17ミリ(34ミリ相当)といえば常用焦点距離なんだけど、標準域のプロレンズは既に25ミリが出てるし、広角寄りでボケにこだわったレンズはそんなに需要がない感じがする。なのに出た。この辺の画角しか使わない俺としては、よく出してくれたなあという思い。出してくれたんなら買わなきゃ。しかしかなりの贅沢品。
もともとコンパクトなカメラが欲しくてPEN E-P5を買った。キットレンズは17/1.8。でも剛性感や操作性に不満があってOM-D E-M1に買い替えた。こちらのキットレンズは12-40/2.8のズーム。それなりに大きいシステムになった。
PENに付いてた17/1.8は売らずに残したんだけども、OM-D E-M1にはなんだか似合わない。12-40/2.8の大きさにも慣れた。17/1.2は12-40/2.8と同じくらいの大きさだ。
F1.2と1.8じゃたいして変わらないようだが、35ミリフルサイズ換算でボケの量を考えると、2.4と3.6。今まではプログラムAEで取っていたが、F2.4のボケが得られるなら絞り値を考慮して撮ろうかなという気になる。メーカーサンプルを見ると、近接ならここまでボケる。フォーサーズの標準域で絞り優先AEをやる意味が出てくる。フィルム時代に35/2を使ってた感覚に戻れる。そんなわけで無理して買うことにしましたよ。って言うか買いに行ったら1月末発売だってさ。
フルサイズのα7II+35/2.8より重く高価なシステムになっちゃって、なんだかなあ感はある。でもオリンパスファンとしてはオリンパスの技術の粋を込めたレンズを使ってみたいじゃないですか。
※追記
買いました。レビューはこちら。