スノウホワイト

スノウホワイト グリムのような物語諸星大二郎『スノウホワイト グリムのような物語』。今回は巻末に原作の解説が載ってる。おかげで、マンガ楽しんで、原作楽しんで、アレンジの仕方を楽しんで、納得も得心もできた。前作『トゥルーデおばさん』は朝日ソノラマ、今回は東京創元社で、事情は知らんが東京創元社で良かった。200円アップでもこのほうがいい。
 
永山薫『エロマンガ・スタディーズ』読んだ。エロマンガの変遷にも現状にも興味があって、結構期待したんだが、がっかり。ミームだのマチズモだの「誤読」だの鬱陶しい。問題にするポイントがつまらない。
 
■これからマンガ評論書く人には、ぜひ先行の評論を読まずに書いてほしい。たくさんマンガを読んで、先行のマンガ評論に目を通さないと、門外漢特有のポカをやる可能性がある。でもポカの有無は、評論の面白さとあんまり関係がない。むしろ読んだ本に占めるマンガの割合が低いほど、いい評論が書ける確率が高くなる気がする。
 
■マンガ喫茶で、ゾクセイと、BECK 28巻と、わにとがげぎす読んだ。

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