『読み替えられた日本神話』

読み替えられた日本神話斎藤英喜『読み替えられた日本神話』、面白かった。
 記紀の成立から始まって、中世(これがメインっぽい)、近世の古神道、国家神道、戦後の研究、そんで現代まで。日本神話がその時々にどう解釈され、どう利用されたを書いてる。
 神話の利用って言うと、学校じゃ天孫降臨とか、政治の道具として使われたってことばっかり教わったが、この本はわりと逆。思考のツールとしてどう使われたかを書いてる。
 ざっくり俯瞰する形式が、いかにも新書でいい。最後の方の『もののけ姫』と『ナウシカ』の比較も、通り一遍じゃなく面白かった。

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