なんとなくベストアルバム10を選んでみた

1)Chega de Saudade/João Gilberto/’59
2)泰安洋行/細野晴臣/’76
3)Encontro Com A Velha Guarda (すばらしきサンバの仲間たち)/V.A./’76
4)Yellow Magic Orchestra/Y.M.O./’78
5)Cupid & Psyche 85/Scritti Politti/’85
6)Pacifica/Sandii/’92
7)Neoclassico/Patricia/’93
8)First Love/宇多田ヒカル/’99
9)逆上がりの国/湯川潮音/’04
10)Salt plus Two/Arto Lindsay/ ’04

 並びは年代順。
 1)ジョアン・ジルベルトは手に入るなら『ジョアン・ジルベルトの伝説』が3枚分入っててお得。
 3)『すばらしきサンバの仲間たち』はまともな値段で買えるうちに買っといた方がいい。
 6)サンディーは『Mercy』『Come Again』『Pcifica』『Dream Catcher』全部いい。代表で『Pcifica』。
 7)のちのパトリシア・マルクス17歳のときの作品。日本人プロデューサーによるタイトルどおりのプロダクション。大変みずみずしい。
 8)あとの作品ほど良くなる宇多田ヒカルだが、1枚選ぶとなると鮮烈だったこれを。
 最新のアルバムが’04年ってことは残り14年あんまり新譜追いかけてないってことでしょうな。

ケアフル・マダム

ケアフル・マダム アート・リンゼイ13年ぶりの新譜が出た! 日本盤だと2700円だが、アマゾンmp3なら1850円、iTSなら1800円。俺はCDで買うた。
 これまでのアート・リンゼイのソロは静謐なトーンだったけど、今度のは前に出てきてる感じ。電子音が攻めてるし、例のギターが聴ける曲も。詳しい解説と試聴は日本盤のリンク先で。

ブラジル1000円

ブラジル名盤・レア盤を¥1,000(+税) にて一挙限定リリース!
 80枚中20枚持ってた。ブラジル音楽好きな人には「20枚しか持ってないのかよ」と言われますな。まあでもこの20枚が1000円で買えてたなら……。
 
 その20枚中、ブラジル音楽に特に興味ない人にも勧められるやつを5枚ピックアップ。1000円なら買っといたほうがいいっすよ。買わないと損だよ。

  • Joao Gilberto: 三月の水
  • Herb Alpert Presents Sergio Mendes & Brasil ’66
  • Marcos Valle – Samba ’68
  • Clube Da Esquina: 街角クラブ 〜クルービ ダ エスキーナ
  • Joyce Moreno – Feminina

 
 個人的にはこの3枚も見逃せない。

  • Caetano Veloso / Gal Costa – Domingo
  • Doris Monteiro – Agora
  • Beth Carvalho – Andanca

 
 いわくつきの2枚。

  • Getz / Gilberto
  • Astrud Gilberto – Gilberto Golden Japanese Album

 1枚目はもっとも有名なアルバム。俺も最初にこれを買った。ただしブラジル音楽好きには評判がよろしくない。ボサノバといえばジャジーでアンニュイみたいなイメージが付いてしまった。いや、そうじゃないんだよと言いたくなる。
 2枚目はアストラッド・ジルベルトが日本語で歌ってる妙なもの。本家による歌謡ボッサみたいな。
 
 今回俺が買ったのは次の5枚。

  • Caetano Veloso – Joia +2
  • Caetano Veloso – Cores Nomes
  • Caetano Veloso – Livro
  • Ivan Lins – Somos Tudos Iguais Nesta Noite: 今宵楽しく
  • Toninho Horta

 名盤ですからハズレはなかったです。『Cores Nomes』は古臭い感じだけど。
 
7月23日に第2弾がリリースされる
 こっちは3枚しか持ってないすね。

  • Caetano Veloso – Estrangeiro

 これはお勧めです。アート・リンゼイとピーター・シェラー、要するにアンビシャス・ラバーズによるプロデュースでよろしいデキです。
 
 買う予定なのは

  • Nara Leao – Lindoneia
  • Caetano Veloso – Circulado
  • Milton Nascimento – Minas
  • Edu Lobo – Cantiga De Longe
  • Gal Costa – India
  • Doris Monteiro

Encyclopedia of Arto

Encyclopedia of Arto てんで新譜の出ないアート・リンゼイだが、ベスト盤が出た。半分は初出のライブ音源で、mp3が1500円なら買ってもいいんじゃないかと。
 試聴すればわかるようにソロになってからはメロディアスで、かつてのノー・ウェイブの影は薄いんだが、ライブになると流石というかキレてますな。これも弾き語りというんだろうか。いい感じ。
 
 ちなみに3年前にマーク・リボーらと共作で『Anarchist Republic of Bzzz』ってのは出てる。mp3はこちら
 さらにちなんどくと8トラにアート・リンゼイ関係の曲をまとめたので聴いてくだされ。こちら

イーノ

LUX [解説付 / アマゾン限定特典ポストカード付 / 国内盤] (BRC356) 80年代にはよく聴いてたのに、その後さっぱり聴かなくなったイーノ。なんとなく目についた新譜(って言っても去年発売)を買ってみたら、ああ、イーノやね。こんなんやね、と思いつつ、塩梅がよかったので、昔聴いてたアンビエント1〜4と『The Pearl』をまとめ買いした。80年代のを改めて聴いてみると、いいんだけど新作に比べるとだいぶ落ちるね。30年も経つとやっぱ深まるよね。境地にも達するよね。そんなわけで、『Lux』いいですわ。

ジョジョリオンとか

ジョジョリオン 1 (ジャンプコミックス) 荒木飛呂彦『ジョジョリオン』1巻
 ジョジョを読むようになったのはあとの方からで、最初からリアルタイムで読んでる人に対して引け目がある。「自分のジャンル」ではなく、横から覗かせてもらってるような。今回そんなこと気にせず引き込まれ、「うわーおもしろい!」と思いながら読んだ。

 ミュージックマガジン立ち読み。年間ベスト。ラテン部門ベスト5のうち3枚がブラジル。マリーザ・モンチ、セウ・ジョルジ、カルカニョット。
 マリーザ・モンチはクロスレビューでも取り上げられていた。デキはいいが新味がない的な評価で、点数もそれなり。ああ、やっぱりそうなのかと思った。確かに新譜聴いてる感が薄いのよ。新味が必要ない種類の音楽もあるが、マリーザ・モンチに安定されても困る。

昨日の続き

 早速アップルストアから交換製品の用意ができたとメールがあった。通常1週間から10日だが、いつになるかは確約できないと言われていたのに、翌日に来てありがたい。のだが、5日以内に取りに来い、無理なら電話しろとメールは続く。さすがアップルは常識を越えてる。

 マリーザ・モンチは買ったが、アドリアーナ・カルカニョット、マリア・ヒタ、セウ・ジョルジの新譜などを我慢している。
 昔ほど音楽をちゃんと聴かなくなったので、どんどん買わずに、持ってるのをしっかり聴けばいいじゃんと。けど、買ってかないと水の流れが滞るような感じがある。あれもこれも聴いてわかることがある。

 ウェブの日記は、買い物日記として始めた。ホームページ作るのが流行ったあと、みんなが特定のコンテンツ作ることから、楽な日記にシフトしだした。有名人でもないのに日記はないだろうと。でもやっぱ楽だし知人の日記は面白いので、じゃあ俺は買ったものについてだけ書こうと。レビューなら意味もあるし、お金払ったものについては言いたいこと言っていいだろうと。
 その後そういう縛りはなくしたのに、お金がなくなると買い物ができず、書くことも減ってしまった。どんだけ消費に依存してるのかと。

 何年か前に帰省したとき、コタツの上に置いたiPodを見て、母親がこれはなんだと訊いた。mp3どうのこうの言ってもわかるわけがないから、この中にCD何百枚ぶんも入ってるんだと説明する。ぽかんとしてるので「CDは知ってるやろ?」と言うと「なあん!」と言って怒った。レコードとテープで止まっていて、たぶんCD自体は見たことがあって知ってはいるが、名前と結びついていないのだろう。
 うちの母は演歌の番組が好きで、録画してテープが劣化するほど繰り返し見ている。DVDレコーダーなら劣化しないと聞いて欲しいという。絶対使えないからやめとけと言った。
 翌年帰省したらDVDレコーダーがあった。「使えてるの?」と訊くと「わーはっはっは」と笑う。「いや、使えてんの?」「わーはっはっは」。やっぱり使えないらしい。さらに翌年、使えるようになったらしい。
 どんどん新譜を買ってかないと滞るとか言ってる俺より、テープ劣化するまで見てる母の方がちゃんとしたリスナーに思えるし、デジタル化の恩恵も受けてる感じがする。母親が好きな歌手は確かに上手いと思うから、耳も確かな感じがする。