スクポリがファースト以前に発表したシングルがCD化されましたよ! とエクスクラメーションマーク付けたところで喜ぶのは俺だけか? まだちょろっとしか聴いてないけどいかにもインディーズという感じでつかみ所がないです。ファースト以上にがちゃがちゃしてます。
セカンドの『Cupid & Psyche ’85』は好きで好きで好きでしたね。当時は「薄めたヒップホップ」とか悪口もあったけど、本物のR&Bとは別もんで。本人もフェイクって言ってたしね。ギターもドラムも花火みたいに現れては拡散して消え、余韻が重なり合うような、キラキラ疾走する感じが気持ちよかった。けど今若い人が初めて聴いたらどう思うんすかね。「凄い」とは思わなそうな。サードの『Provision』の方がすんなり聴けそう。案外今聴いて一番いいのはファーストなのかも。へんてこだし。
スクポリはグリーン・ガートサイドのユニットなんだけど、ファーストからセカンドへの変化はデビッド・ギャムソンの力が大きそう。スクポリがサード発売後10年ほど沈黙してる間にデビッドはミシェル・ンデゲオチェロのプロデュースやってて、その関係なのか’99年の4枚目、『Anomie & Bonhomie』にミシェルが参加してんのが嬉しかった。グリーン+ミシェルの組み合わせは良い。
グリーンはアートワークも自分でやってる。独特でオモロい。
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スクリッティ・ポリッティ『Early』
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おおめ裕一『未来ちゃん旋風』1〜2巻
古本。’92年初版、月刊少年ジャンプ連載。検索してみたらプレミア付けてるとこがある一方、HMVで普通に売ってるみたいだな。
人が放つオーラを衣服は吸収していいて、ヒロインはそのオーラを感じることができる。空手家の胴衣を着れば空手が使えるようになるなど、服の持ち主の能力が自分のものになる。下着を着けない方がよりオーラを感じられる。脱がされちゃえば能力が失われ、ピンチに。この設定は非常に良い。血の繋がらないヘタレのお兄ちゃんとのコンビもいい。だけに、設定を活かしきれてないのが残念。絵柄も惜しい。 -
きらたかし『赤灯えれじい』1巻
エロ本編集者の憂鬱と希望と第弐齋藤 土踏まず日記を見て、取り敢えず1冊購入。これは面白い! 続きも買おう。
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『キューティーハニー』庵野秀明・’04
サトエリ素晴らしい! 市川実日子もよかった。アギトの藤田瞳子っぽい。まあ、それだけで良し、という感じで……。
冒頭「これは面白いのでは!」と思ったのに、進むにつれ醒めていくのな。とは言え、邦画じゃこれ以上を望むのは難しいんだろうなあ。
昔のアニメは大人が子ども向けに作ってて、ハニーなんか脱ぐし、バックは意味不明のサイケ模様だし、BGMはダバダバだし。ポリマーとかも大人のセンスで作ってた。大人の作り手がなんかしら持ち込んできてた。で、今見てもかっこいい。実写ハニーを作るならバーバレラとか、最近だとオースティン・パワーズとか、その辺の路線でやってほしかったんだけど、若者向け深夜番組のセンスでとどまってるのが惜しい。
あと、戦闘シーンでちょびっと服が裂けるだけ、ってのはハニー的にどうかと。冒頭のお風呂→下着で疾走がやれるなら、アクションの中でもうちょっとお色気出せたはずで、それがあるのとないのとでは永井豪作品っぽさがだいぶ違うと思うんだよなあ。
スター・ウォーズ エピソード2でアミダラ様がヘソをお出しになるじゃないですか。最初、フィギュアで知って、「おお、今度のアミダラはヘソを出すのか」と期待しつつ映画見たら、あれ、もともとそういう服なんじゃなくて、破れてああなるのな。フィギュアじゃ細部までわからなかった。同じヘソ出しでも、もともと出てるのと、破れて出るんじゃ全然意味が違うんすよ。破れた瞬間、「わかってるなあ」と思ったよ。そういうことなんですよ。