OM-Dを買ったあとに悩んでみる

 OM-D E-M1 レンズキットを約12万で買ったあとで、同じ値段で他社のカメラを買うという選択肢にあとから気づいた。例えばフルサイズのEOS 6Dのボディーが約13万と近い値段で買える。6Dはフルサイズで一番コンパクトかつチープなモデル。軽量コンパクトはありがたいし、スナップ用途なら性能的に問題ない。
 レンズは好きな画角である40/2.8が1万6000円なので、まあ無理なく買える。
 ただ、開放2.8となると、フルサイズのうまみが減る。暗いとボケないから。これはパンケーキレンズだからしょうがないのだが、標準域の単焦点ならF2は欲しい。
 40ミリ1本では心もとないので、レンズキットに手を伸ばすと、予算はどーんとプラス10万になる。キットレンズはF4だからさらにボケない。
 フィルム時代は絞り優先AEで撮っていたが、今はプログラムAE。センサーの小さいフォーサーズでは絞りによるボケ効果は望遠か近接撮影以外望めないから。
 フルサイズならボケる。また絞りを考慮しながら撮れる。そこに価値がある。だからレンズは明るくないといけない。
 と、なれば40/2.8もF4ズームも却下となる。常用レンズは35/2だろう。40/2.8よりちょっと明るいだけだが、手ブレ補正が付いてるのは大きい。近接で背景をボカすときなど特に有効だろう。これが6万。ボディーと合わせて20万弱、OM-D E-M1購入価格の1.5倍以上となる。うーむ。
 仮にもE-M1はフラッグシップである。一方6Dはプアマンズ・フルサイズみたいな機種である。
 仮にもE-M1にはF2.8のズームが付いている。一方6Dはボディーのみで、フルサイズのF2.8標準ズームを買おうものなら18万弱もしやがるのである。重さだって810gもある。
 そう、重さ。OM-D E-M1+17(34相当)/1.8は617g。EOS 6D+35/2は1015g。400gの差は大きい
 オリンパスの主張は、デジカメはちゃんと作るとデカくなる。ハンディなカメラを作るなら4/3型のセンサーが最適、というものだった。ですよねーと思った。あとねー。フルサイズはレンズの値段が最適じゃないよねー。
 まあ、人によるのだが。ボカしたければ大きいセンサーのカメラ買うしかないので。俺、ボカしたい状況ほとんどないので。ないにも関わらず、ボカそうと思えばボカせるという贅沢を求め、撮るときの楽しみとして、絞り値を選ぶというステップ踏みたいだけなので。
 
 キヤノン以外にソニーという選択肢もある。ミラーレス・フルサイズ、手ブレ補正付きのα7 IIのボディーが約15万円。ここまではまあ、いいとして。ツァイスの35/1.4素敵レンズが17万して630g。
 あとソニーには35/2搭載のフルサイズコンパクトRX1シリーズもあるのだが、20万+外付けEVF4万と、お値段はコンパクトではなく。外付けEVFの剛性感のなさにPEN E-P5を手放した者としては選択肢から外れる感じで。最新型のポップアップファインダーはなおさら不安。手ブレ補正もない。
 
 APS-Cに関してはフォーサーズとたいして変わらんので選択肢から外れる。
 逆に、フォーサーズ(4/3型)までいっちゃったんならいっそ1型センサーでもいいんじゃないの、という選択肢はある。1型ならぐっとコンパクトになる。ただ、老眼ゆえにEVFが必須となると選択肢は少ない。
 ソニーRX100シリーズは高性能をスマートなデザインに凝縮、ツァイスブランドも効いていて、かつてのコンタックスT2を思わせる高級コンパクト機だ。実際、写りもいいらしい。かなり物欲をそそる。が、EVFがポップアップさせてから接眼部を引き出すという無理矢理な仕様になってるのと、手ブレ補正がないのがネック。
 その点をクリアしているのがキヤノンPowerShot G5 X。なんだけど、えー、このデザインはなー。物欲をそそられないなー。これが好きな人もいるだろうけど。
 
 とまあ、以上をもって、俺的にはやっぱOM-D E-M1でよかったねと。負け惜しみも込めて自分を納得させつつ結論づけていきたい。

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