ナチスは健康オタだった、という本。健康に対する先駆的な研究や取り組みも多い。食品添加物を減らそうとしたり、アスベストやタバコの肺ガンへの影響を早くから指摘してたり。ヒトラー自身が基本的に菜食主義で、酒もタバコもやらなかった。
国民の身体は国家のもの、健康は義務であり、病気は間違ってるから廃絶しなきゃいけない。からではあるけど、こんなふうに収まりのいい解釈をするのは、「単純な評価をするな」と繰り返す著者の意図に反する。
わりと淡々と事実を追ってる本だけど刺激されることは多いし、今に繋がることもあって面白かった。
ナチスは動物愛護もやってたみたい。
ナチス・ドイツの有機農業
依然心が不調なので全く読めず。スコーンと飛ばし読み。 ISBN:4760126791:detail リュック・フェリという仏哲学者が1992年の著書でナチの「自…