■スーパーマリオギャラクシー始めた。いやー、おもろいわ。小っこい星の表裏を駆け回るんだけど、こんなややこしくして大丈夫かと思ったら、プレイ感はしっかりマリオ。よく作ったなあ。新しい仕掛けも楽しい。ピーチ姫もエロい。
投稿者: ふじり
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ヒゲ銀河
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『Son of a BIT』
■六本木クロッシング2007見てきて、写真集買った。
展示されてた部屋の写真は棚のCDのタイトルまで読めて、それがサンプリングみたいによそから意味を持ってきて情報が増えるのが面白かった。キーボードに灰皿がめり込んでるのも時間が増えてる。それにしてもこの部屋凄い。マックに炊飯器乗ってるし。
写真集は、変な物体だなと思った。自分の感想より先に、予備知識なしでこの写真集見た人はどう思うのか気になった。貧乏な情景が多くて、そういう写真は社会派だったりするもんだが、そういうわけじゃないし、不吉なものも写ってるが、直接生と死のなんちゃらでもないし、「何系」かもわからない。とにかく、みっちりしてて、くすんでる。
普段ウェブ見てる者としては、本になると平たいなと思った。ウェブやDVDで見るより枚数が少ないし、展示されてた巨大な写真も、印刷されるとディティールがわからない。それはそれとして写真集という形態に存在感があって、ぱらぱら高速でめくってみると「何だこの本?」って感じ。変だ。かっこいい。
もともと写真が全然わかんなかった。仕事に使える、使えないとかは一応判断できるけど、写真家の写真はさっぱりわからない。自分で撮るようになれば、自分の側に引き寄せれば、ちょっとはわかるんじゃないかと思ったのが、カメラに興味持ったきっかけのひとつで。
それでちょっとはわかるようになったつもりでいたんだけど、内原さんの写真見てるうちに、またどんどんわかんなくなってきた。わかんないとこ行かないとどうにもならないんで、俺はもうちょっと、あがかないと。 -
ヴィンランド・サガ
■幸村 誠『ヴィンランド・サガ』5巻。
あーもう面白い。千年前の、均一じゃない世界。片っぽにキリスト教を置いといて、暴力のエンターテイメント。
近所の本屋で2山の平積みになってた。ひと山10冊くらいだけど。マガジンKCの1、2巻なんて売ってなかったのに。何があったんだ。こんなに目立つ置き方してると思わなかったから、逆に見付けられなかった。
■MS戦線0079の、ジオン側オペレーターの声が可愛いと思ってたら、ヤサコの人だった。 -
今日の怪現象
■デジカメの電源が勝手に入った。
仕事してたら左手の方で「ジジッ」と音がした。見るとデジカメの鏡胴が伸びていく。何かの拍子に電源ボタンを押したのかと思ったが、スライドスイッチだし、オフのポジションになってる。
手に取ってスイッチをオンにする。もう電源は入ってるから、当然何も起きない。オフにするとちゃんと電源が切れた。 -
目を覚ます夢
■変に早く目が覚めて、トイレ行って、水飲んで、また布団入ったが寝付けない。もうちょっと寝とかないとしんどいから、取りあえず横になってると、変なことばかり起きる。これは夢なんじゃないか、寝付けないと思ってるけど実は寝てるんじゃないか。起きる。やっぱり夢だった。そのまま横になってると、また変なことが起きる。起きたつもりで、まだ夢の中か。目を覚ます。視界がおかしい。ベッドの位置が天井近くにある。これも夢。また目を覚ます。今度はどうか。部屋の景色は変じゃないか? 本棚があそこで、枕の位置がここのはずだから……。合ってるかどうか確信が持てない。やっぱり変な気がする。また目を覚ます。ああ、これだ。今度は合ってる。今度はちゃんと目が覚めた。安心してまた寝た。
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ピンク
・ピンクがあれば、女性にも売れるだろ?
■たまたま目にしたのだが。突っ込みどころの多い話で、これ自体はわりとどうでもいいんだけど、関連して思うところを。
’80年代なかばに、知り合いの女性が「昔は女性向けといえば、花柄付けときゃ売れるだろうみたいな酷いのが多かったが、最近は本当にいいのが出てきた」とか言ってた。’80年代は「女性の感性」という言葉をよく聞いた。男にとって新しい価値観だった。機械モノなんか「男は黙ってても買うから女性をターゲットにする。女が買えば男も買う」とか言ってた。新しい売り方を見付けたというか、新しい市場を見付けたというか。女性の方がセンスがいいという前提でもある。実際、デザインの底上げがされたかもしれん。
’91年にオリンパスμが出た。それまでXA2を使っていて、このAF版が出たら買おうと思ってたんで、すぐ買った。μはくねっと「女性的な」曲線を使っていて、ボタン類も丸みを帯びた銀メッキ。なかなか斬新で面白かった。
以降、オリンパスは曲線と銀メッキを多用するようになるが、どうにも安っぽかった。フィルムのμで良かったのは初代機だけ。センスのいい女性はこれで満足するのか? これって新たな花柄じゃないのか?
そういう意味で“ピンク=安易な女性向け”はやめれ、には同意できる。女性専用車のピンク表示も疑問だったし。
オリンパスはXA2の頃からマッチョさのない、上品な広告展開をしていた。米谷氏の話ではペンの時点でもう女性ユーザーを意識していたという。
今は金属ボディーが普通になったんで、そうそうくねくねできないが、オリンパスのデジカメはやたらキラキラしてる。広告もこんなで女性向けがデフォルト。
そんで女性限定のセミナーやったりしてる。売る側の理屈ははっきりしてるんだけど、写真教室で「女性向け」って、いいのかなあ。片っぽでジェンフリとか言ってんのに、女性の方から壁作って外れていくような。あらゆる場をナンパの場にする男もいるらしいから、そういうのから逃れられるのはメリットだろうけど、高校の写真部は女ばっかりって話も聞くし。
最初のリンク先の記事に戻ると、「女心の琴線に触れるケータイはなぜこんなにも少ないのか」っていう前提だけど、男から見ても琴線に触れる携帯は少ないんで。単純に全体にデザイン悪いってだけの話。この記事、アンケートとプロフィールまで含めて“女性”を検索すると26箇所もあんのね。確かにピンクの携帯は女向けに出してるんだろうから、女の側から「それじゃダメだよ」と言うのはおかしくない。けども、売り手の目が女に向いてるからって、女の側が女振りかざすってのは、女にとっていいことなんすかね。
今日たまたま、タイガー魔法瓶の新製品をチェックしてた。これ。160グラムと軽く、複雑になりがちなフタのパーツがふたつしかない。そんで見事に黒・シルバー・ピンクのラインナップ。ファッションイベントとタイアップしたサイトが思いっきりピンクで。イベント特有のバイアスはかかってるにしろ、カラーバリエーションの投票では、圧倒的にピンクが人気で。これ、ピンクは所属を示してるんでしょ。「私たちはピンク」的な。ピンクじゃない人たちの隔離。26回出てくる“女性”も、機能的にはピンクでしょう。ピンクに塗った文章。