スラロビとか

Rhythm Killers スライ&ロビー『Rhythm Killer』聴いてた。’87年の作品。スライ&ロビーはレゲエのリズム隊だけど、このCDは基本的にファンク。Pファンクのメンバーが参加して、1曲目はオハイオ・プレイヤーズのカバー。凄く突飛なことはやってないと思うんだけど、他に聞いたことない感じがする。何遍聴いてもいい。ストリングスがえらいかっこいいです。アナログでいうところのA面3曲ノンストップの流れも気持ちいい。
 
 CDのこと書くときに固有名詞並べたりすると、音楽詳しくない人から見たら俺は凄い詳しくて聞き込んでるみたいに見えることもあんのかもなーと思ったりするんだけど、実際に音楽詳しい人は「ああ、このノーマルってとこの人はあんまり知らないんだな」と思ってるはずで。
 こういうのは、どのジャンルでもあると思う。知ってるような顔してたら、実際「知ってる人」として認知される。その人より知らない人が一定いるんだから。わかったようなこと言う人は、内容より先に、その身振りでもって強いと思う。
 だいたい既に知ってる話を聞いたって仕方ないんで、興味持つのは自分の知らないことを話す人になる。自分は知らないんだから、その人がホントに知ってるのか査定できない。だから振る舞いでもって判断することになる。この人は知ってそうに“見える”な、と。知ってるフリがうまい人の方が目に付きやすい。
 で、しばらく話を聞いてるうちに追いついたり追い越したりすることがあって、ああ、この人はわかったようなこと言ってただけなのかとわかったりする。リスペクトしてたのに、みっともなく見えるようになったりする。
 だもんで、わかったようなこと書かないようにびくびくしてるとこはあるんだけど、するときはしちゃうし、した方がいいこともあるんだよなあ。
 
 関係ない話ついでに、アマゾンのレビューが役に立つ場合があって、自分のサイトになんか書くより、こういうとこに書いた方が有意義かもなーと思ったりする。例えば上のジャケ写をクリックすれば、俺よりちゃんとした紹介が読めて、試聴もできて、購入までできて、アフィリエイトだからあなたも私も幸せになれてしかも地球にも優しいんだね。まあ、アマゾンに個人的なこととか読解とかはダメだから、解説とお買い物ガイド的なレビューに限られるけど。あと、面白い話があれば2ちゃんに書けばいいじゃんってのもあって、これも内容限られるけども。サイト持ちは引きこもりか、しみったれかもしれんなーと思うことがある。俺なんか、はてなのキーワード機能をフリーライドしてるしな。

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