投稿者: ふじり

  • コニカTC-X

    0607_TCX.jpg
     
    ■コニカTC-Xは、’84年に発売されたコニカ最後の一眼レフ(コニカミノルタを除く)。フレームまで全部プラスチックの軽量ボディー(375g)が当時は珍しかった。
     わたしゃ中古で’99年に買ったんすけどね。40ミリの画角に興味があって。135の標準は50ミリってことになってるけど、これはライカ以来のしがらみで、実際のフィルム対角は43ミリ。50ミリは中望遠だし、35ミリは準広角になる。使っててもそういう風に感じる。見たままを撮りたかったんで、その中間の40ミリが欲しかった。ズバリ43ミリはペンタックスのリミテッドしかなかったし。オリンパスにも40ミリがあるけど、発売当時は1万円台の一番安いレンズだったのに、プレミアがついて7万とかになっちゃってる。TC-Xとヘキサノン40/1.8の組み合わせなら安く済む。使ってみれば実際、40ミリの画角はしっくり来た。
     このカメラはとにかく安っぽい。赤いラインが男児玩具センスで一眼レフに見えない。ファインダーは明るいが素通しに近く、スプリットプリズムでしかピントが合わせられない。ファインダー周囲がつや消しになってないんで、逆さ富士のように像が反射する。フィルムカウンターの透明プラスチックも、飛行機のプラモデルの翼灯みたいで、反射と歪曲で見にくい。シャッター優先AEなのに、シャッターダイヤルに粘りと遊びがある。
     そんなんのクセにいろいろ面白い機構になってる。ファインダーはミラーじゃなく、ちゃんとプリズムだったりする。電池は単4。どこでも買える。しかも、マニュアルは電池がなくても動く。FM-3Aのように凝ったハイブリッドシャッターを搭載してるわけじゃない。シャッター優先AEが、昔のコンパクトカメラみたいなメーター針押さえ式になってる。シャッターボタンを押し込んでいくと、露出計の針が押さえつけられて、その針の位置を頼りにカムが絞りを検出するメカニカルな機構。シャッターはもともと電子制御されてない。
     40/1.8は描写が柔らかくてイイ感じ。同じ焦点距離でも被写界深度が浅く感じるレンズと、深く感じるレンズがあるが、これは浅い。40ミリにしてはやけにボケる感じ。ヘキサノンARはあと28/3.5しか持ってないが、両方とも紫がかったような色調。下は40/1.8で撮ったもの。何も主張しないスケルトン提灯。

  • ほちょの

    『細野晴臣インタビューTHE ENDLESS TALKING』読み終わった。最後の方、オカルトが濃くなるとついてけなかったが面白かった。
     多摩美のポッドキャストでも中沢新一と同じような話してる。

  • 元気、頂戴します

    ■今さらっていうか、いちいち絡むなって話だが、岡本太郎の番組で、作品見て「元気もらいました!」って言ってたのは流石になんだか「あー。もらっちゃうんだー」みたいな。
     「元気もらいました」は「私の役に立ちました」で、「役に立つ」に収めるのがビンボ臭いし、平気で「私」を中心に持って来ちゃうのも凄い。知らんよ、お前がどうだろうと。
     スポーツ選手とかアーチストとかが、ファンの応援に対して「元気もらいました」なら単にサービス。もともとはこれだったんでは。岡本太郎の絵を見て元気もらったタレントは、岡本太郎とタメかそれ以上の存在ってことになるのでは。っていうか、台本書いた作家が。
     
    ■ヤマダ電機の入り口でコンパニオンが屈んだときに乳が丸見えに。元気もらいました! 店内では中学生くらいの白人の女の子がロデオマシンで腰を揺らしており元気もらいました。

  • 古本

    細野晴臣インタビューTHE ENDLESS TALKING■文庫で1470円という値段にびびった『細野晴臣インタビューTHE ENDLESS TALKING』を古本屋にて半額で購入。風呂の中で半分読んだ。『チャタヌガ・チュー・チュー』はカルメン・ミランダのコピーって、そのまま書いてあるな。
     
    ■『「中学英語」を復習してモノにする本』も『えいご漬け』攻略本として約半額で購入。この手の本は字がデカい。つまり内容薄い。コストパフォーマンス悪い。新品で買う気せず。

  • 過去記事のリンク切れ

    ■ムーバブルタイプをバージョンアップしましたが、前はMT本体もデータも同じディレクトリに入れてまして、今回ディレクトリを分けた関係で、アーカイブのアドレスが変わっちゃいました。個別エントリーのパーマリンクも。なので、よそからのリンクとか、検索から来たとき場合、リンク切れになってしまいました。
     今年の分のアーカイブは元のディレクトリに残しといたんで、最近のリンクは取りあえず問題ないけど、これはこれでちょっとヘンなことになってます。

  • ムーバぶらないタイプ

    ■3.1から3.3にした。個別エントリーのテンプレートがそのまま使えなくてちょっと難儀した。なんかまだおかしいかもしれん。どうせ近々デザイン変えるつもりなのだがー。
     最初、テスト用のフォルダ作ってそっちに公開するようにしたんだけど、なんでかブラウザから見れない。もう1個フォルダ作って、テスト用フォルダの中身をそっちに移して……あー、ややこしいな。
     「otameshi」ってフォルダで公開することにしたと。index.htmlやらのデータはそこにできたと。でもブラウザからindex.htmlが見れない。んで、新規フォルダ作って、「otameshi」の中身を、新規フォルダに移して、「otameshi」消して、新規フォルダを「otameshi」にリネームしたら見れたと。パーミッションは同じだけど、何がいけなかったんだろう。
     あとFTPソフトで消せないファイルあるんだけど、どうすりゃいいんだろう。
     俺、パソコン弱いなあ。

  • 渋谷のニーソ、秋葉のニーソ

    ■最近は渋谷とかでもニーソをよく見るようになったんだけど、ギャル系寄りの人が普通のデニムのミニに、黒ニーソとか合わせてるのは意外なほどありがたくない。「ギャルでもニーソはニーソじゃん」と自分に言い聞かせようとしても何か違う。違いすぎる。
     その点、秋葉のニーソはビラ配りのメイドさんにせよ、それ以外のゴスにせよ、甘にせよ、パンクにせよ、正しい感じがして安心する。こっちはありがたい。嬉しい。
     G5買うとき、必要に迫られて何度か秋葉に行って、以来、もうオタでもないのにちょくちょく行くようになってしまった。やっぱりメイドさんがいるのはいい。観光地化されたおかげで俺的には気軽になった。じろじろ見てもOKではないかと。変なことやる方も、堂々とできてるのではないかと。
     再開発されたオシャレげなビルと、ゴミ(ジャンク)屋のギャップがSFみたい。普通の人と普通でない人が、なにげに混在するヨドバシが一番ヘンかも。
     
    ■i-know調子悪いな。正常に巡回できていないページが多い。