その後

■カビ臭い泡盛『白百合』は、600ml飲み終える頃には慣れた。それなりに個性も味わえるようになった。だからっつって特に旨いとも思わんかった。
 
■本日もゴーヤーチップスをつまみに、泡盛『まるだい』を飲みながら書いております。
 
泡盛「通」飲読本■そう言えばナチュラルローソンで沖縄フェアやってて、酒も置いてないクセに『泡盛「通」飲読本』なんての売ってた。複数の著者による、泡盛にまつわるエッセイがメインで、体系的な知識を得るとかカタログとして使うとかを期待すると歯がゆい感じもある。
 戦後、沖縄では洋酒が主流になり、泡盛がピンチだったというのは意外だった。昔も今も沖縄の酒と言えば泡盛、と思ってたんで。’70年代後半に、味もイメージもライトな泡盛を開発して安さで巻き返しを図り、後に濃いものもうけいられるようになったとか。犬にかぶらせろ!: リゾートポップと沖縄観光キャンペーンをこないだ読んだところであり、時期的にかぶるなと思った。片っぽに泡盛の個性を消すアプローチがあって、もしかしたらもう片っぽに地域の個性を見直すアプローチがあって、兼ね合いで成功したのかもしれない。
 日本の伝統、日本らしさは、明治期に言わば新しく作られたわけだが、同様に沖縄の沖縄らしさは結構、本土復帰前後に新しく作られたのかも。もし(は無意味だが)一旦アメリカ統治下に入ったりしなければ、沖縄はもっと個性の薄い、凄く極端に言えば「ただの田舎」になってたのかもと思った。そもそもずっと独立国のままなら、さらに個性的だったのだろうが。
 
■スターフォックス コマンドおもろい。ついつい力が入って指が痛い。細っこいペンじゃダメだ。ちゃんとペン型をしたタッチペンを買うべきかと思いながら、ふと視線を上げればパソコンのモニター下にタブレットのペンが……。やー、快適ですね。
 2ちゃん見たらコマンドは賛否両論みたい。叩いてる人は64版とのギャップが気になって、DSでの楽しみ方が見つけらんないんだと思う。好みもあるからダメだという人がいてもいいけど、少なくとも駄作ってことはない。やるほどにデキのよさがわかるし面白くなる。最初苦労したミサイル迎撃はマックスチャージ1発で落とせるとわかったり、敵ごとのスマートな対処法を見つけたり、より高得点を狙ったり。ゲームらしいゲームで、プレイヤーのやる気に応えてくれる。
 とは言え、だいたいわかったんで高値が付くうちに売ろうかなーと思ったりも。Wi-Fiはなかなか相手が見つからないし、リズム天国もやりたいし。

2 thoughts on “その後

  1. まー、泡盛って元々は貴族の飲み物ということなので。沖縄そばも現在の形態に近くなったのは明治以降のはずかと。

  2. 比較的最近にアイデンティティー考え直したのが
    おもしろいと思ったよ。
    本土は戦後、伝統とか日本らしさとか言わなくなって、
    外来文化入るがままだし。

コメントを残す