてるんで、アップデート版を。
 
LAKEN(ラーケン) クラシック シルバー 0.35L PL-30■買って使ってるのはこれです。ラーケン・クラシック0.35L。詳しいレビューはここを。
 軽くて密閉性が高い。保温性はなし。
 ペットボトルの水とかお茶とか、水筒代わりに持ち歩いてる人いますね。あれも保温性ないけど問題ないわけで。保温可の魔法瓶タイプのフタには空気を逃がす構造があり、横倒し不可になってる。横倒し不可はメーカーの責任回避らしく、たいていは倒しても漏れない。「漏れても知らんよ、自己責任でお願いね」くらいの意味合い。まあでも確実に密閉したければ、ラーケンのように保温機能のないものか、保冷専用の魔法瓶タイプを買うしかない。
 保温性より密閉性を重視してラーケン買ったけど、断熱性がないのはやっぱ困った。夏場、冷蔵庫の麦茶を入れると結露する。カバーが必須。冬は淹れ立てのお茶を移すと熱くて持てない。内部コーティングのビスフェノールA(環境ホルモン)のリスクを考えると、そもそも熱いものを入れない方がいい(なのでISO-40を保温ボトルとして使うのはよろしくないと思う)。で、急須を水に漬けて冷ましてから入れてる。不便。
*’12年追記:ラーケンのサイトにBPAフリー(ビスフェノールAを含まない)と記述が出ている。古い記事ではエポキシとあるが、コーティングが変わったのか、以前からBPAフリーのエポキシだったのかは不明。
 
TIGER ステンレスミニボトル サハラマグ メタリックブラウン0.3L MMP-A030-TV■ラーケンを買ったあとに発売されたTIGER ステンレスミニボトル サハラマグ 0.3L MMP-A030。今ならこれを買いますね。真空断熱では格段に軽い160グラム。フタの構造がシンプルで洗いやすそうなのもいい。フタのスクリューが浅めだから漏れるかもと思ったけど、その後の評判見ると大丈夫らしい。個人的にはスリムなことに魅力を感じないんで、太くして0.35Lにして、より洗いやすくしてほしかった。スタバのトールサイズが12オンスで約0.35Lなんで、いわゆるマイボトルとして持ち歩きたいなら0.3Lはちょっと小さい。それと値段が比較的高めですな。
*’21年追記:0.35Lの後継機種を買いました。詳しくはここ
 
ZOJIRUSHI 【Amazon.co.jpオリジナル】ステンレスマグ SM-AF35AM-XA ステンレス■機能的には問題ないけどデザインがアレな象印 タフマグ0.35Lにシンプルなアマゾン限定カラーが出てた。手に取ると安っぽそうな気もするが、変なガラが付いてるよりいい。なんか20グラム軽くなったようで210グラム。容量に不満はないし、安い。
 フタが2種類付いた保冷専用/保温兼用のコンパチモデルも良さげ。保冷専用は完全に密閉できるから夏場は安心。保冷キャップは洗うのがめんどくさそうだが。
 
ピーコック グレースマグ 【ステンレスボトルマグ】 0.33L クリアブルー AMB-35 (AC)
ピーコック グレースマグ 0.33Lは形が普通のタンブラーっぽいから、自宅でサーモマグとして使うのに良さげで、持ち歩く際もハンドル付のフタが締めやすくて漏れにくそうで注目したんだけど、公称260グラムが実際は310グラムらしくてがっかり。重さ気にしないなら考慮に入れていいかも。コールマンからもOEMっぽいのが出てる。パッキンとか消耗品の取り寄せを考えると、製造元直のピーコックを買った方が楽なのかな。
 
■俺の使い方では0.35Lは夏に足りなくて、冬は持て余す。間を取って調度いい容量。大は小を兼ねるが、大きいと重くなるし、かさばるし、見た目も大げさだし。
 飲み口がプラスチックだと匂い移りの影響が強いんで、ステンレス直飲みタイプがいい。あと、マイナーなメーカーは消耗品のパッキンの入手に不安がある。
 2年間で新製品も出たけど、軽さ、洗いやすさ最優先で、いろいろ総合的に考えるとMMP-Aが圧倒的な感じ。実際使ってないからわかんないけどね。プラスチック2重構造のマグボトルにも密閉性が高いのが出てきたけど、MMP-Aはプラ2重並みに軽い。保温性に劣るプラを選ぶ理由はない。
 まあ、ラーケンが壊れないうちはラーケン使います。
 
■興味深いのはポリカーボネイトのボトルを出してたナルゲンやキャメルバックが、BPAフリーを謳った新製品を出してること。新素材は低温の耐性が前より若干弱いものの、高温側は100度をカバーしてる。

ナーフ

ナーフ N-ストライク マーベリックナーフ N-ストライク マーベリック買うた。
 ナーフはスポンジ弾を撃つオモチャの鉄砲。米ハズブロ製。これまでトイザらスとかでしか買えなかったのがトミー扱いになったそうで。
日本公式サイト
米公式
 日本のラインナップは少ないけど、本国ではポンプ圧縮してどばっと連射するのとか、ベルト給弾のマシンガンとかいろいろ出てて、いい大人もリペイントしたり改造したりと楽しんでるらしい。こんなのとか。
 バズソーってモデルはフライホイール回してスポンジボールを連射するらしくてカッコいい。この動画の2分目あたりから出てくる。ナーフはもともと室内で遊べるスポンジボールで始まったらしい。
 日本のトイガンは生真面目で、ナーフみたいにデザインも機構も奇抜なものってあんまりないような。なんか羨ましいというか負けた感がある。
 
 んで購入したマーベリックだけど、タマ先端の吸盤が良くくっつく。タマがゆっくりめに飛んでってビタッとくっつくのは独特の気持ちよさがある。家具なんかの合板や、コートされたボール紙なんかにもくっつく。パッケージに入ってるマニュアルというかカタログというか、ぺらぺらの紙に印刷されたターゲットには流石にくっつかないけど、ファイルケースに入れればいける。
 エアガンだとタマの回収が面倒でパワーも室内じゃ持てあますけども、このタマはくっつくから散らばらないし、デカくて目立って回収が楽。ローパワーで安心して撃てる。
 サイトとかいい加減だけど細かいこと気にせず、どぴどぴ撃ってくっつけるのがおもろい。
 ただシリンダーを開くボタンが逆にあれば、持ったままスウィングアウトできたのに。そんでシリンダーがハデに開いて、閉じたときしっかり締まれば、ガチョッ、ガチョッって感じで気持ち良かったのになあ。チープさも魅力ではあるが、もうちょっとだけ値段高くてしっかりしてればなと思ったりする。
 うまくやれば流行りそうなんでトミーには頑張ってほしい。
 
 マルイがニュー銀ダンっての出すらしい。ダブルアクション的にトリガープルで小容量のピストンを圧縮するようだ。このPPK、普通にシルバーなら欲しいなあ。

突然ですが鉄砲です

■引越前後で部屋に堆積するもろもろが出てきたので。
 
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■マルコシのUXスーパー44オートマグ。大友克洋『気分はもう戦争』で浪人生が撃ってたやつ。ライフルのSS-9000(UXスーパー9)の弟分で、もともとはタカトクから出ていた。’84年の倒産後に製造元のマツシロの発売になり、さらにマスダヤ、マルコシへと移った。
 中学のとき上級生が持ってた。教室の端に置いたセルロイドの下敷きを破壊する様を見て憧れた。当時、実銃を模したエアガンはほとんどなかった。強力だがカッコ悪いのか、実銃っぽいが威力の弱いストライカー式(エアポンプを持たずバネでタマを直接叩き出すもの)のどちらか。こいつは実銃ベースでありながら強力で魅力的だった。実銃よりかなりデカいんだが、マグナムを撃つ拳銃だから本物もデカいと思ってた。後に他社の原寸オートマグを見たとき、そっちが子ども向けに縮小したものだと思った。中学んときは手に入れられず、いい歳こいてから買った。
 撃つと「バカッ!」って音とともに排莢され、巨大なボルトが突き出て止まる。「撃った!」って感じが強くて気持ちいい。
 SS-9000系は今もエスツーエスTSR-Xとして健在で、カートはオートマグと共通なんで、消耗品のカートを買えるうちにに押さえとこうかなと。
 
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■ルガーP08。パンサークローの下っ端が持ってるやつ。P08好きで好きで。
 世界最初の自動拳銃と言われてるのはボーチャード・ピストルだが、拳銃と呼ぶにはデカい。P08はボーチャードをぐぐっと小型化したもの。なので構造も外観も古くさい。けどオーガニックなフォルムは未来っぽくもある。変な魅力がある。
 一番下はタナカのガスガン。マグナ・ブローバック。スケルトン。スケルトンはモデルガンなら意味があるかもしれないが、実銃と内部構造の違うエアガンではなんのこっちゃ感はある。でもおもしろいのはおもしろい。
 真ん中もタナカで、マグナじゃない初期モデル。こっちを先に買った。木グリを付けてある。マグナはエジェクションポートがリアルに空っぽなのに対し部品で埋まっちゃってるし、トグルジョイントの後退量が若干少ない。実射性能もかなり悪い。
 上はポイントのエアコッキング。タナカと同時期の発売で、設計も同じ六人部氏。値段安いから仕上げはそれなりだけど、ショートリコイルもホールドオープンもして良くできてる。チャンバーが突き出てるもののエジェクションポートも大きく開いてる。可愛いやつ。
 
■初めて買ったエアガンもルガーで、検索したらこちらの方が紹介してた。
・長き眠りから今目覚める!珍獣ウガー! – 花より フミンスキー研究所 Z
 マンガ雑誌に広告出してた通販店マノク商事のオリジナル。なんで一店舗がオリジナルを出せたのかわからない。発売予告が出た時点で凄い期待した。実銃を模してて、強力そうで、値段も手頃。俺がP08、友達はP38を買った。
 構造的にはほとんどストライカーだけど、バレル手前に短いパイプが付いてる。リンク先の下の方、構造図にある「銃身パイプ」がそれ。買って最初に撃ったタマは発射されずにパイプ先端で止まる。で、2発目を撃つとタマがパイプ内でピストンヘッドになって空気を圧縮、先端に止まってた1発目を発射する。代わりに2発目がパイプ先端で止まる。豆鉄砲と同じ。こんなんでも当時のストライカーより断然強力だった。
 いやあしかしコンディションいいなあ。