アップルの入力デバイス

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■写真奥はG5のキーボード。見た目以外は良くも悪くも普通。
 真ん中は1世代前の。今も別売りしてる。こないだ買ってきた。
 手前は今の。ブルートゥース。
 
 昔のアップル標準キーボードは見た目も操作感も良かったんですよ。でも2万円くらいしたから比べちゃいかんのだろう。今となってはカーソルキーがちゃんと十字に並んでないのがイヤかも。
 今のは音量調節とかファンクションキーでできて便利だし、ずっとcmd+spcでやってたから最初は意味がわかんなかった英数/かなキーも慣れればこっちの方が良くて、2度打ち復帰が助かる。進歩してる部分もありますな。
 
 G5の白キーボードはキータッチが妙にふかふかしてる。2年くらいでいくつかのキーがギシギシ引っ掛かるようになった。G4の黒の方が若干マシだった。
 
 真ん中のアルミはシャレオツな感じ。iMacのディスプレイ部分を切り取った残りで作ってるそうで合理的。
 ただ、デスクトップパソコンなのに、なんでこんな突き指しそうにストロークの浅いキーボード使わんといかんのか。人間工学に基づいたステップ・スカルプチャーはどこいったんだ。
 浅いこと自体は、素早いタイピングに向いてるかもしれない。でもクリック感が皆無だからなあ。そんで爪伸びてるときキートップのざらざらの感触が気色悪い。
 このキーボードだけモディファイアキーの配列が違う。左端にあったキャプスロックが右端に移動して、オプションキーが大きくなった。これはこれでアリだと思う。けど、次のブルートゥースではもとに戻っている。仕事先と自宅とか、違うキーボードと併用すると結構操作ミスする。
 
 今のブルートゥースキーボードに関してはもう最初っから使う気ないです。なんでデスクトップパソコンでこんなせせこましいの使わなきゃならんのだ。iPhone用に回した。
 
 G5のがダメになったあと、G4のを分解掃除して復帰させた。これも限界が来てサードパーティーのを探してみたけど、あんまり種類ないのね。
 Matias Tactile Proは昔のキーボードを再現したそうだが、今となってはメカキーの音は煩わしい気もするし、やっぱ1万8900円は躊躇する。東プレがマック用出してくれたら欲しくなっちゃうが。
 んで、結局真ん中の純正買ってきたと。
 
 仕事先でウィンドウズマシン使って、キーボードの打ちやすさに驚いた。ごく普通のラバードームスイッチで、ごく普通の変な曲面デザインで、ごく普通のごてごて機能キーが付いた、ごく普通の軽くて剛性感がなくてたわむキーボードで、長く使ってれば不満も出るだろうが、ちょっと打った感じではマックのアルミキーボードよりはるかに打ちやすかった。特別お金かけなくても、あいだ取って普通に作ったら、いいのができるんじゃないの?
 
■マウスについては前も書いたことがある。マイティマウスはボールにゴミ詰まるし、マジックマウスは思わぬところでスクロールが起きるし。あたしゃロジクールの普通の5ボタンマウスで快適です。ドライバも落ちなくなったし。
 こんなエントリーがあった。
アップルの歴代マウス – Apple Mouse Gallery(追記) | Blog!NOBON ::
 俺の最初のマックはSE/30なので、角形ADBマウスが最初ですね。とても使いやすかった。後に丸いモデルになる前にスペアをキープしといた覚えがある。
 けど丸いマウスも悪くなかった。ただ、ボタン前面の隙間がときどきコードを噛むのが鬱陶しかった。
 スケルトンの初代iMacで小っこい円形マウス出して以降、アップルのマウスは良くないですな。このあたりでアプリケーションが複雑化し、1ボタンではしんどくなってきたんでサードパーティー製のマウスを使うようになった。
 
 アップルはユーザーインターフェースを大事にしてきて、iPhoneで革新的なマルチタッチとか乗せたわけだから、パソコンのキーボードとマウスもなんとかしてくれんかというか、そっちは面白くなくていいからマジメにやってくれたまえよ。ジョブズが弱ってる隙にまともなの出しちゃおうぜ!

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