カテゴリー: 写真

  • 『Son of a BIT』

    Son of a BIT六本木クロッシング2007見てきて、写真集買った。
     展示されてた部屋の写真は棚のCDのタイトルまで読めて、それがサンプリングみたいによそから意味を持ってきて情報が増えるのが面白かった。キーボードに灰皿がめり込んでるのも時間が増えてる。それにしてもこの部屋凄い。マックに炊飯器乗ってるし。
     写真集は、変な物体だなと思った。自分の感想より先に、予備知識なしでこの写真集見た人はどう思うのか気になった。貧乏な情景が多くて、そういう写真は社会派だったりするもんだが、そういうわけじゃないし、不吉なものも写ってるが、直接生と死のなんちゃらでもないし、「何系」かもわからない。とにかく、みっちりしてて、くすんでる。
     普段ウェブ見てる者としては、本になると平たいなと思った。ウェブやDVDで見るより枚数が少ないし、展示されてた巨大な写真も、印刷されるとディティールがわからない。それはそれとして写真集という形態に存在感があって、ぱらぱら高速でめくってみると「何だこの本?」って感じ。変だ。かっこいい。
     
     もともと写真が全然わかんなかった。仕事に使える、使えないとかは一応判断できるけど、写真家の写真はさっぱりわからない。自分で撮るようになれば、自分の側に引き寄せれば、ちょっとはわかるんじゃないかと思ったのが、カメラに興味持ったきっかけのひとつで。
     それでちょっとはわかるようになったつもりでいたんだけど、内原さんの写真見てるうちに、またどんどんわかんなくなってきた。わかんないとこ行かないとどうにもならないんで、俺はもうちょっと、あがかないと。

  • コシーニャ

    0709_coxinha.jpg
     
    ブラジルフェスティバル行った。去年よりお祭りっぽくなってた。
     またコロッケ食った。チキンの。具材によって名前が全然違うのはなんでだ。本来違う料理だが、日本で言うと大雑把にコロッケということか。

  • 東京の空の下

    0708_aji.jpg
     
    ■土曜日に釣ったアジを、月曜日に開きにした。検索したところ、海水の2倍(7%)くらいの塩水に30分浸けて、4時間くらい干すのだそうな。天日でなきゃダメとか、陰干しがいいとか、サイトによって違う。小松くんがレシピどおりだとしょっぱすぎるとか言ってたんで5%にしてみた。まだしょっぱい気もするし、こんなもんのような気もする。近所の学校が光化学スモッグ注意報を出す中、クーラーの排気も浴びつつ、一応おいしくできました。
     今は泡盛の肴に塩焼き食ってる。アジばっかり。

  • ヌードトランプ

    0708_trump.jpg
     
    ■そう言えばこないだ買いました。こんな気の散るトランプはないだろう。
     
    ■HASYMO『RESCUE』をiTSで買った。なんか引っ掛かりがない曲だな。
     
    ■おとといピーター・バラカンっぽい人を見たが本人かどうかわからない。昨日、麻美ゆまっぽい人を見たが本人かどうかわからない。
     
    ■またシングルクリックがダブルクリックになる病が発症した。このマウスはやっぱダメなのかな。アマゾンのレビュー見ても誰もそんなこと言ってないな。なにかしらウチ固有の問題なのか。保証期間内だけど捨ててるだろうな、マウスの保証書なんて。

  • 注意一秒毛が一升

    0707_chinowa.jpg
     
    ■昨日、彼女が来てゴーヤーチャンプルーを作ってくれた。で、今日は残ったゴーヤーとポークを炒めて寝酒のつまみにした。火傷してから4ヵ月ぶりくらいに調理をした。
     麻痺はだいたい治ったが、右手の握力と手首の力が足らない。重い鍋を持つのはしんどいが、フライパン振るくらいはやった方がいいのかもしれん。
     麻痺と関係なく、拘縮があって結構しんどい。火傷した部分の皮膚が縮む。動かすと痛い。ストレッチのようなことをすると可動域は火傷前と同様になるが、寝たり、仕事したり、しばらく同じ姿勢をしてると、また動かすときに「めきめき」って感じになる。脇周辺と親指にプラスチックか何か、ある程度固いものがはまってるような感じがする。綿のTシャツを着てても、ざらざらしたものが当たってるような感じもある。
     ホント、ちょっとの不注意でえらいことになるなあ。
     
    ■先月のことだが、厄払いをした神社から形代が送られてきた。大祓があるから形代に息を吹きかけ、身体を撫でて収めろと。行ったら鳥居に「茅の輪」ってのが付いてた。くぐれば罪穢が払われるそうな。
     
    武富健治作品集『屋根の上の魔女』
     いやあ、重い。2本読んだとこで今日はお腹いっぱい。本人が言ってるように、こういうマンガって他にない。文学っぽいマンガならガロ系とかにもあった気がするが、やっぱり違う感じもする。ガロ系で文学的なのは、ある程度、厭世的というか俯瞰的というか外れたとこがあるが、この人のマンガは外れながらも密な人間関係のただ中にいるからか?