買いマンガとか

やわらか忍法SOS 帯ひろ志『やわらか忍法SOS』2巻
 子ども向けエロ。のっけから金玉金玉言ってる。あと、屁で攻撃。そんで「いや〜ん」とか「きゃー!」とか。いいなあ。癒される。
 
かるま龍狼『かる〜まミルク』
 成年向けエロ。この人、絵が可愛くて話が脳天気で好きなんだけど、単行本買ったのは初めて。やっぱりいいな。
 
やぶうち優『ないしょのつぼみ』1巻
 作品としてはなんらモンド性はなく、至極真っ当なので、騒いでるのが虚しく感じた。
 最初の注文は品切れでキャンセル。重版出たから買った。水兵きき『みかにハラスメント』買い損ねてんだけど、重版ないのか?
 
・そば屋で高橋よしひろ『銀牙−流れ星銀』、中華料理屋で土山しげる『喧嘩ラーメン』読み中。どっちもオモロい。

ジョージ秋山『ラブリン・モンロー』

 酔っぱらった勢いで注文した『ラブリン・モンロー』8巻と10巻が届いた。結構なプレミア付いてた。もともと全巻持ってたんだけど3冊なくなってまして、あと最終巻である13巻がない。
 やっぱ面白いわー。大戦中のヨーロッパが舞台で、キャラは動物。「ナチツ・ドイツメ軍」は狼。主人公はブタ。娼婦ラブリンが大統領夫人になるまでを描く「聖豚女伝説」。
 ラブリンは3頭身のブタなのに、いつも通りねちっこくエロく描かれてる。こんなん、ポップなんだかモンドなんだか……。動物がヤってる絵ってパロディではよくあるけど、このマンガはマジだし。
 動物にかこつけて普通じゃやりにくい表現してたりもする。こんなの。終わりの方じゃ宗教色濃くなって大変なことになってる。こんなの
 「第一部・完」で終わってはいるものの一応はオチてるし、ここまででも十分大作。ジョージ秋山は変な終わり方するのも、あんまり重版されないのも普通だったりするが、本作の場合、確か有害コミック規制の影響があったはず。続いてたらどうなってたんだろう。
 他のジョージ秋山作品にないキャッチーさがあって、なおかつジョージ秋山らしい濃さも十分で、エンターテイメントとして破綻が少ない、いい作品なんだけどな。復刊されんかなあ。

おおめ裕一『未来ちゃん旋風』1〜2巻

 古本。’92年初版、月刊少年ジャンプ連載。検索してみたらプレミア付けてるとこがある一方、HMVで普通に売ってるみたいだな
 人が放つオーラを衣服は吸収していいて、ヒロインはそのオーラを感じることができる。空手家の胴衣を着れば空手が使えるようになるなど、服の持ち主の能力が自分のものになる。下着を着けない方がよりオーラを感じられる。脱がされちゃえば能力が失われ、ピンチに。この設定は非常に良い。血の繋がらないヘタレのお兄ちゃんとのコンビもいい。だけに、設定を活かしきれてないのが残念。絵柄も惜しい。

三家本礼『巨乳ドラゴン』

 「ゾンビ軍団 VS 5人のストリッパー」って、映画なら低予算の作品しかありえないわけだが、わざわざマンガでそんなものを。しかも「悪趣味=いい趣味」的なある種のスノビズムに収まりようのない絵柄と気合いで。こういうものの持つパワーがホント好きなんだろうな、この人は。素晴らしいです。

さんりようこ『B型H系』1巻

 主人公は、ヤることしか考えてない15歳の美少女。『ひとには、言えない。』のバリエーションかと思ったら、ヤるに至る過程で青春してる。
 前から気になってたんだけど、女性作家のマンガには、先輩的なキャラが出てきますな。実際に年上かどうかは関係なく、ダメな主人公に道を示したり、フォローしたりする役。このマンガだと、ヤることしか考えてない「顔だけなやつ」である主人公を、まともな方へ軌道修正する友達が出てくる。ギャグマンガだからツッコミ役でもある。
 男性作家のマンガにはこういうキャラいない気がするんだけどな。ギャグの場合、強弱で言うとボケの方がツッコミより強いし、少年マンガでこれに当たるのは師匠かライバルだと思うけど、身近な相談役とかじゃないし。なんなんすかね。