投稿者: ふじり

  • 米谷美久氏・逝去

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    オリンパス「ペン」「OM」「XA」の開発者、米谷美久氏が逝去
     
    「オリンパス・ペン」の挑戦 (クラシックカメラ選書)■“まいたによしひさ”と読む。
     上はウチのカメラ棚。OM-1N、2、4Ti、PEN S、EE-3、XA2、米谷作品が並んでる(ちょっと関係ないのも混じってるが)。XA2は高校のときバイトして買った初めてのカメラ。
     米谷氏のポリシーは、既にあるならそれを使えばいいから、世の中にないものを作る、というもので、新機軸を連発した。
     あと、自分で使いたいものを作ってる感じがする。逆に言うと、自分で使う気にならないものを作らない。ここはこうなってるべきだとか、主張も強い。「俺はこれが正しいと思うから納得したヤツは買え」的な。マーケティングでみんなの意見を聞いた結果、みんなそこそこ納得するけどベストだと思ってる人がひとりもいないみたいな最近の製品の対極。日本のいち会社員でこれだけ“俺”を出した人もいないんじゃないか。
     OM-1は当初M-1という商品名で発売されたが、Mシリーズを出してるライカからクレームが来て、オリンパスのOが付いた。で、Mの方はというと米谷のM。公式には別の由来が説明されるらしいが、本人も自分のイニシャルだと言ってる。
     先端がダイヤモンドのペン(筆記具の方)を持ち歩いていて、サインを頼むと裏蓋のメモホルダーとかに書いてくれたそうだ。かっこいい。サインをねだられる開発者も珍しい。
     PEN(カメラの方)のデザインは当初、外部のインダストリアルデザイナーに頼んでいた。が、米谷氏はどうも気に入らない。上司に「これヤなんすけど」的な相談をすると「じゃあ、お前やれば」と言われて、以降デザインも自分でやってる。駆け出しの社員が先生のデザインにダメ出しして、ちゃんと結果出すんだから凄い。
     ヒーローでした。

  • 善福寺公園・ネコと卵

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    ■善福寺公園に、いつもテーブルの上で寝てるネコがいる。上はちょっと前に撮った写真。よく人に撫でられてる。俺はここで寝てるから撫でたいなら撫でてけ的な態度。
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     今日は暑いから、だらしない感じでべっちょり寝てた。このテーブルにはペットを乗せるなと注意書きがあるのだけど、彼はペットじゃないようなので。むしろ、俺が寝てるから変なもの乗っけるなくらいの“公園の主”的な貫禄。
     善福寺公園には数匹のネコがいて、バリケンとうるさいガチョウ2羽もいる。キャラが立ってて楽しい。
     
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     爬虫類の卵らしきものがあった。アカミミガメかなあ。おもいっきり露出してるしカラスに食われそう。既に割れてるのもある。アカミミは駆除対象ではあるが。

  • エヴァ破

    ■観た。びっくりした。
     たいしたこと書いてないけど一応畳みます。

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  • 一眼レフとはどういうものか

    ■「マイクロ一眼」オリンパス・ペンE-P1が出た。ミラーを省いて小さくしたとか書いてある。けど、ミラー取っちゃったら一眼レフじゃない。確かに一眼“レフ”とは言ってない。「一眼」だけなら間違いじゃない。言わんとすることもわかる。が、どーもやっぱり、もやもやとしたものは残る。
     ということで基本的すぎてあまり説明されない、一眼レフとは何か、ついでにレンジファインダーって、ライカって何かを、知ったかぶって解説してみた。
     やたら長いんで畳みます。

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  • 水筒2009

    ■そろそろ水筒の季節。2年前に書いた小さい水筒のエントリーに未だ結構アクセスがある。その後も水筒の動向はチェックしてるんで、アップデート版を。
     
    LAKEN(ラーケン) クラシック シルバー 0.35L PL-30■買って使ってるのはこれです。ラーケン・クラシック0.35L。詳しいレビューはここを。
     軽くて密閉性が高い。保温性はなし。
     ペットボトルの水とかお茶とか、水筒代わりに持ち歩いてる人いますね。あれも保温性ないけど問題ないわけで。保温可の魔法瓶タイプのフタには空気を逃がす構造があり、横倒し不可になってる。横倒し不可はメーカーの責任回避らしく、たいていは倒しても漏れない。「漏れても知らんよ、自己責任でお願いね」くらいの意味合い。まあでも確実に密閉したければ、ラーケンのように保温機能のないものか、保冷専用の魔法瓶タイプを買うしかない。
     保温性より密閉性を重視してラーケン買ったけど、断熱性がないのはやっぱ困った。夏場、冷蔵庫の麦茶を入れると結露する。カバーが必須。冬は淹れ立てのお茶を移すと熱くて持てない。内部コーティングのビスフェノールA(環境ホルモン)のリスクを考えると、そもそも熱いものを入れない方がいい(なのでISO-40を保温ボトルとして使うのはよろしくないと思う)。で、急須を水に漬けて冷ましてから入れてる。不便。
    *’12年追記:ラーケンのサイトにBPAフリー(ビスフェノールAを含まない)と記述が出ている。古い記事ではエポキシとあるが、コーティングが変わったのか、以前からBPAフリーのエポキシだったのかは不明。
     
    TIGER ステンレスミニボトル サハラマグ メタリックブラウン0.3L MMP-A030-TV■ラーケンを買ったあとに発売されたTIGER ステンレスミニボトル サハラマグ 0.3L MMP-A030。今ならこれを買いますね。真空断熱では格段に軽い160グラム。フタの構造がシンプルで洗いやすそうなのもいい。フタのスクリューが浅めだから漏れるかもと思ったけど、その後の評判見ると大丈夫らしい。個人的にはスリムなことに魅力を感じないんで、太くして0.35Lにして、より洗いやすくしてほしかった。スタバのトールサイズが12オンスで約0.35Lなんで、いわゆるマイボトルとして持ち歩きたいなら0.3Lはちょっと小さい。それと値段が比較的高めですな。
    *’21年追記:0.35Lの後継機種を買いました。詳しくはここ
     
    ZOJIRUSHI 【Amazon.co.jpオリジナル】ステンレスマグ SM-AF35AM-XA ステンレス■機能的には問題ないけどデザインがアレな象印 タフマグ0.35Lにシンプルなアマゾン限定カラーが出てた。手に取ると安っぽそうな気もするが、変なガラが付いてるよりいい。なんか20グラム軽くなったようで210グラム。容量に不満はないし、安い。
     フタが2種類付いた保冷専用/保温兼用のコンパチモデルも良さげ。保冷専用は完全に密閉できるから夏場は安心。保冷キャップは洗うのがめんどくさそうだが。
     
    ピーコック グレースマグ 【ステンレスボトルマグ】 0.33L クリアブルー AMB-35 (AC)
    ピーコック グレースマグ 0.33Lは形が普通のタンブラーっぽいから、自宅でサーモマグとして使うのに良さげで、持ち歩く際もハンドル付のフタが締めやすくて漏れにくそうで注目したんだけど、公称260グラムが実際は310グラムらしくてがっかり。重さ気にしないなら考慮に入れていいかも。コールマンからもOEMっぽいのが出てる。パッキンとか消耗品の取り寄せを考えると、製造元直のピーコックを買った方が楽なのかな。
     
    ■俺の使い方では0.35Lは夏に足りなくて、冬は持て余す。間を取って調度いい容量。大は小を兼ねるが、大きいと重くなるし、かさばるし、見た目も大げさだし。
     飲み口がプラスチックだと匂い移りの影響が強いんで、ステンレス直飲みタイプがいい。あと、マイナーなメーカーは消耗品のパッキンの入手に不安がある。
     2年間で新製品も出たけど、軽さ、洗いやすさ最優先で、いろいろ総合的に考えるとMMP-Aが圧倒的な感じ。実際使ってないからわかんないけどね。プラスチック2重構造のマグボトルにも密閉性が高いのが出てきたけど、MMP-Aはプラ2重並みに軽い。保温性に劣るプラを選ぶ理由はない。
     まあ、ラーケンが壊れないうちはラーケン使います。
     
    ■興味深いのはポリカーボネイトのボトルを出してたナルゲンやキャメルバックが、BPAフリーを謳った新製品を出してること。新素材は低温の耐性が前より若干弱いものの、高温側は100度をカバーしてる。

  • 眉毛ボーン



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    ■フラッシュCS4のボーンを試してた。手足とかドラッグで動きます。こういうのはボーンの設定するだけでスクリプトもなんもいらない。
     のだが、フラッシュ慣れてない、ヘルプとかインターフェイスとかわかりにくい、やり方を検索したらボーンの評判悪くてやる気なくす、などの要因により異様に時間かかった。ボーンの組み方もパズルみたいになっちゃう。末端のオブジェクトは角度制限ができないっぽいんで、足はダミーのオブジェクト置いてる。眉毛はそれやってないからぐるぐる回る。

  • カモ

    ■善福寺公園でカモの親子が歩いてた。すぐ横に立っても全然逃げない。