スターフォックス アサルト

 初期の3Dシューティングは面白いのかどうか怪しかった。物珍しいだけのような気もした。スターフォックスは違った。タマを撃つ・よける楽しみがちゃんと味わえた。初めての面白い3Dシューティングだった。レースゲームを初めて面白いと思ったのがF-ZEROだったりもして、俺の任天堂への信頼は厚い。
 だけに。なーんか、いろんなところがちょっとずつ変で、全体としてはがっかり感大きいっす。どこを撃てと言ってんのか微妙にわかりにくかったり、攻撃しやすいポジションに着きにくかったり、ボスキャラを倒したときの演出が地味すぎたり。「ピリッとしねえなあ」って感じ。制作ナムコでも任天のゲームのはずなんだけど……。
 同じステージで、戦車に乗って、降りて建物侵入して、飛行機に乗り換えて、みたいのが自由にできる。凄い。凄いが、それで面白くなってるかと言うと、微妙。ストーリーがなんかうるさい気がするし、やらされてる感もある。ストレートなシューティングに戻すわけにはいかんのだろうか。
 クリスタルは良い。大変に良い。敵に追われてる時の声がとりわけ素晴らしい。キミのピンチは俺の好物。

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