これは走馬燈じゃないのか。こんなん描いたら死んじゃうんじゃないか。
エッセイマンガということで、編集者も実名で出てるそうだが、普通こういうのをエッセイマンガとは言わんと思う。実話ベースではあるがとぼけすぎ。後半ではデロリンマンや蒲郡風太郎なんかと会話もしてる。
ジョージ秋山の女を見る視線はモテない男のそれだ。じっくりねっとり盗み見て、勝手に女性を持ち上げて勝手に落胆する。今はモテてるということになってるし、昔もモテないわけじゃなかったようだ。なんでこんなふうなんだろう。
サクサク読んじゃいけない気がして、ちびちび読んでた。
俺にとっては驚異の世界。日本の農村の話なのに、ファンタジー読んでるみたい。凄く豊饒。昔はこれで普通だったんなら、なんでこれを捨ててこんなんなっちゃったんだろうと思う。
「田舎」を持たない都会の人間が、田舎に引っ越して農業始めるってパターンもあるが、俺はやらない。みんなやらない。一部の人しかやらない。っていうか、こんな暮らしじゃイヤだっつって今になった。娯楽が多くて便利で裕福で安定的で衛生的で人が死ににくくなった。
「田舎暮らしもステキだねー」と軽く言えないのは、田舎暮らしを捨てたとこから俺が始まってるから。よその話と割り切れれば楽しめるだろうが、描かれてる田舎の暮らしが捨てがたく魅力的だから。ステキな生活をしてない自分が揺さぶられるから。作者は揺さぶりたくて描いてるだろうから、まんまとハメられたというか、俺は結構いい読者だと思った。
「小森に骨を埋めていいのか」という主人公の悩みは、そこに住んでない俺との接点になる。俺にとっては「小森的なものを捨てたままでいいのか」。
のだが、ラストに関しては何とも言えない。ちょっと面食らった。「うわー、こんなに真っ正面か」と思った。これをあっさり受け入れられるほどいい読者にはやっぱりなれない。
あー。響鬼がダメになっていく〜。
アクションは良くなった気がするが、セリフがくせえよ。もう、もったいつけた話は見たくねえよ。
・仮面ライダー響鬼路線変更の是非を問うスレ5
なんなんだ? オトナの事情?
これまた意欲作。どきどきする。ひりひりする。意地悪なこと言えば、凄い駄作になる可能性もありそう。でも、そのダメさが自分に繋がってる気がする。「1巻」って書いてないけど、これ1冊で終わりじゃないよね? 掲載誌つぶれても描くよね? 始めからこの長さの話だったとしたらあんまりだ。
あ、全5巻くらいですか。良かった。
が大きくなって復活した。よかったよかった。と、思ったんだけどなーんか違和感がある。どうも楽しくないっていうか、どの棚見ても疑問符が浮かぶ。なんか変。確実にがっかりなのはマンガが少ないこと。
もともとあった青ブックは例の騒ぎのとき閉店して、跡地にブックファーストが入った。棚が増えたぶん狭くなって難儀だが、もとの青ブックの路線も引き継ぎ気味な感じで悪くない。
青ブックがつぶれる少し前に芳林堂ができた。自由が丘でいちばんデカい本屋。マンガが多めで良かった。
んで、この芳林堂が青ブックに代わった。ややこしいが、結果的には青ブックが広いとこに引っ越して、空いた旧店舗にブックファーストが入ったようなかたちになった。
俺としては普通の大きい本屋があって、そこにない本が青ブックにある、ってのの方がありがたいような。芳林堂と青ブック旧店舗が両立してたときがいちばんよかったなあ。
2枚組サントラ。1枚目はライナーによると「独立した音楽として楽しめるように」短すぎる曲を伸ばしたり編集したものだそうだ。伸ばしても2分前後の曲が多い。
2枚目が本来のサントラらしい。細野さんの曲以外に、劇中で使われた園まりの『逢いたくて逢いたくて』とか筒井康隆によるナレーションとかも入ってる。半端に雑多な感じ。
あたしゃ細野さんの新譜として買ったんで、1枚目がこういうかたちで分離してるのはありがたい。
アンビエント/エレクトロニカっぽい感じで、細野さんがサントラやったらこんなんだろうなあっていう範囲内だけど、アコースティックな音の入れ方はちょっと新鮮。
ついでに買った、ハリーとマック『Road to Lousiana』。細野さんと久保田麻琴のユニット。'99年発売。
俺は音楽の聴き始めがYMOだったもんで、ロックの素養がなくてバンドサウンドが苦手だったりする。だからこれは好みじゃないかなーとパスしたものの、'00年の『Tin Pan』が良いんで気になってた。
買ってみれば好みじゃないもなにも1曲目からめちゃめちゃかっこいい。なにせロックの素養がないもんで、こういうのなんて言うのか知らんが、スワンプ? 違う? お馴染みの『Choo-Chooガタゴト』と『Pom Pom 蒸気』もやってる。
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