5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET

5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET■CD5枚で2500円前後のセットが出てて、Dr.ジョンのを買った。ジャケ写はアマゾンのだけど、アマゾンは高いです。HMVが安いのかな。こんな感じでアズテックカメラとかエコバニとか入ってて謎感もあるラインナップ。
 ボックスの中に、紙ジャケっていうかボール紙のスリーブが5枚入ってて、プラ袋なしで直接CDが刺さってる。ライナーとかナシ。形態は一応オリジナル通りだけど、所有欲を満たすにはしょっぱくて、なんか不思議な感じ。
 Dr.ジョンは『Gumbo』しか聴いたことなかったけど、他もいいですなあ。1、2枚目は音が悪いけどね。
 イーノは「今や音楽は水のような存在になってしまった。事実、水より若干安くなっている」と言ってますが、mp3に対抗してか、最近は安いのは安いね。1000円で買える旧譜が増えたし、1600円でDVDまで付いてきたり。ソフトウェアは良くも悪くもどんどん安くなるね。

ジョアン・ジルベルト『Chega De Saudade』

Chega De Saudadeジョアン・ジルベルトの1st.『Chega De Saudade』がCD化されてた。
 上はアマゾンにリンク貼ってるけど、タワレコの方が安いです。
 
 一般にブラジル音楽っていったらボサノバでしょ。で、ボサノバの創始者はジョアン・ジルベルト。彼が最初にボサノバを吹き込んだレコードつったら最重要ですよ。ブラジルで1枚つったらまずこれってことになるのだが、初CD化であり、これもなんかちょっと怪しいという。
 
 昔1st.〜3rd.を1枚に収めた『ジョアン・ジルベルトの伝説』っていうのが出てたんだけど廃盤になった。曲順がオリジナルと違うなどで、完璧主義者のジョアンからクレームが付いたそうだ。今では当然プレミアが付いてる。どういうわけか4年前に韓国EMIから再発されて慌てて買ったが、やっぱりそれっきり消えた。
 オリジナルレコードのままSACDで出す話もあったようだが出てない。
 今回やっと出て『伝説』持ってるのに舞い上がって買ったんだが、冷静になってみるとおかしい。オリジナルはモノラルらしいが『伝説』同様ステレオ。ボーナストラックにジョアンじゃない人が入ってる。これでジョアンは納得してんのか。
 『伝説』のときも(たぶん)今回も、本人がイヤがってるものを浮かれて慌てて買ってんのはどうなんだってのはあるけど、ちゃんとしたのを買えないんだからしょうがないじゃんね。
 
 タイトル曲、邦題『想いあふれて』は、ボーナストラックにエリゼッチ・カルドーゾのバージョンも入ってる。これはボサノバ0号だそうだ。アントニオ・カルロス・ジョビンの曲、ヴィニシウス・ジ・モラエスの詞、そしてジョアンのギターでできた、ボサノバ。でもエリゼッチの歌唱スタイルがボサノバじゃない。なので0号。
 このレコードが評判になって、翌年ジョアン自身が歌うレコードが吹き込まれた。ボサノバ1号。
 エリゼッチのバージョン聴いたことなかったから、これも目当てだったけど、いいですな。確かに古い歌い方だけど、古いからダメってことはなく、違った楽しさがある。
 
 歴史的意義だけじゃなく、いいんですよ、このアルバム。ボサノバは本質的にオシャレな音楽だけど、ジョアンのオシャレはキリキリと味が深いの。で、やっぱ初期の作品は瑞々しいっていうかね。渋すぎたり凝りすぎたりもなくてバランスがいい。発売経緯に謎はあるが、聴けるとき聴いとかなきゃ!

ブラジルフェスティバル

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ブラジルフェスティバル今年も行ってきた。上はカポエイラの方々。観客が多くて闘ってる人があんまり見えないんだけど、音がいいんすよ。単純なコーラスが延々続くなか、断続的に言葉を乗っけていく。ポル語わかんないけど応援的なことなのかな。左側の人がその役やってて声も顔も良かった。
 

 
 ソーセージの屋台で突如サンバの演奏が始まれば、人が集まって歌い踊る。こういうの日本だとちょっと考えられない。羨ましい。
 もうちょっと様子が良くわかるのも撮れたんだけど、一般のお客さんの顔がアップで映っちゃってて動画でバッチリさらすのもアレなんで。揺れる腰を後ろからご鑑賞ください。
 最初は外で演奏してたんだけどダメって言われて、だからテントの中でやってるが、それでも怒られたからもうやめるしかない、みたいなことをこのあと言ってた。これ、なんとかなんないんすかねえ。踊れない俺も、見て聴いてるだけで楽しいのになあ。

Coisa Mais Linda

ディス・イズ・ボサノヴァ [DVD]『ディス・イズ・ボサノヴァ』をレンタルで。
 萎え萎えな邦題。原題は曲名から取って『Coisa Mais Linda(もっとも美しいもの)』副題がボサノバの歴史、みたいの。このまんまだったら劇場に見に行ってた。日本のプロモーションは俺に訴求しない。
 内容は大変に良かった。もともとブラジル国内向けに製作されたドキュメンタリーらしく、しっかりできてる。ボサノバが誰のどんな影響で出来上がってったか多方面から解説していく。面白くってためになる。セル版は特典映像が充実してるそうなので、余裕あったら買いたいなあ。しかしジョビンの息子、キモいというか怖いというか。

買いCD

エドゥ・ロボ&マリア・ベターニアエドゥ・ロボ&マリア・ベターニア
 ’66年、ブラジル。アマゾンにリンク貼ってるけど、渋谷タワレコで輸入盤が1000円で売ってた。
 1曲目『ウッパ・ネギーニョ』はエドゥ・ロボの代表作で、いろんな人がカバーしてるらしいが初めて聴いた。なるほど良いです。キャッチーでブラジルっぽい。ただ今俺の中で大ヒット中。YouTubeにあったから貼っとく。
 あとの曲は泣きが強めなうえ、もともと苦手なマリア・ベターニアの歌い方と相まって、どんより気味だなあと思ったけど、聴いてるうちに良くなってきた。

 
ウン・ヴィオラォン・エン・プリメイロ・プラーノホジーニャ・ヂ・ヴァレンサ『Um Violão em Primeiro Plano』
 ’71年、ブラジル。女バーデン・パウエルとか言われてるらしいギタリスト。なるほど、ちょっとそれっぽい。「女なんとか」って言い方もどうかと思うが。アイデア豊富でキャッチー、数曲に入るボーカルも上手くないけどキュート。どなた様にもウケる感じ。その分ベタな感じがしないでもない。1曲が3分なかったりするのはこの時代普通だが、フェードアウトが多くて、もっと聴かせてよ的な不満アリ。
 こんなのです
 
Vihmaヴァルティナ『Vihma』
 ’98年、フィンランド。この辺の音楽全然知らんけど、好みのものがあるっぽい。取りあえず良さげなのを買ってみた。やー、凄くいいですわ。
 こんなん
 
スファラ『Blueprint』
 インド系アメリカ人のタブラ奏者だそうで。音はエレクトロ。この種の曲とタブラのマッチングが凄く良くて面白い。ただ、もうちょっとなんか欲しい気も。
 収録曲はこんなの

ブラジルフェス

ブラジルフェスティバル行ってきた。年々賑やかになってる。なんか食おうとすると結構並ぶのがつらし。けど、並んでる間、横にサンバで盛り上がってる1団がいて楽しかった。おばさんも時に激しく踊ったり、自然体でゆるくていいわー。
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 ショーロな方々
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 カポエイラな方々
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 国民食フェイジョアーダ。豆と肉を煮たものが、ごはんに乗ってる。黄色いのはイモの粉。旨いんだけど量が多かった。箸休め的なものがあれば良かったんだけど、単調っていうか。
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 今回、なんとジョルジ・ベン・ジオールの2時間ライブがあった。無料ですよ! 当然これがメインになるわけだけど、40分くらいして雨が降り出した。ちょっとくらいなら耐えようと思ったけど、前の人が傘さすとステージが全く見えなくなり、やがて激しい雷雨に。諦めて帰ったけど、腹くくった人たちはむしろ盛り上がってた。

生潮音

こないだ買ったCDにサイン会参加券が付いてたんで、湯川潮音のインストアライブに勝負下着で行ってきた。
 目の前の存在というか器官から玄妙な音が出てくる不思議。
 サイン会はiPhone買えそうな勢いの行列であり、目の前でサインもらったりしたらファンであることの意味が不純になりそうなのでやめた。映像で見るよりお美しかったし。