■中古で買ったクレメンチーナ・ヂ・ジェズースの2 in 1が凄く良かった。
クレメンチーナは、黒人文化の伝承者とか、ブラジル音楽のミッシングリンクとか言われてるらしいサンバ歌手。
前半はショーロの偉い人、ピシンギーニャ、ジョアン・ダ・バイアーナとの共演。まさにルーツミュージックって感じだが、聴いて古い感じがしない(録音は'68年)。優雅で土臭くてたまらん。今まで聴いたブラジルものの中で1、2を争う勢いで素晴らしくいい。
絶版かと思ったら今も出てるようだけど、CCCDのようでもあり。俺が買った旧盤の在庫がHMVにはあるっぽい。同じシリーズでもう1枚『Rosa de Ouro』ってのが出てて、それが代表作みたい。欲しいなあ。
■秋山奈々DVD『pupil』。今、奇跡が起きている。
先に欠点を言っとく。白飛びが目立つ。写真集のメイキングで終わってはいないものの、写真集と同じコスチュームとシチュエーションで新味に欠ける。トータルのデキは飛び抜けていいわけじゃない。
けど、秋山奈々という特異なキャラと、16歳という年齢と、水着ビデオという媒体とで、なにか特別な事態が発生してしまっている。
とにかくピンクビキニの破壊力が凄い。こぼれそうっていうかこぼれてるんちゃうの?とスローで確認したらさすがにこぼれてはなかったが凄い。キャラ的にも立ち位置的にも凄いサービスなんてしそうにないのに、このギャップ。
そんで、全然きゃぴきゃぴしてない。16歳にして落ち着いてらっしゃる。なのに可愛い。このギャップ。
カメラを両手で挟み込む動作を何度かやるんだけども、これが響く。自分のアタマを掴まれてるみたいでああもう僕は。そのまま胸へ引き寄せてほしい。
■えいご漬けなどという、微妙にゲームっぽいけどゲームとは対極のものをゲーム機でやってると、無性にゲームがやりたくなって、『ICO』買ってきた。
城、でかっ!
連れ去られて地面の黒い穴に沈められていく女の子を、慌てて助ける感覚がなんというか……。こんなん初めてだ。
ソファーでご休憩とか、なんかエロいよな。
視点ぐりぐりで、ちょっと酔った。
詰まったら攻略サイト見てサクサク進めてる。リアルに迷って行ったり来たりしなきゃもったいないが、視点移動がもっと自由でPS2の画質が良ければ悩まなくていいとこで悩んでる可能性がある。今してる苦労が甲斐のあるものか読めない。ゼルダだと抽象化されてるからわかりやすいし、無駄な苦労はさせないように作ってあるから、安心して悩めるんだけどな。こういうのやるとハイデフの必要性を感じるな。
エンディングが楽しみ。
■『ICO』終わった。面白かった。
なんだこりゃすげーバッドエンドじゃん!?と思ったら、そうじゃなくてホッとした。だからつって、すげーハッピーエンドとも思えず、妙な余韻が残った。
普通の世界にいて、でも、ツノが生えてるせいで捨てられる主人公。
普通じゃない黒い世界にいて、でも一人白いヒロイン。
主人公はヒロインの手を引いて、一緒に逃げ出す。
なんとでも解釈できるが、単純に言えば駆け落ち。例えばヒロインはお嬢さんで。親の会社はデカいけど黒いところもあって、ヒロインはそこに馴染まない。主人公は生まれが良くないが、身体能力が優れてる。例えば矢吹ジョー的な天性のボクサー。
引っ掛かるのはラストでツノが折れてしまうこと。文字どおり、角が取れて丸くなってしまう。ジョー的な人はヒロインを救うために戦い、拳を痛めて普通の人になってしまった(だからもとの社会にも受け入れられる)。やることはやってみたけれど、俺は力を失ったし、結局ヒロインは黒社会に生きるしかなく、収まるとこに収まったと。ここで終われば、もの凄いバッドエンドだった。
そういう終わり方ではなくて良かった。当たり前か。
けども、ツノが折れるってのは、やっぱ引っ掛かるんだよなー。おそらくはヒロインの特殊能力も失われてるんだろう。普通のふたりとして、これからやっていくんだろう。いい話ではある。そもそも主人公とヒロインは互いの半身のようでもあった。ふたりが結ばれれば、特殊な力はもういらない。だけども……。
この引っ掛かりは悪いもんじゃない。妙な余韻を残す話として面白かった。
ホントに、この話はどうとでも読める。検索したら、城は子宮でヒロインが卵子で主人公が精子って話がでてきて、なるほどなと思った。そういうのもアリだろう。世界観が説明されてないから想像の余地があるってこともあるけど、仮に世界設定も作者の意図も全部語られてたとしても、個々のプレイヤーはそれと関係なく個々の印象を持つだろう。そういう汎用性と強さがある話だった。
まーでも思うのはDT(童貞)だったり。ヒロインが影に襲われるとこは、うかうかしてると輪姦されちゃうヨってイメージだし。ラストで「もう遅い」って言われるとアレだし。それを超克しての純愛ってのがまたDTだなーと。話的に彼女の根っこは白いままなんだろうけど、それはそれでどっちにしてもDTっぽい。
『ワンダと巨像』買ってこよう。

■スクリッティ・ポリッティの新譜が出てるとレイ・ハラカミのブログに書いてあったんであちこち回ったけど、東京も見事に入荷してませんでした。タワレコもHMVもサイトでは売ってるのに、なぜこんな仕打ち? バージンからラフトレードに戻ったのは関係あるのかな。ダウンサイジング? 結局アマゾンで頼んだ。通販好きじゃないのにな。
■歩くときの手の振り幅が大きい人がいる。女性に多い。あなたが振ってるその手の高さは、私のちんぽの高さなのです。撫でられるにはやぶさかじゃないが、叩かれるのは怖いのです。

■児ポ。'58年初版。折り返しの内容紹介は下世話だが、中身はまともっぽい。著者はカメラマンで、'53年から3年半ブラジルに住んでいる間、4回アマゾンに入ったそうだ。面白そう。

■『黄金のバラ』、クレメンチーナ買った店に売ってた。どっちも800円だったのよ。それでこの内容だから嬉しくて汁が出ちゃう。
伝説的な同名のショーをレコード化したもので、クレメンチーナのデビュー作にあたるそうな。メンツは、アラシイ・コルテス、クレメンチーナ・ヂ・ジェズース、エルトン・メデイロス、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ、ジャイル・ド・カヴァキーニョ、ネルソン・サルジェント、ネスカルジーニョ・ド・サルゲイロ。
■原作:まっつー 作画:椿あす『これが私の御主人様』1巻、ブックオフでちょっと立ち読みしたら意外と(失礼?)面白かったんで購入。可愛い女の子が出てくるだけのマンガだろうと思ってたら、ホントにその通りで内容のなさに驚いた。メイドでオタでドタバタで、楽しませる要素しか入ってない。半端なラブコメより全然いい。こんなマンガなのにパンチラすらなかなか出てこない抑え具合もいい。
■私信
これ→大人には聞こえない着信音。やっぱり聞こえん。

■『ワンダと巨像 』買ってきましたが。写真は巨泉ですが。今のところ楽しさよりストレスが上回ってるっていうか。3体倒したとこで、ようやく操作に慣れたんで、これから楽しくなってくるかも。あと、これは酔いますな。4体目と闘ってるとこで気持ち悪くなってきてやめた。
■シネマアートン下北沢のオキナワ映画クロニクル2006観てきた。
・「海南小記序説・アカマタの歌—西表島・古見—」遊行鬼('73)
・「カメラになった男—写真家 中平卓馬」小原真史('03)
・「ウンタマギルー」高嶺剛('89)
の3本。
1本目、2本目は興味深く観たけどドキュメントなんで、ぱきっとした感想は出てこない。アラーキーと杉作J太郎は体型もしゃべり方も似てるなと思った。
「ウンタマギルー」は本土復帰直前の沖縄が舞台だが、'80年代独特の浮ついた感じがある。製作はパルコ。'80年代が浮ついてたのは周知だけども、どんな具合に浮ついてたかは案外忘れてた。この映画は浮つき加減が半端なせいで、かえってどんな具合かよくわかる。こんなふうに浮ついたあとで、今はお金っていうリアルに着地したんだなーと思った。あんまり面白くはないけど戸川純ファンにはお勧め。音楽は上野耕路。
6月26日にユーロスペースで『パラダイスビュー』やるから観たいけど、この時期は無理っぽいなあ。
なんかこのエントリーだけ見ると、まるでアクティブに映画観てる人みたいだな。全然観てないのに。
YouTube - 湯川潮音 - ツバメの唄
ちっちゃいなあ。
■『ワンダと巨像』終わった。操作に慣れてからは楽しくなったものの、苦行っぽさも消えず。けど、頑張ったかいのあるエンディングだった。
■んで『エレクトロプランクトン』買ってきた。こりゃ楽しい。楽器できなくても遊べる音のオモチャ。しばらくやってるとラリラリしてくる。基本、現代音楽げな音になるが、チップチューンみたいのもある。
けど割高感はあるなあ。ひととおり試すだけなら1時間くらいで終わっちゃうし。買う前からそれが不安要素で。結局、繰り返し楽しめるものだったからよかったんだけど、高いことは高い。半額にしたころで倍売れるわけじゃないから難しいんだろうけど。
って言うか『えいご漬け』に続いて、またゲームじゃないものを買ってしまったな。
■オナホールってありますね。これを女の子に持ってもらう。最近はこのように小粋なデザインのものもあり、ぱっと見には何かわからないから、持ってもらうのは難しくないはず。両手で握ってもらって、腕を自然に下げてもらうと、微妙な位置にオナホールが来る。
で、指でくちゅくちゅやるわけです。オナホールを。この時点で何かと悟られて怒られますが、こちとら女の子には指一本触れてません。
女の子が投げ捨てたオナホールを拾って、匂いを嗅いだりする。いや、ただもうオナホールの匂いがするだけだけど、女の子的にはなんだかとてもイヤなはず。また怒られます。
後生大事にオナホールを抱えて走り去り、しばらくした後、すっきりした顔で再び女の子の前へ。爽やかな笑顔をくれてやります。
アイドルイベントとかでやってみたらどうだろう。
■「マンガとカメラと乳ともろもろ」って書いてるけど、最近全然カメラの話してないな。掌蹠膿疱症で一時は歩くのつらいし、ものに触るのがイヤだったんで、写真撮らなくなったってのがあって。お金なくてカメラ買えないってのもあって。そろそろ復帰しようかと思うんだけど。
ソニーのαはかなりイイ感じですな。ゴミ取り付いたし。旧ミノルタの技術者がすっきり仕事できてるならとてもいいことだ。シグマの17-70/2.8-4.5マクロで手ブレ補正が効けば、もうこれだけでいいっていうか。あと単焦点標準レンズとして28/2が欲しいとこだけど、ソニーレンズにはF2.8しかラインナップされてない。ツァイスでAPS-C専用28/2が出たら凄いけど、まあそれはないよな。
ペンタックスも安さが魅力。パナソニックは面白いけど高いな。オリンパは安くてライブビューが魅力だけど、まだ練れてない感もあり。なんだかんだ言って、買うとしたら結局キヤノンになるのかもしれん。って言うかフィルムスキャナを買おうとしてたりするんだけども。
■全然仕事が進まん。
■吾妻ひでお『定本 ときめきアリス』買った。
『失踪日記』で初めて吾妻ひでお読んだ人が、これとか他の作品読んでどう思うんだろう。面白いのかな。
ウィキペディア詳しいな。
双葉社版のオリジナルが出たのは'85年。当時買った。でもしばらくして売った。吾妻ひでおの単行本は、特に気に入ってた何冊かだけ残して処分した。なんか終わりにしたかったと言うか手を切りたいような感覚があった。
読み過ぎたんで。何冊も読んだとか、繰り返し読んだとかいうことより、「吾妻ひでお的」なものに浸かりすぎてた。
吾妻ひでおの方も、この辺から描かなくなる。
'92年に出た『夜の魚』の大塚英志による解説はこう始まってる。
吾妻ひでおは私たちが置き去りにしてきた作家である。いや、置き去りにされることを望んだのは吾妻ひでおのほうかもしれない。
『漫画ブリッコ』に中森明夫『「おたく」の研究』が載ったのが'83年。当時、これ読んでかなりショック受けた。「おたく」という言葉はこれ以前にはなく、外からの目線でもって、ここで初めて定義された。
自虐ネタとして自分たちを「変態」とか「ビョーキ」とか言って喜んだりしてたけども、外から見てどうキモいのかは知らんかった。俺はこんなに気持ち悪いのかと。「こんなことではいかん」と思い始めた。そのくせ、その後受験で上京したとき巡礼したのが、当の中森明夫の文章に出てくる同人誌販売店フリースペースと、当時はガチでロリの小中学生版ブルセラショップであった高田馬場ぺぺ(店内のノートには金田伊巧のイラスト入りサインがあった)だったりするんだけど、まあ2年くらいかけて徐々に脱オタを計ったと。だからってモテに行くなどという選択肢は思いもつかず、やたらレコード借りるとかそっち方面に行ったんだが。
当時のオタと新人類を対比させて、新人類のほうはオタを相手にしてなかったっていう話があるけど、まるっきりかぶらないわけじゃなかった。新人類はメディアオタで、何にでも興味を持ってた。守備範囲360°のレーダーでどんな情報も見逃さないのが自慢だった。「高橋留美子いいよね」とか言ってた。「管理人さんもいいけど、ラムちゃん最高」くらい言いかねなかった。吾妻ひでおはニューウェイブと呼ばれてたから全然範囲内。
吾妻ひでおはニューウェイブでもあったが、やっぱりオタだった。ずっぽりオタだった。当時のオタの頂点みたいな存在だった。脱オタを計る俺にとっては忘れたい過去であり、単行本は捨てなきゃいけないものだった。
それほど大きな存在だったのに、吾妻ひでおを引き継いだマンガ家となると思い付かない。吾妻ひでお的なもの、って言うか、当時吾妻ひでおに群がってた人たちの感覚は、拡散して見えなくなった感じがする。吾妻ひでおはそんなふうに消えた。この『ときめきアリス』だって、今のオタの感覚と全然違うし。オタであろうがなかろうが、当時の空気を知らずに読んでも、フックがないんじゃないかと思う。
俺的には『スクラップ学園』が吾妻ひでおのベストでありエバーグリーンだと思う。「なんかもう既にここに全部あるな」と思う。「どっち方面の、どのくらいの範囲の全部だよ?」と自分でツッコミを入れたくなるが、読むとそう思ってしまう。これこそを文庫とかじゃなくちゃんと復刊してほしい。
あと、俺にとっては未だに吾妻ひでおが一番エロい。『ときめきアリス』だと第4章の天女をこますシーンが凄くいい。比較的最近の『エイリアン永理』もかなりいい。まず、入れる。次に出す。これが男の目的。最近のエロマンガは入れるところの障壁が低い。入れるくらいは何てことないから、もう凄んごいぐちょぐちょにしましょうってことになってるが、ポイントはぐちょぐちょじゃなくて、入れる瞬間だから。そこをおざなりにするなと言いたい。
そんでフォルム。手塚治虫っぽいシンプルな丸い線に肉感がある。これがもの凄くいい。川上麻衣子のヌードを見たとき、「吾妻ひでおの絵みたいだ」と大層興奮した。なんだか逆さまだが。話ズレるが'00年に出た川上麻衣子の写真集は児ポ法施行後に17歳当時のヘアヌードを載せてて芸術ってのは凄いなと思った。
さらに話をズラすと、ロリコンマンガ出身の、みやすのんき『やるっきゃ騎士』が'81年、内山亜紀『あんどろトリオ』が'82年で、メジャー誌の反応が凄く速い。『あんどろトリオ』は幼女のオムツできゃーきゃー言ってるメチャメチャなエロマンガで、内容的にも電波っぽい。こんなのが週刊少年チャンピオンに載ったのが凄い。エロ方面でこれ以上狂ったマンガはもう少年誌に出ないだろう。一方、ロリコンマンガの影響はまるで感じられないのに明らかに絵柄が新しかった、中西やすひろ『Oh! 透明人間』が'82年に始まってるのも興味深い。
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